石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

最新石橋生物事情2025/03/09[w/pics]

2025-03-10 01:05:44 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

起死回生?―見事な回復を魅せた今週末の海。
ピークも過ぎたか……と思いきや、そんなことはなかったです。

そんなこんなで週末の情報纏めておきます。


[海況]

透明度   10〜15m
水温   14〜15℃

透明度、青み、一気に上がりました。
水温も微妙に上がります。
良き海となりました。



[生物情報]

ウミウシを中心に、週末良い感じに纏まりました。

では整理してまいります。


魚系
イロカエルアンコウ(チビ黄×1・yg橙×1/)、アライソコケギンポ(yg)、イワアナコケギンポ()、コケギンポ()、ミナミギンポ()、ガラスハゼ(チビ)、ネコザメ(yg)、アカエイ、ヒラメ、アカオビハナダイなど
◆魚系はどちらかというワイド・ネタで賑わうようです(門外漢ですw)☆


甲殻類
アカホシカクレエビ()、クリアクリーナーシュリンプ、カザリイソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビ、イソバナカクレエビ、クシノハカクレエビ()、アカスジカクレエビ()、オシャレカクレエビ、ナガレモエビ()など
◆ちょっと種数的には落ち着きだしたようです☆


ウミウシ
アカボシウミウシ(石橋初New)、アズキウミウシ(久々New)、クロミドリガイ()、スイートジェリーミドリガイ(チビ増)、アオボシミドリガイ、クロヘリアメフラシ()、サガミアメフラシ()、ミドリアマモウミウシ(New)、ヒロウミウシ()、ハナオトメウミウシ()、カメキオトメウミウシ()、ルージュミノウミウシ()、コガネミノウミウシ()など
◆石橋初や今季初ってヤツが出始めています☆属種、個体数共に楽しみが益々増えていきます☆


今回も頂いた写真が沢山あります。
独断と偏見でその“選りすぐり”達を、ご紹介してまいります。
いつもありがとうございます!!
《全写真提供:YOSHIDA_san》

[アカボシウミウシ:「餌=ウミウシ」で知られるキヌハダ系のウミウシさん。新星―石橋初お目見え]

[スイート'J'ミドリガイ:岩肌に埋まるチビちゃん。大量発生中]

[アオボシミドリガイ:そんな スイートj を従えて、先輩でもあり逞しく成長した“蒼星ニキ”]

[クロミドリガイ:今年はよく見かけるこの子。出逢うとなんか「スキ♡」ッテナル]
[クロミドリガイ:パートⅡ。めっちゃかっこよくないですか??!!角といい色味といい]

[アズキウミウシ:今季初久々。この子も「好き」枠に名を連ねる一角]

[ミドリアマモウミウシ:こちらも今季初。この子も例年「好き」枠常連カースト上位組w]

[クロヘリアメフラシ:ここ連日“オススメ”トップスリー―推しの子]

[クロヘリアメフラシ:パートⅡ。アヤニシキのハンモックに包まれこゆるぐひと時]

[クロヘリアメフラシ:パートⅢ。その“ハンモック”に育まれるチビちゃん“ふたり”。今日イチの出逢い]
[クロヘリアメフラシ:パートⅣ。玉w 煌めきを放つまさに“珠玉”]

[コガネミノウミウシ:まるでネオンの様。いの一番で目に映る灯火]

[カメキオトメウミウシ:『我が居城へ、ようこそ』とでも言わんばかりのナイスなお出迎え]

[トラフケボリ:yg。居城と言えば、こちらも立派な城主。若き虎]

【番外】

[ガラスハゼ:チビちゃん。圧倒的“眼”の存在―綺羅星の如く、、瞬で射抜かれるハート]


今回計15枚の写真が、海の物語―今日の出来事を紡ぐように、ブログを華やかに彩ってくれました。
頂いた写真で書くのもなんですが、楽しんで頂けましたでしょうか。

改めて写真提供、ありがとうござました。
ほんとワクワクさせられます。


なおきxoxo

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石橋最新生物事情2025/03/06[w/pics]

2025-03-07 18:33:46 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

週末前情報をあげておきます。
同時に時化明け情報ともなります。


[海況]

