満足度:★★★【3.0点】
この映画、ハッキリ言えばWikiの記事だけで事足りてしまいます。
◆
エルヴィス・プレスリーと結婚したプリシラ・プレスリーの回想録を
映画化した伝記ドラマ。
米軍関係者の父親の赴任地である西ドイツに暮らしていた14歳の少女プリシラは、
同じく兵役で同地に駐留していた世界的スーパースターの
エルヴィス・プレスリーと出会い、恋に落ちる。
数年後、兵役を終え帰国していたエルヴィスはプリシラの両親を説得し、
彼女をメンフィスの自宅“グレイスランド”に呼び寄せ、一緒に暮らし始める。
豪邸での華やかな生活に胸躍らせながらも、
やがてスーパースターとして多忙を極めるエルヴィスとのすれ違いに
孤独を募らせていくプリシラだったが…。
<allcinema>
◆
1959年。
父親の赴任先である西ドイツで暮らしていた14歳のプリシラ。
時を同じくして西ドイツに2年間の陸軍兵として勤務していたエルヴィス。
ある日、ダイナーでエルヴィスの同僚から声をかけられたプリシラは
エルヴィス主催パーティーに誘われ、そこで初めて二人は出会うことになる。
彼女の虜になったエルヴィスはそのまま交際をスタートさせるが
兵役満了で除隊となった翌年に中学を卒業した彼女を米国に呼び寄せ
カトリック系の女子高にエルヴィスの自宅から通わせ卒業させる。
正式に結婚をしたのは1967年で翌年に愛娘が生まれるが
エルヴィス主演映画で共演女優と毎回浮名を流すゴシップ報道に翻弄され
常に疑念と嫉妬に苦しみ悩んでいたプリシラはいつしか心が離れていく。
そして、遂にエルヴィスに向かって離婚を告げるのである。
というのが大体の内容となってますが
申し訳ないけど、プリシラの苦悩する描き込みがぜんぜん足りなくて
それにより可なり薄っぺらい印象を受け離婚宣告も唐突に感じてしまう。
唯一面白かったのは女子高時代ですかね~。
超絶人気を誇っていたエルヴィスの交際相手として世間に身バレしていて
通っていた女子高内でもプリシラが歩くだけで「あの子よ」羨ましがられ
期末テストも問題が解けないとなると隣の席の子に
「エルヴィスの家に来る?(ならカンニングいいでしょ)」って感じで
こういう特権みたいなものがあってもいいんじゃないかというか。。。
ところで、エルヴィスのステージや映画撮影シーンが見られると思ったら
ワンシーンしかなく、やはりそこはプリシラ目線の映画だからでしょう。
◆
【今週のひと言】
・エルヴィス役は『エルヴィス』(2022)のオースティン・バトラーより似てる。
歌唱シーンがないのでただのそっくりさんですね。声もそっくり。
・パーカー大佐という名前が頻繁に出てくるが『エルヴィス』(2022)で
彼をこき使っていた悪徳マネージャーのこと。軍関係の上司ではない(笑)
・人気絶頂のロックスターと付き合ってればもっと有頂天になってもいいのに。
意外に冷静に生活していた女子高時代。
・小柄なプリシラがエルヴィス好みの髪と化粧にしたら映画『ミーガン』のよう。
なんだか4頭身っぽく見えてしまう。
・プリシラ役の子がアリアナ・グランデに見えてしまいノイズだったわ。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
監督:ソフィア・コッポラ
脚本:ソフィア・コッポラ
音楽:フェニックス
出演:ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ、ダグマーラ・ドミンスク
『プリシラ』
この映画、ハッキリ言えばWikiの記事だけで事足りてしまいます。
◆
エルヴィス・プレスリーと結婚したプリシラ・プレスリーの回想録を
映画化した伝記ドラマ。
米軍関係者の父親の赴任地である西ドイツに暮らしていた14歳の少女プリシラは、
同じく兵役で同地に駐留していた世界的スーパースターの
エルヴィス・プレスリーと出会い、恋に落ちる。
