トレンチコートの修理が増える季節となりました。
まったく革が剥かれた状態で届きました。
形状から察するに、アクアスキュータムだと思われます。
バックルの芯棒が黒で塗装してありますので、元は黒だったのがわかります。
この塗装は、革巻きのバックルを白革やヌメ革の薄い色であらかじめ作り、
あとから色ごとに塗装しているため、革のない部分に塗装が付着しているのです。
修理するためにピンは取り外しました。
修理後にピンを再度取り付けます。
ピンのメッキがあまりにも傷んでいたり、錆びていれば新しいものを取り付けますが、
特にご希望のない限り、ブランドものが多いですから、できるだけオリジナルを残すという観点から使えるものは再利用しています。
こちらはバーバリーの形ですね。
革がボロボロです。
可能な限り色合いの合う革で作り直します。
修理完了です。
こちらはベルトごと送られてきました。
一度ベルトから縫製を解いて修理、その後再取り付けになります。
ご自身で裁縫ができる場合には、バックルだけはずしてお送りください。
その際は、バックルの修理料金のみとなります。
ベルトへの取り付けは別途追加料金が掛かりますので、どちらでお好きな方法でお願いしています。
修理完了です。
これもバーバリーですね。
こちらはグレンフェルというブランドのトレンチコートのバックルで、ウエストバックルのみの修理になります。
グレンフェルはセレクトショップの大手、BEAMSでも取り扱っているようですね。
色合いのある革を選定して修理します。
修理後に取り付けて完了です。
こちらのトレンチコートのように、ベルトがコートからはずれないタイプは、コートごとお送りください。
ただし、その分荷物が大きくなりますので、80サイズ等の送料になります。
これはバーバリーですね。
芯棒折れです。
バーバリーのバックルはダイキャストの芯材を使っていることが多いので、このように経年で脆くなる個体が発生します。
あくまでも個体差、ロット差で、まったく脆くならない個体も存在しますし、年数がたたないとわからないものなので、運が悪いとしか言いようがないですが、はずれの個体ですね。
製法を変えればこのようなことはないのですがね。
バックルの芯材は使えないので、まずは革を選定してから代替のものを用意します。
袖のバックルはそのままお使いになるので、できる限り色合いを近いものにする必要があります。
代替の芯材を使ってバックルを作り直しました。
これもバーバリーだと思われます。
革がボロボロで粉を吹くような状態になっていて、ベルトの生地も汚してしまいます。
これでは使えないですね。
こちらもバックルはずし、修理、取り付けのフルコースになります。
バーバリーのコートです。
クリーニング店でぼろぼろにされたようで、代わりのものをつけられたようですが、プラスティックでできた革風の模造品です。
10000円以下で売っているようなコートでよく見かけますが、バーバリーにこれをつけるのはさすがに無いですね。
お客様も困って弊社にご連絡くださいました。
このコートはベルトがコートから外れないタイプなので仕方ないですが、できればベルトは外してクリーニング店へ出すことをお勧めします。
ベルト部分は、バックル部分が水に漬からないように吊るして、洗剤の中でベルトだけ漬け起き洗いしてくれるクリーニング店もあるようですが、そうでないところも多いです。
修理受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのような状態なのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらに価格を記載しています。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。
持込は完全予約制です。
多忙のため、ご予約の無い方、ご予約時間に遅れる方はお帰りいただきます。
持込のご予約には事前の画像送付が必須です。
持込は平日朝7時から17時までとなります。
LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku
まったく革が剥かれた状態で届きました。
形状から察するに、アクアスキュータムだと思われます。
バックルの芯棒が黒で塗装してありますので、元は黒だったのがわかります。
この塗装は、革巻きのバックルを白革やヌメ革の薄い色であらかじめ作り、
あとから色ごとに塗装しているため、革のない部分に塗装が付着しているのです。
修理するためにピンは取り外しました。
修理後にピンを再度取り付けます。
ピンのメッキがあまりにも傷んでいたり、錆びていれば新しいものを取り付けますが、
特にご希望のない限り、ブランドものが多いですから、できるだけオリジナルを残すという観点から使えるものは再利用しています。
こちらはバーバリーの形ですね。
革がボロボロです。
可能な限り色合いの合う革で作り直します。
修理完了です。
こちらはベルトごと送られてきました。
一度ベルトから縫製を解いて修理、その後再取り付けになります。
ご自身で裁縫ができる場合には、バックルだけはずしてお送りください。
その際は、バックルの修理料金のみとなります。
ベルトへの取り付けは別途追加料金が掛かりますので、どちらでお好きな方法でお願いしています。
修理完了です。
これもバーバリーですね。
こちらはグレンフェルというブランドのトレンチコートのバックルで、ウエストバックルのみの修理になります。
グレンフェルはセレクトショップの大手、BEAMSでも取り扱っているようですね。
色合いのある革を選定して修理します。
修理後に取り付けて完了です。
こちらのトレンチコートのように、ベルトがコートからはずれないタイプは、コートごとお送りください。
ただし、その分荷物が大きくなりますので、80サイズ等の送料になります。
これはバーバリーですね。
芯棒折れです。
バーバリーのバックルはダイキャストの芯材を使っていることが多いので、このように経年で脆くなる個体が発生します。
あくまでも個体差、ロット差で、まったく脆くならない個体も存在しますし、年数がたたないとわからないものなので、運が悪いとしか言いようがないですが、はずれの個体ですね。
製法を変えればこのようなことはないのですがね。
バックルの芯材は使えないので、まずは革を選定してから代替のものを用意します。
袖のバックルはそのままお使いになるので、できる限り色合いを近いものにする必要があります。
代替の芯材を使ってバックルを作り直しました。
これもバーバリーだと思われます。
革がボロボロで粉を吹くような状態になっていて、ベルトの生地も汚してしまいます。
これでは使えないですね。
こちらもバックルはずし、修理、取り付けのフルコースになります。
バーバリーのコートです。
クリーニング店でぼろぼろにされたようで、代わりのものをつけられたようですが、プラスティックでできた革風の模造品です。
10000円以下で売っているようなコートでよく見かけますが、バーバリーにこれをつけるのはさすがに無いですね。
お客様も困って弊社にご連絡くださいました。
このコートはベルトがコートから外れないタイプなので仕方ないですが、できればベルトは外してクリーニング店へ出すことをお勧めします。
ベルト部分は、バックル部分が水に漬からないように吊るして、洗剤の中でベルトだけ漬け起き洗いしてくれるクリーニング店もあるようですが、そうでないところも多いです。
修理受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのような状態なのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらに価格を記載しています。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。
持込は完全予約制です。
多忙のため、ご予約の無い方、ご予約時間に遅れる方はお帰りいただきます。
持込のご予約には事前の画像送付が必須です。
持込は平日朝7時から17時までとなります。
LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。
伊東金属製作所
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東京都足立区足立2-34-2
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