学生軟式野球全力応援! のブログ

学生軟式(高校、大学)を中心としたブログ。主に記録等を載せていきたいと思います。不定期更新です。

軟式野球における危機感。

2015-01-29 00:16:05 | 高校軟式野球
○高校軟式野球の人口減

先日、あるフォロワーさんより情報をいただきまして。

そのときに、軟式野球の参加校の話題になりました。

そのときにHPを紹介してもらったのが、

日本高野連。

ここに、軟式、硬式の野球人口と、参加校数が記されてある。

軟式野球は昭和58年から。

硬式野球は昭和57年から統計を取り始めている。




注目すべきところ。

平成2年に2万人近くいた軟式の野球人口。

去年は、1万人強まで減っているのです。

今年は、若干増えるのではないかと見てますが、

それでも、どうなるかは分かりません。



硬式野球は、人口増加の傾向です。

想像するに、ボーイズリーグやリトルリーグのチームが

盛んになり、中学校から硬式ボールを握っていることも

鍵になってるのではないかと見ております。



数字が全てとは思いません。

実際いいプレイをしてくれてるし、

感動も覚えさせてくれてます。



ただ、10年後、20年後に、

軟式野球が存在してるのかな?

と不安がよぎったりします。


軟式をプレイなされてる皆様。

ビッグウエーブの鍵を握る皆様です。

盛り上げるチャンスは今年です。

1人でも多くの軟式野球人口を獲得していただければ、

こんなにありがたいことはありません。



(おわり)



