いつの間にやらこの季節に 「青もみじ」 というワードが一般化してきたように思います。
以前から京都の一部寺院で新緑の季節もいいよ、ということで「青もみじ」を売りにしているのは耳にしておりましたが、2019年辺りに 「そうだ京都、行こう。」 (JR東海) にもその名称を使ったキャンペーンが登場し始めました。それから、徐々にその名称を使うところも増えてきまして、今年 (2022年) は、京都では「春の桜」「秋の紅葉」同様にすっかり定着してきた感があり、あっちもこっちも紅葉の名所は、青もみじ一色といった感じになりました。以前は、苔と新緑という緑あふれる庭園や寺院がメインでしたが、「新緑の楓」とするよりこういったイメージし易いワードが付くと強いですね。「もみじ」をひらがなにすることによって、新緑の若さと柔らかさも表現して・・・というのは穿ちすぎですかね。
親和性の高い奈良あたりにも侵食して来ておりますが、字面としては、やはり古都が似合いますね。鎌倉あたりにも来るといよいよ全国展開も見えて来そうです。今更かもしれませんが、「青もみじって、いつから言い始めたのかね? 前は見なかったけど、最近良く見るね」 という同じ観光の方の声を聞きまして一言。
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