○田嶋大樹くん
田嶋くんが2年生の時の夏。
準決勝で作新学院と当たる。
その試合を球場で観ることとなった。
作新が決勝に進むのであろうこの試合。
簡単に試合をさせなかったのが、田嶋くんである。
140km台のストレート、キレのあるスライダーを決め、
点数も序盤の1点のみに抑える。
作新も相当苦戦していたが、
田嶋くんの特徴でもある振りかぶりが大きい為か、
ダブルスチールを2回ほど決められてしまう。
それでも、しのぎを削り、追加点を許すことはなかった。
結果として、作新学院が勝利を収めたが、
頭に残ったのは田嶋くんだった。
よくよく調べてみると、
U-15代表で世界選手権に出場。
ボーイズ時代に世界大会の代表に選ばれている。
彼は大きくなるよなと、思った一日であった。
その年の秋の県大会。観る機会が訪れた。
相手は宇都宮南。
田嶋くんの投球を5回まで観させてもらったが、
落ち着いて投げているという印象だった。
間違いなくその当時の県No.1の投手である。
そんな田嶋くんの女房役であった彼。
どんなプレイをするのか。
出来れば、田嶋くんと彼との対決が見たい。
ただし、約60校あるうちの対戦する確率は、
優勝候補筆頭で無い限り厳しい。
実際、その年の秋に対戦が無かった。
でも、そんな日が来ると信じて、彼を約1年間追ってみた。
(つづく)
田嶋くんが2年生の時の夏。
準決勝で作新学院と当たる。
その試合を球場で観ることとなった。
作新が決勝に進むのであろうこの試合。
簡単に試合をさせなかったのが、田嶋くんである。
140km台のストレート、キレのあるスライダーを決め、
点数も序盤の1点のみに抑える。
作新も相当苦戦していたが、
田嶋くんの特徴でもある振りかぶりが大きい為か、
ダブルスチールを2回ほど決められてしまう。
それでも、しのぎを削り、追加点を許すことはなかった。
結果として、作新学院が勝利を収めたが、
頭に残ったのは田嶋くんだった。
よくよく調べてみると、
U-15代表で世界選手権に出場。
ボーイズ時代に世界大会の代表に選ばれている。
彼は大きくなるよなと、思った一日であった。
その年の秋の県大会。観る機会が訪れた。
相手は宇都宮南。
田嶋くんの投球を5回まで観させてもらったが、
落ち着いて投げているという印象だった。
間違いなくその当時の県No.1の投手である。
そんな田嶋くんの女房役であった彼。
どんなプレイをするのか。
出来れば、田嶋くんと彼との対決が見たい。
ただし、約60校あるうちの対戦する確率は、
優勝候補筆頭で無い限り厳しい。
実際、その年の秋に対戦が無かった。
でも、そんな日が来ると信じて、彼を約1年間追ってみた。
(つづく)