カルナック神殿(世界遺産)
最高神のアムン神を祭る大神殿。
アムン神はもとは地元神で
中王国時代から太陽神・ラーと結合して
国家の最高神となったそうだ。
古王国時代は王=神だったのが
中王国⇒新王国時代になると
王の神聖は弱まっていったんだって。
歴代の王により増改築が繰り返されて
エジプトで最大規模の遺跡なのだそうだ!
エジプトに来てから古代エジプト史に興味がわいた。
でももうこれ以上興味の対象が増えるとこまる。
牡羊の頭のスフィンクス
写真だけを見ていると
どれも同じような遺跡に見えるでしょ?
日本の神社仏閣は
外国人にはどのように見えて、
なにを感じられているんだろう。
この大列柱室は
①ラメセス1世が建設をはじめ
(ラメセス2世の爺ちゃん)
②セティ1世が引き継ぎ
(ラメセス2世の父ちゃん)
③ラメセス2世が完成させたもの。
130本もあるんだって!
ラメセス2世さん
どこのレリーフも躍動感があって
「生」を感じる。
ほんとね、なんか不思議。
左の搭が
トトメス1世のオベリスク
右の搭が
ハトシェプスト女王のオベリスク
オベリスクとは
花崗岩の一枚岩で作られた四角柱の記念碑
レリーフは解読できなくても見ているだけでおもしろい。
真ん中のズボンみたいな絵は「土器の台」
ギザギザの線のような絵は「水」
けっこう深彫りだね。
午後の遺跡巡りはとにかく暑い!
でも湿気がなくてカラッとしているから
汗がタレ流れるということがない。
毎度、粉末のポカリが大活躍!
こちらのスカラベの周りを
反時計周りで7周すると
願いが叶うといわれている。
ついこういうことをしたくなる。
各レリーフの説明を
詳しく聞いてみたいものだが
エジプト初心者のわたしには、
まずは「感じる」ことが優先だ。
ざっと全体を見て、
写真を撮って、
そっから説明を聞きたいものだが
当然そんな時間はない。
あっというまに2時間だ。
車を待っている間に
ウェットティッシュで手を拭いていたら
若いエジプシャン2人に
「オレにもちょうだい」
と言われて
1枚ずつ渡すと、
顔やら首やらメガネを
気持ち良さそうに拭いていた。
そしてその使ったティッシュを道にポイしてた。