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評価:★★★☆【3.5点】
主要なアイテムに釣られまくって観に行ったものの
地雷を踏みそうな予感は見事に外れ、そこそこよかった(そっちかい)
単なる猟奇映画とちがい、どこか芸術作品の匂いがしたんだが。
今回のアイテムというのがマネキンなんですね~。
マネキンといえば、真っ先に思い出すのが
ロマンティック・コメディのなかで5本の指に入る傑作
『マネキン』(1987)をイメージしてしまいます。
今や痛キャラの熟女セレブの代名詞といっても過言でないあのひと
キム・キャトラルが可愛いヒロインだったのですよ^^;
◇
ロサンジェルスで両親からマネキン店を継ぎ、
マネキンの修復師として暮らすフランク。
幼い頃のトラウマから生身の女性を愛せなくなった彼は、
夜の街を彷徨い、若い女性ばかりを狙って
残忍な殺人を重ねていた。
彼は死んだ女性たちの頭皮を剥いで持ち帰り、
自分のマネキンたちにかぶせては悦楽に浸るのだった。
そんなある日、アンナと名乗る女性カメラマンが
フランクのマネキンに興味を抱き、
作品のモチーフにしたいと申し出る。
個展に向けて準備に余念がないアンナに協力する中で、
生まれて初めて生身の女性に好意を抱き始めるフランクだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます。要注意】
主演はこの映画の役にハマり過ぎだろ~!というくらい
見事にピッタリだったイライジャ・ウッドくん。
こういうヲタク系のシリアル・キラーやらせたら
右に出る者がいないんじゃないかと思えるくらい適役でした。
実はこの映画ってリメイクなんですね。
オリジナルは同名で1980年製作ということらしいですが
ワタシまったく知りませんでした。
いちどオリジナルも観たいものです。
っていうかオリジナルの元になった劇中映画『カリガリ博士』(1919)
こっちの方が興味あるんですけど^^;
【今週のツッコミ】
・そもそも、上のこんな古い映画を上映してるシアターって凄い。
しかも、それをカップルで観に行くのだから恐れ入る^^
・マネキンしか愛せない男はエド・ゲインだった。
結局はこういう猟奇殺人犯はみんなエド・ゲインに似るのね。
・異常な愛し方しかできなくなった原因の多くは
母親との関係が見受けられるが、今回もまさにそれ。
幼少期にアレはきつい!
・この映画の視点はすべて主人公目線というのが斬新。
メイキング見たけどイライジャくんの胸にカメラセットして
窮屈な撮影だったでしょう^^;
こういうのは主観撮影(POV手法)というらしい。
・人間の髪だけは歳を取らないらしいが
熟女のリタでもいいってことか。
ママ~!って背中をナイフで切るところは
妙に生々しく、アレはCGなのか特殊メイクなのか気になるところ。
・髪は頭頂部だけって。。。
鋭利なナイフ持ってるんだから、もうちょっとなんとか
髪の毛全体を持ち帰るとか。。。
あれじゃ切られた方も河童か落武者のようで納得できないぞ(こら)
・お気に入りのマネキンにそれを装着させるなら尚更。
どうみてもモヒカンっぽくて吹き出しそうになった。
あ、でも、マネキンの顔に流れ落ちる真っ赤な血がアートのよう。
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・マネキン本体の修復師は美的感覚が変だった。
几帳面なようで意外に大雑把なのね。
・フランス女性カメラマンが思いのほか可愛い!
彼女がイライジャくんを変えるものだとずっと思っていたが。
ちなみに『デンジャラス・ラン』に出てたらしいが思い出せない^^;
・警察未発表項目を瞬時に見分ける頭の良さに
彼女はきっとIQ高いんでしょうね。
・マネキン修復用裏の工房は韓国猟奇映画のような雰囲気でグッド!
・終盤で彼女の着るジャケットの下部分は四角に切り取られてた?
