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サンシャイン2057

2007年04月15日 19時11分39秒 | 映画 さ行
評価:★★★★

流石はダニー・ボイル!
この閉鎖感は彼独特のものだ

映画はいきなり宇宙船内から始まっている。
そして、もうすぐ目的の太陽への核爆弾の投下一歩手前のところまで来ているようだ。


登場人物はイカロス船内の8名のみ

なんだか昔見た「エイリアン」の時のような静かに進行していく感じが何とも良いじゃないですか(笑)

一転、船外の映像に切り替わると目の前の太陽の熱の描写が凄まじく、視覚効果と音響効果による地獄のような体験をさせてくれる。

これは映画館の大画面で是非とも体験してもらいたいですね。


ストーリーは死にかけてる太陽を再生させるため、プロジェクトチームのクルーたちが地球の核をすべて持ち込み太陽に投与(?)させるという単純明快なもので、途中で7年前に消息を絶っていたイカロス1号を発見し、寄り道をするというものです。

船内と船外の“静と動”の編集のバランスが非常に良かったと思います。

ただ、後半に意味不明な映像が現れますが、ダニー・ボイルのこと、この辺りは「2001年宇宙の旅」を意識していたと感じました。

「アルマゲドン」のように冒頭の地球の説明が一切ないので、破壊アクションを期待していくと思いっきり裏切られます。

他の映画サイトでは評価が良くなかったのでスルーしようかと思いましたが、観に行って正解でしたね(笑)


因みに、この映画の映像だけを観ていると宇宙科学の勉強でもしているような感覚になります。NHKスペシャルでこれだけの映像を見せてくれたら受信料なんか進んで払いますよ・・・(爆)

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監督:ダニー・ボイル
脚本:アレックス・ガーランド
撮影:アルウィン・カックラー

出演:キリアン・マーフィ/ローズ・バーン/クリフ・カーティス/真田広之/クリス・エヴァンス/ベネディクト・ウォン/トロイ・ギャリティ/ミシェル・ヨー


『サンシャイン2057』オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/sunshine2057/





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