評価:★★★★【4点】
ビジネスに落武者ハゲが絡むと詐欺師じゃないかと勘ぐるワタシ。
◇
1980年代、アメリカ。
父から採掘会社ワショ―社を受け継いだケニー・ウェルスだったが、
業績も株価も低迷し、銀行や投資家にも相手にされず倒産寸前に。
そんな時、たまたま見た夢に突き動かされ、
インドネシアへと向かったケニー。
地質学者のマイケル・アコスタをパートナーに迎えると、
2人で山奥へと分け入り金脈探しを開始する。
やがてケニーの執念が実り、ついに巨大な金脈を掘り当てることに。
そのニュースは瞬く間にウォール街を駆け巡り、
ワショ―社は奇跡的なV字回復を遂げ、
一夜にして巨万の富と名声を手に入れたケニーだったが…。
<allcinema>
◇
人が避けたくなるようなリスクの高いバクチを
ホンの僅かな情報を頼りに邁進していく姿は、ある意味尊敬する。
しかし、ケニーような男は決してビジネス上手とは言えない。
なぜなら、成功した途端、周囲から群がるハイエナたちに
己の感だけで是非の判断をし、セキュリティ面で
データ分析がまったく行われていないからだ。
こういった成功者に対し過去にどれだけ乗っ取りが行われ
瞬く間に文無し人生に転落する人間がいたことか。
そういう部分を考えると弱肉強食のビジネスは本当に怖いわ。
ワタシの様な臆病者にとってはハイリスク・ハイリターンという
言葉は"チキン人生辞典"には載せたくないし
そもそも一攫千金を狙おうとする勇気もないのです(え)
2度目のバクチは完全にマイケルの騙しの手口にハメられた!
と、思ったらラストのワンシーンですべてがひっくり返る。
これほどまでに爽快な気分に浸れたのは久しぶりな気がするな~。
【今週のツッコミ】
・7年後のケニーのハゲ頭は自分の毛髪を抜いたのか
ヅラなのか気になるところ。マシューだけに抜いたんでしょうか。
・ちなみに『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイルと
よく似た風貌だし、激ヤセ主人公の『ダラス・バイヤーズクラブ』は
クリスチャンの『マシニスト』に迫る細さで、もしやこの二人って
どこかで体重増減をめぐり情報交換をしてるのか?(笑)
・ワタシが女ならケニーの様な夫は見た目でアウト!
・政府のヘリに拉致され奥深い森の上空からマイケルを落とす。
その辺りのいきさつがイマイチ分かりにくいが
結局は死体といわれるモノは顔の判別ができなかっただけに
別人にすり替えたということか。
・ケニーの妻を演じたブライス・ダラス・ハワードの肉感的ボディは
ほっそりした顔とのアンバランス加減がセクシーだったりする^^;
・万一に備え株の一部を売って現金化しろ!
確かに保険を掛ける意味で有効だが、最後のフォローまでしておかないと
結局こういうことになるんですね。
・8200万ドルといえば今のレートでも約83億円ですか~!
派手な生活しなければ孫の代まで十分楽して暮らせますな~。
--------------------------------------------------------
監督:スティーヴン・ギャガン
脚本:パトリック・マセット/ジョン・ジンマン
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:マシュー・マコノヒー/エドガー・ラミレス/ブライス・ダラス・ハワード
『ゴールド/金塊の行方』
ビジネスに落武者ハゲが絡むと詐欺師じゃないかと勘ぐるワタシ。
◇
1980年代、アメリカ。
父から採掘会社ワショ―社を受け継いだケニー・ウェルスだったが、
業績も株価も低迷し、銀行や投資家にも相手にされず倒産寸前に。
そんな時、たまたま見た夢に突き動かされ、
インドネシアへと向かったケニー。
地質学者のマイケル・アコスタをパートナーに迎えると、
2人で山奥へと分け入り金脈探しを開始する。
やがてケニーの執念が実り、ついに巨大な金脈を掘り当てることに。
そのニュースは瞬く間にウォール街を駆け巡り、
ワショ―社は奇跡的なV字回復を遂げ、
一夜にして巨万の富と名声を手に入れたケニーだったが…。
<allcinema>
◇
人が避けたくなるようなリスクの高いバクチを
ホンの僅かな情報を頼りに邁進していく姿は、ある意味尊敬する。
しかし、ケニーような男は決してビジネス上手とは言えない。
なぜなら、成功した途端、周囲から群がるハイエナたちに
己の感だけで是非の判断をし、セキュリティ面で
データ分析がまったく行われていないからだ。
こういった成功者に対し過去にどれだけ乗っ取りが行われ
瞬く間に文無し人生に転落する人間がいたことか。
そういう部分を考えると弱肉強食のビジネスは本当に怖いわ。
ワタシの様な臆病者にとってはハイリスク・ハイリターンという
言葉は"チキン人生辞典"には載せたくないし
そもそも一攫千金を狙おうとする勇気もないのです(え)
2度目のバクチは完全にマイケルの騙しの手口にハメられた!
と、思ったらラストのワンシーンですべてがひっくり返る。
これほどまでに爽快な気分に浸れたのは久しぶりな気がするな~。
【今週のツッコミ】
・7年後のケニーのハゲ頭は自分の毛髪を抜いたのか
ヅラなのか気になるところ。マシューだけに抜いたんでしょうか。
・ちなみに『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイルと
よく似た風貌だし、激ヤセ主人公の『ダラス・バイヤーズクラブ』は
クリスチャンの『マシニスト』に迫る細さで、もしやこの二人って
どこかで体重増減をめぐり情報交換をしてるのか?(笑)
・ワタシが女ならケニーの様な夫は見た目でアウト!
・政府のヘリに拉致され奥深い森の上空からマイケルを落とす。
その辺りのいきさつがイマイチ分かりにくいが
結局は死体といわれるモノは顔の判別ができなかっただけに
別人にすり替えたということか。
・ケニーの妻を演じたブライス・ダラス・ハワードの肉感的ボディは
ほっそりした顔とのアンバランス加減がセクシーだったりする^^;
・万一に備え株の一部を売って現金化しろ!
確かに保険を掛ける意味で有効だが、最後のフォローまでしておかないと
結局こういうことになるんですね。
・8200万ドルといえば今のレートでも約83億円ですか~!
派手な生活しなければ孫の代まで十分楽して暮らせますな~。
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監督:スティーヴン・ギャガン
脚本:パトリック・マセット/ジョン・ジンマン
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:マシュー・マコノヒー/エドガー・ラミレス/ブライス・ダラス・ハワード
『ゴールド/金塊の行方』
近寄りたくないですね。
それくらいの素晴らしい役作り。
薔薇に埋まったホテルのスィートで待つ姿に笑わせていただきました。
>8200万ドルといえば今のレートでも約83億円ですか~!
すごーーーい!!!!!!
そんな大金が紙切れ1枚。
小切手て怖すぎます。
己の夢のために全財産を平気で使い果たす。
いや~、絶対にこんなやつ嫌ですね(笑)
しかし、今じゃ簡単にCGで変装できるのに
マシューら(クリスチャン・ベイルも含めてる)は
役作りのために準備が凄いですよね!
これってCG代を浮かすためなのか、その分をギャラで貰っているのか
一度聞いてみたいです^^;
あの小切手の金額にホントびっくりでした。
しかもあんな大事なものが普通の封筒で届くんだもの
ただのDMと思って捨てたら大変でしたね^^;