透明度   5〜7m
水温   14〜15℃

穏やかな海況が先週末までは続きましたが、いよいよ“春先”を海に感じる頃となります。
透明度も若干落ちる傾向に。
“春濁り”とはいかないまでも、浮遊物と白濁が目につくようになります。
果たして透明度等ピークは過ぎたのか……。
今後、南岸低気圧の影響がどの程度及ぶのか。ここを境にどう変動していくのか、、といったところなのでしょう。



[生物情報]

やはり時化明けです。大きな動きもあります。海況同様こちらも斜陽とまでは言わないが、この辺りで一旦落ち着き出す頃合いなのかもしれません。

先ずは現状を整理しておきます。


魚系
イロカエルアンコウ(チビ黄×1・yg橙×1/)、アライソコケギンポ()、コケギンポ()、ミナミギンポ()、ガラスハゼ()、ネッタイミノカサゴ、オキゴンベ、ヒラメ、アカオビハナダイ、ネンブツダイ、イサキ、マアジ、ボラなど
◆イロケロの大紅玉さん消息不明☆イバラタツさん消息不明☆ただヒラメさんは阿呆みたいに一杯います☆


甲殻類
アカホシカクレエビ()、カザリイソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビ、イソバナカクレエビ、カゲロウカクレエビ()、アカスジカクレエビ()、クシノハカクレエビ()、オシャレカクレエビ、ナガレモエビ()、コマチコシオリエビ()、アケウス()、モクズショイ(New)、クリアクリーナーシュリンプなど
◆甲殻系は変わらず賑わいます☆しかしながらアレがまだ出ませんww☆


ウミウシ
サクラミノウミウシ()、セスジミノウミウシ、セトミノウミウシ()、ルージュミノウミウシ()、コガネミノウミウシ()、アカエラミノウミウシ(チビ)、ワグシミノウミウシ(New)、ハナオトメウミウシ()、カメキオトメウミウシ()、ヒロウミウシ()、アオボシミドリガイ、スイートジェリーミドリガイ(チビ)、クロミドリガイ()など
◆出入りの激しいウミウシ界隈ではありますが、今一番賑やかで熱いカテゴリーではないでしょうか。そう思えるほどに良き出逢いに恵まれます☆


ウミウサギ
トラフケボリ()、コボレバケボリ()
、ホリキヌヅツミ()、ベニキヌヅツミ、シュスヅツミ、アヤメケボリ、トガリアヤメケボリ
◆相変わらず種より数で賑わいます☆


頃合いで言えば、季節の変わり目。端境期とも言われる時期。物事が一度収まり、息吹を待つ節目。
ただ昨今はそのような季節を醸す風情も薄まるようで……
取り敢えずは楽しめるものを今のうちに、としか言いようもないのですが。


さて、今回も沢山頂いた写真の中から数枚、ご紹介してまいります。
いつもありがとうございます。


[サガミアメフラシ:アヤニシキを舞台にというのが“映える”んですよねぇ]
[クロヘリアメフラシ:こちらはクロヘリさん。この時期ならではの色味で大勝利]
[クロミドリガイ:この子にもちゃんと可愛いお目々がついております]
[サクラミノウミウシ:ロンギヌスではありませんよ。ここ漸く安定して観られるように]

[コガネミノウミウシ:檸檬色が爽やかに映る綺麗な蓑を纏います]
[アオウミウシ:定番のアオウミウシさん。ざ・海牛といったお顔]
[ナガレモエビ:こんな正面ショットを魅せられたら、更に倍の熱量で推しまくりぃ]
[イロカエルアンコウ:これが最後のショットとなるのか?今は消息不明]
[トガリアヤメケボリ:ちゃんと観ると何気に味わい深い美しさ]
(以上9点=写真提供//SAITO_san)


[クロヘリ&サガミ:こうやって並ぶと違いも一目瞭然。素晴らしい]
[サクラミノウミウシ:先程のロンギヌスさんとは別の剣…イヤ,ウミウシさん。若干小ぶり]
[ワグシミノウミウシ:実際小さいので正直戸惑うが、蓑の色合いが見事]
[不明種:ちょっとなんだか分かりません。でもこの出逢いは貴重です]
(以上4点=写真提供//YOSHIDA_san)


[アケウス:アヤニシキを背負っちゃってるので、まぁ賑やかだが、訳がわからない]
(以上1点写真提供//T_san)


まぁ、こんな感じで賑わってはいます。
改めて写真提供、ありがとうござました。



なおきxoxo

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