太陽が頂点に達し、徐々に西へ傾きはじめる。
もう満足。
今年の最後のヤマメは素晴らしい想い出に残るヤマメだった。
竿を畳み、車まで戻るのに道を歩いて帰ろうかと思ったが、
最後の渓流を惜しみつつ、川通しで景色でも眺めながら戻る事にしよう。
美しい流れを見ながら、ゆっくりと歩いて行く・・・・
大分進んで、とある支流の流れ込みへ差し掛かると・・・
「バシャッ! バシャッ!」と支流の川から大きな音がする。
少し近付いてみると、
デカイヤマメがヤマメを追い回して、攻撃している。
はて(?ム?)何してるの?
ヤマメ達の初めて見る行動に理由が分からなかったが、
少し観察していると、理由が分かった!!
産卵行動をしていたのだ。
初めて見る、思い掛けない出会いとヤマメ達の行動に物凄く胸が高鳴った。

メインの雌と雄が、浅い小砂利の流れの中で寄り添いながら、
雌は時たま、魚体を横にして尾びれを動かして、砂利の川底を掘り返している。
寄り添っている雄は、横取りしようと近付いてくる別の雄を必死で追い払おうと攻撃する。
その攻撃が、結構凄い。
近付いてくる雄に物凄い勢いで突進して行き、その度に「バシャッ! バシャッ!」と音を立てながら、追い掛け回している。
追い掛けられる雄も一時退却するのだが、少しするとまた近付いて来る。
それも、一匹だけで無く、最大で4尾程の雄が現れては追われて退却して行く。
その中でも、僕がパンダ(身体の下半分が真っ黒)と呼んでいた雄は、
それ程大きく無いのに追い掛けられても、追い掛けられても食らい付いてくる凄い根性の奴だった。

しかし、一番ドキドキしたのは、メインの雄と雌の大きさだろう。
雌は、およそ尺ちょっと位の大きさ、
雄は、さらに大きく35センチ程はあるのである。
最終的に距離2メートル弱の所で延々1時間以上観察していたので間違い無いだろう。
あれくらい大きなヤマメのカップルが産卵すれば、
きっとその子孫達も、大きくなるだろう。
ヤマメ達の最後の営みは、素晴らしいものだった。
最後の釣行に相応しい出会いだった。
そして、今度はあのようなヤマメが自分のフライに喰らいつく姿を夢見てしまう。
来年も再来年も、あの流れへ足を運ぼう。
すばらしい出会いを求めて・・・・・
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雌は時たま、魚体を横にして尾びれを動かして、砂利の川底を掘り返している。
寄り添っている雄は、横取りしようと近付いてくる別の雄を必死で追い払おうと攻撃する。
その攻撃が、結構凄い。
近付いてくる雄に物凄い勢いで突進して行き、その度に「バシャッ! バシャッ!」と音を立てながら、追い掛け回している。
追い掛けられる雄も一時退却するのだが、少しするとまた近付いて来る。
それも、一匹だけで無く、最大で4尾程の雄が現れては追われて退却して行く。
その中でも、僕がパンダ(身体の下半分が真っ黒)と呼んでいた雄は、
それ程大きく無いのに追い掛けられても、追い掛けられても食らい付いてくる凄い根性の奴だった。

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雄は、さらに大きく35センチ程はあるのである。
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あれくらい大きなヤマメのカップルが産卵すれば、
きっとその子孫達も、大きくなるだろう。
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