数年後、兵役を終え帰国していたエルヴィスはプリシラの両親を説得し、
彼女をメンフィスの自宅“グレイスランド”に呼び寄せ、一緒に暮らし始める。
豪邸での華やかな生活に胸躍らせながらも、
やがてスーパースターとして多忙を極めるエルヴィスとのすれ違いに
孤独を募らせていくプリシラだったが…。
<allcinema>
◆
1959年。
父親の赴任先である西ドイツで暮らしていた14歳のプリシラ。
時を同じくして西ドイツに2年間の陸軍兵として勤務していたエルヴィス。
ある日、ダイナーでエルヴィスの同僚から声をかけられたプリシラは
エルヴィス主催パーティーに誘われ、そこで初めて二人は出会うことになる。
彼女の虜になったエルヴィスはそのまま交際をスタートさせるが
兵役満了で除隊となった翌年に中学を卒業した彼女を米国に呼び寄せ
カトリック系の女子高にエルヴィスの自宅から通わせ卒業させる。
正式に結婚をしたのは1967年で翌年に愛娘が生まれるが
エルヴィス主演映画で共演女優と毎回浮名を流すゴシップ報道に翻弄され
常に疑念と嫉妬に苦しみ悩んでいたプリシラはいつしか心が離れていく。
そして、遂にエルヴィスに向かって離婚を告げるのである。
というのが大体の内容となってますが
申し訳ないけど、プリシラの苦悩する描き込みがぜんぜん足りなくて
それにより可なり薄っぺらい印象を受け離婚宣告も唐突に感じてしまう。
唯一面白かったのは女子高時代ですかね~。
超絶人気を誇っていたエルヴィスの交際相手として世間に身バレしていて
通っていた女子高内でもプリシラが歩くだけで「あの子よ」羨ましがられ
期末テストも問題が解けないとなると隣の席の子に
「エルヴィスの家に来る?(ならカンニングいいでしょ)」って感じで
こういう特権みたいなものがあってもいいんじゃないかというか。。。
ところで、エルヴィスのステージや映画撮影シーンが見られると思ったら
ワンシーンしかなく、やはりそこはプリシラ目線の映画だからでしょう。
◆
【今週のひと言】
・エルヴィス役は『エルヴィス』(2022)のオースティン・バトラーより似てる。
歌唱シーンがないのでただのそっくりさんですね。声もそっくり。
・パーカー大佐という名前が頻繁に出てくるが『エルヴィス』(2022)で
彼をこき使っていた悪徳マネージャーのこと。軍関係の上司ではない(笑)
・人気絶頂のロックスターと付き合ってればもっと有頂天になってもいいのに。
意外に冷静に生活していた女子高時代。
・小柄なプリシラがエルヴィス好みの髪と化粧にしたら映画『ミーガン』のよう。
なんだか4頭身っぽく見えてしまう。
・プリシラ役の子がアリアナ・グランデに見えてしまいノイズだったわ。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
監督:ソフィア・コッポラ
脚本:ソフィア・コッポラ
音楽:フェニックス
出演:ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ、ダグマーラ・ドミンスク
『プリシラ』
これですね。全く同感です。
ただ14歳から20代後半までを演じるケイリー・スピーニーは意外にも違和感なかったのが救いです。
ジェイコブ・エローディはエルヴィスに結構似てたけど、顔が甘すぎだったかな?声はバッチリでしたね。
全体的に面白くなくてSコッポラも終わりか?なんて思いました。
そうそうカンニングのシーンはプリシラやるなぁ!でした。
エルヴィス演じたジェイコブくんは似てましたけど身長高すぎというのは目立つ意味ではいいですけど、
その分プリシラ女優との身長差がすごく気になりました。
>全体的に面白くなくてSコッポラも終わりか?なんて思いました。
これはワタシも同感です。ソフィア・コッポラだけにもうちょっと心情をえぐる方向に持て行くとばかり。
ハッキリ言ってちょっと期待外れでした。