入間漁業協同組合(埼玉県飯能市阿須343-1)

飯能市から下流、入間市、狭山市と川越市の一部約36キロメートルの入間川と各支流を所管。渓流から清流の釣りまで楽しめます。

成木川のオイカワ、釣れてます!小さな毛バリで爆釣モード!

2024年10月25日 | 成木川


フライフィッシングの対象魚は、何もトラウトだけではありません。身近な淡水域に生息するオイカワ(ヤマベ)もその一つ。渓流釣りシーズンが閉幕すると、フライアングラーなど毛バリ釣りを愛好する人たちはニジマスの管理釣り場などに出向きますが、たかが小魚とあなどるなかれ。清流のオイカワも毛バリ釣りの格好のターゲットです。




当漁協のオイカワ釣り場としては、それこそ上流の名栗地区から川越地区まで入間川のほぼ全域が対象ですが、実は入間川の一大支流である成木川も本流にひけをとらないオイカワの好釣り場(カワムツ含む)なのです。

ただ、成木川といっても源流の東京都青梅市から飯能市落合地区で入間川に合流するまで約17キロメートルの流程がありますので、ここでは足場が良く、河畔に駐車もでき、比較的魚影の濃い場所を限定して紹介することにします。その場所とは、当組合事務所から300~400メートル上流(西側)にある市浄化センター前付近から入間川合流点までの間です。



そこは、水深のあるプールとそこに続く瀬とで構成されるごく一般的な形態の河川。では、どうして魚影が濃いかというと、実は市浄化センターから成木川へと下水処理した温排水が放流されているからなのです。特に秋以降は、それが顕著で、厳寒期でも放流口のすぐ下手ではオイカワがライズを繰り返す光景を見ることができます。



釣れてくるオイカワの平均サイズは10センチほど。大きいものだと13~14センチはあります。プールの流れ込みから下流の瀬までまんべんなくオイカワの魚影は確認できます。太陽の照射があり、無風、虫のハッチがあるといった条件の時は、特にオイカワは高活性のようです。



車は合流点右岸の遊歩道脇のスペースに駐車できます。ただ、広場は河川側を除いて人家に囲まれているため、走行やドアの開け閉め等には配慮をお願いします。さらに、ゴミの持ち帰りは徹底して下さい。

入間川および成木川で「リール釣り・ルアー釣り・フライ釣り」をする場合の1日券は「特乙種日釣券」(対象魚/雑魚・ワカサギ)700円、「竿釣り」(リール釣り・ルアー釣り・フライ釣りを除く)は「乙種日釣券」(対象魚/雑魚(ワカサギ除く))400円です。


遊漁券は上記地図、加治橋右岸袂のライオンズ並木すぐ南側にある飯能市林業センター内入間漁協事務所で購入できます。開所時間は、平日午前9時から午後4時まで(昼休み除く)となります。(K)

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