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素人目から見た高校軟式野球の見方-5

2015-01-26 00:00:00 | 高校軟式野球
○おわりに

たった3試合しか観ていない自分ではあります。

正直情報が少なく、このようなブログを書いて

賛同を得られるかどうかと考えると、

かなり厳しいのではないかと思っております。




ただ、今年のチャンスはかつてない大きなものだと感じております。

注目する方が俄然増えるのではないかと見ています。

全国大会の会場であるトーカロ。

ここの入場者数が増えることも予想されます。




それを、地方球場にも波及できたらと思っております。

軟式野球は、観れば観るほど面白くなる。

それは、硬式野球同様に盛り上がる競技であると信じております。



知名度が上がる、上がらない以前に、

興味を持っていただける。まずはここなんだろうと思ってます。

その観にくるファンの方が、1度でなく、何度も球場に足を運んでくれる姿。

それが見たくて、このブログを書いております。



地元でのおススメ。

作新学院が出る試合。

関東大会。

神奈川県大会。

この神奈川県大会は、どこが優勝してもおかしくない。

僕自身が推す県です。

関東地方の中では、どこよりも熱い軟式野球が観られると思っております。



そして、全国大会会場であるトーカロ、高砂球場。

ここだろうと思います。

遠くて観に行くことが出来ない方には、

地区大会へ足を運んでいただければ、幸いです。

昨年秋の地区大会進出高、過去に全国大会に進んだ高校あたりも、

いい試合を見せてくれるのではないかと思います。


なにはともあれ、

軟式野球が盛り上がることを祈っている一人として。



(おわり)
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素人目から見た高校軟式野球の見方-4

2015-01-24 00:00:00 | 高校軟式野球
○投手力


地元作新学院。

ここに記録ホルダーがいます。

エースである福田くん。



完全試合1

ノーヒットノーラン1

完全試合は、昨年夏の北関東大会決勝で記録が作られ、

秋の関東大会準々決勝で日大三高で記録が出ました。




軟式野球は、投手力が大きな鍵を握る競技だと見ています。

中京高校の松井大河くん。

崇徳高校の石岡樹輝弥くん。

延長50回を戦い抜いた投手です。



いい投手を擁すること。

これが、上に行く鍵とも見ています。

もちろん、エース一人だけでは野球は成立しません。

守備力も大切な力になります。



軟式野球で、打撃で勝ち取ったチームは、

1チームあるそうです。

能代高校が、それで、打撃で全国大会を勝ち上がったチームだと聞いています。

ただし、何回もある大会の中での1チームです。

ほとんどの高校は、守備力重視に徹しています。



ホームが遠く、守備力、投手力重視になる軟式野球。

自然と得点差が1~2点程度になってしまいます。



数少ないチャンスをモノにすること。

これが、勝ち上がるために必須になることだと思っています。

(つづく)
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素人目から見た高校軟式野球の見方-3

2015-01-22 00:00:00 | 高校軟式野球
○叩くことで軟式ボールが活きる

では、硬式には無い軟式野球の特徴とは何か。

飛ばないボールは、実は跳ねます。

それは、何度も言いますが、ゴム製だからです。

これを活かしたプレイ方法が、軟式では行われています。



・(2アウト以外で)ランナー3塁の場面。

ここで、得点が出来るかどうかの大きな場面があります。

だからといって、スクイズという作戦は僕が見た3試合の中では

観られなかった作戦です。

では、どうするのか。

ここで、内野ゴロを打ちます。

それも、ボールを叩くようにして打ちます。

そのボールは、硬式ボールより高く跳ね上がります。

その時間差が、ホームに突入できるかどうかの差になります。

これは、硬式野球では絶対観られません。




そして、運よく内野手が捕球をして、投げる段階に入る時には、

ランナーはホーム目の前にいることになります。

そうすると、滑り込みでセーフや、

野手の焦りで暴投する場面が生まれます。

そのプレイを僕自身が観た3試合の中から結構見られています。




チャンスはここです。

点数が動く絶好の機会がここになります。

ここでの1点の重みは、硬式野球の何倍にもなります。

後は守備力、投手力に任せることになります。



(つづく)
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素人目から見た高校軟式野球の見方-2

2015-01-20 00:00:00 | 高校軟式野球
○硬式野球と軟式野球の違い

1)同じ野球でも全然違う。
これが、最初高校軟式野球を観た時の印象でした。

競技が違うのは軟式、硬式だけではない。

僕自身のバイブルである、「延長50回の絆」という本にも似た表現が書かれてますが、

本当に、バレーボールとバスケットボールぐらい違う競技が軟式と硬式なんだと思っております。



原因は何か。



それは、軟式特有のボールにあります。

軟式野球のボールはゴム製で中が空洞になっている。

・故に飛びづらい

このキーワードが全てを握ると言っても過言ではありません。


2)流れ
この章を書き出す前に、一言。

多分、硬式野球ファン層がこの違いに、

「軟式ってつまらない」の一言が出そうで怖いのです。

それを踏まえた上で書かせてもらいます。


僕自身硬式野球をずっと見てきた者としての経験から。

硬式野球はある程度の流れが読めます。

守備でのビッグプレイが出た後、ピンチを切り抜けた後の攻撃。

ピンチやチャンスの流れが、プレイごとに読み取ることが可能です。

チャンスの攻撃でのダブルプレイの後は、まず流れが変わるなと読むことが出来ます。

一つのエラーから、長打が出たり、ランナーが埋まって走者一掃のタイムリー。

硬式野球では極々当たり前だと思います。



軟式野球はそれがほとんどありません。

流れが起きるのは、バッターが打って、そのボールがフェアグラウンドに落ちた瞬間です。

でも、塁に出たところで、次の打者がフライだったり、ゴロだったりします。

延長50回を戦った選手たちも、実は、ランナーが3塁まで行ったのにもかかわらず、

得点が出来ない状況が続いたのです。



硬式野球の2点差、3点差は、9回裏まで分かりません。

軟式野球の9回2点差は致命的になります。

それも、飛ばないボールだからです。



ホームの遠さ。軟式は硬式に比べて何倍も遠いのです。



プレイは9回、ルールも一緒の硬式、軟式野球。

ボール一つでこんなにも変わってしまうのです。




(つづく)

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