それとも、あんなデザインなんだろうか。
劇中、このシーンではそこが気になって会話が耳に入らなかった。
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・イライジャくんはリアルでもホラー好きらしく、ホラー専門の
映画製作会社を立ち上げたんですね。
やっぱり、この役は彼に適役だったんだね(笑)
--------------------------------------------------------
監督:フランク・カルフン
脚本:アレクサンドル・アジャ/グレゴリー・ルヴァスール/C・A・ローゼンバーグ
撮影:マキシム・アレクサンドル
音楽:ロブ
出演:イライジャ・ウッド/ノラ・アルネゼデール/ジュヌヴィエーヴ・アレクサンドラ
リアーヌ・バラバン/アメリカ・オリーヴォ/サミ・ロティビ
『マニアック』
主要なアイテムに釣られまくって観に行ったものの
地雷を踏みそうな予感は見事に外れ、そこそこよかった(そっちかい)
単なる猟奇映画とちがい、どこか芸術作品の匂いがしたんだが。
今回のアイテムというのがマネキンなんですね~。
マネキンといえば、真っ先に思い出すのが
ロマンティック・コメディのなかで5本の指に入る傑作
『マネキン』(1987)をイメージしてしまいます。
今や痛キャラの熟女セレブの代名詞といっても過言でないあのひと
キム・キャトラルが可愛いヒロインだったのですよ^^;
◇
ロサンジェルスで両親からマネキン店を継ぎ、
マネキンの修復師として暮らすフランク。
幼い頃のトラウマから生身の女性を愛せなくなった彼は、
夜の街を彷徨い、若い女性ばかりを狙って
残忍な殺人を重ねていた。
彼は死んだ女性たちの頭皮を剥いで持ち帰り、
自分のマネキンたちにかぶせては悦楽に浸るのだった。
そんなある日、アンナと名乗る女性カメラマンが
フランクのマネキンに興味を抱き、
作品のモチーフにしたいと申し出る。
個展に向けて準備に余念がないアンナに協力する中で、
生まれて初めて生身の女性に好意を抱き始めるフランクだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます。要注意】
主演はこの映画の役にハマり過ぎだろ~!というくらい
見事にピッタリだったイライジャ・ウッドくん。
こういうヲタク系のシリアル・キラーやらせたら
右に出る者がいないんじゃないかと思えるくらい適役でした。
実はこの映画ってリメイクなんですね。
オリジナルは同名で1980年製作ということらしいですが
ワタシまったく知りませんでした。
いちどオリジナルも観たいものです。
っていうかオリジナルの元になった劇中映画『カリガリ博士』(1919)
こっちの方が興味あるんですけど^^;
【今週のツッコミ】
・そもそも、上のこんな古い映画を上映してるシアターって凄い。
しかも、それをカップルで観に行くのだから恐れ入る^^
・マネキンしか愛せない男はエド・ゲインだった。
結局はこういう猟奇殺人犯はみんなエド・ゲインに似るのね。
・異常な愛し方しかできなくなった原因の多くは
母親との関係が見受けられるが、今回もまさにそれ。
幼少期にアレはきつい!
・この映画の視点はすべて主人公目線というのが斬新。
メイキング見たけどイライジャくんの胸にカメラセットして
窮屈な撮影だったでしょう^^;
こういうのは主観撮影(POV手法)というらしい。
・人間の髪だけは歳を取らないらしいが
熟女のリタでもいいってことか。
ママ~!って背中をナイフで切るところは
妙に生々しく、アレはCGなのか特殊メイクなのか気になるところ。
・髪は頭頂部だけって。。。
鋭利なナイフ持ってるんだから、もうちょっとなんとか
髪の毛全体を持ち帰るとか。。。
あれじゃ切られた方も河童か落武者のようで納得できないぞ(こら)
・お気に入りのマネキンにそれを装着させるなら尚更。
どうみてもモヒカンっぽくて吹き出しそうになった。
あ、でも、マネキンの顔に流れ落ちる真っ赤な血がアートのよう。
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・マネキン本体の修復師は美的感覚が変だった。
几帳面なようで意外に大雑把なのね。
・フランス女性カメラマンが思いのほか可愛い!
彼女がイライジャくんを変えるものだとずっと思っていたが。
ちなみに『デンジャラス・ラン』に出てたらしいが思い出せない^^;
・警察未発表項目を瞬時に見分ける頭の良さに
彼女はきっとIQ高いんでしょうね。
・マネキン修復用裏の工房は韓国猟奇映画のような雰囲気でグッド!
・終盤で彼女の着るジャケットの下部分は四角に切り取られてた?
それとも、あんなデザインなんだろうか。
劇中、このシーンではそこが気になって会話が耳に入らなかった。
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・イライジャくんはリアルでもホラー好きらしく、ホラー専門の
映画製作会社を立ち上げたんですね。
やっぱり、この役は彼に適役だったんだね(笑)
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監督:フランク・カルフン
脚本:アレクサンドル・アジャ/グレゴリー・ルヴァスール/C・A・ローゼンバーグ
撮影:マキシム・アレクサンドル
音楽:ロブ
出演:イライジャ・ウッド/ノラ・アルネゼデール/ジュヌヴィエーヴ・アレクサンドラ
リアーヌ・バラバン/アメリカ・オリーヴォ/サミ・ロティビ
『マニアック』
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