評価★★★【3点】(P)
身近なサバイバル映画として今後の参考にしたい。
◆
ハイスペック・サラリーマンの川村俊介は結婚式の前夜、
仲間たちの祝福を受け、上機嫌で帰宅する途中に
不覚にもマンホールの穴に転落してしまう。
足に深手を負い、思うように身動きをとれない川村は、
スマホで助けを求めようとするが、
なぜかGPSが誤作動して自分の居場所を特定できず混乱する。
追い詰められた彼はSNS上で“マンホール女”というアカウント作り、
場所の特定と救出を求めるメッセージを発信するのだったが…。
<allcinema>
◆
マンホールに落下って案外日常的案件かも知れないが
それはまだ発展途上国や隣国の田舎の方で人が落ちる動画が
結構な数でアップされているものの
ここ日本で空きっぱなし放置のマンホールは聞いたことがない。
まあ,ソレはさておき、もしもマンホールに落下したら
人はどんな行動に出るのだろうか!
普通に考えれば意識がある前提で携帯電話で救助を要請するか
大声で叫び近くの通行人に気づいてもらうしかない。
いや、マンホール限定ならハシゴあるじゃん。みたいな。
こういった脱出系のワンシチュエーション映画はよくあり
ハリウッド映画では地中の棺桶や生命維持装置のボックスとか
割と窮屈な感じで身動きが限定されているパターンが多い中
こちらは登ればなんとかなるから設定上息苦しさがなくていい。
足に重傷を負いながらも一旦はハシゴで登ろうとするが
永年劣化で錆びたハシゴは途中で崩れ落ち再び穴の底に。。。
深夜、落ちた主人公は大事にしたくない理由から警察ではなく
友人たちに電話をかけまくるが見事に誰にも繋がらない。
意識もうろう状態で落ちたため今いる場所がまったく分からない。
そこで考えたのが“マンホール女”という名でSNSに投稿し
自分を見つけてもらう方法に出てしまう。
スクリーン上ではSNS上のやりとりが文字で表され
これが結構リアルで多種民族の投稿がバンバン上がってくる。
最終的に、場所の特定は意外なところと判明するわけだが
これで助かるのか助からないのか、ドラマは意外な方向に向かう。
あ~、そういうオチに持っていくのね~!
ってことで、これをやるんだったら登場人物の設定上
穴の底でフラッシュバックか回想など入れてもっと人物像を
掘り下げておかないと「いきなり?誰?」という感じに。。。
題材やシチュエーションよかっただけにチョット勿体ない。
◆
【今週のツッコミ】
・吉田くんをどこで登場させるか、もっとディスカッション必要。
・小動物の死骸と泡の関係がイマイチ???
・泡で溺れるかと思ったらガス爆発で一掃ってハリウッド的。
・緊急を要するときの警察の電話対応ってイラつきますね。
・配置や形状を変えただけで丸ごと切り取ろうとするのはNG。
だから途中で思い直した感が。
・これ見て、役に立ちそうなアプリが分かりました。
・にしても、電池持ちがよすぎる感じで50%からほぼ下がらない。
バッテリー切れの心配は最後までありません。どこの携帯?
-----------------------------------------------------------------------------------------
監督:熊切和嘉
脚本:岡田道尚
音楽:渡邊琢磨
出演:中島裕翔、奈緒、永山絢斗
『#マンホール』
身近なサバイバル映画として今後の参考にしたい。
◆
ハイスペック・サラリーマンの川村俊介は結婚式の前夜、
仲間たちの祝福を受け、上機嫌で帰宅する途中に
不覚にもマンホールの穴に転落してしまう。
足に深手を負い、思うように身動きをとれない川村は、
スマホで助けを求めようとするが、
なぜかGPSが誤作動して自分の居場所を特定できず混乱する。
追い詰められた彼はSNS上で“マンホール女”というアカウント作り、
場所の特定と救出を求めるメッセージを発信するのだったが…。
<allcinema>
◆
マンホールに落下って案外日常的案件かも知れないが
それはまだ発展途上国や隣国の田舎の方で人が落ちる動画が
結構な数でアップされているものの
ここ日本で空きっぱなし放置のマンホールは聞いたことがない。
まあ,ソレはさておき、もしもマンホールに落下したら
人はどんな行動に出るのだろうか!
普通に考えれば意識がある前提で携帯電話で救助を要請するか
大声で叫び近くの通行人に気づいてもらうしかない。
いや、マンホール限定ならハシゴあるじゃん。みたいな。
こういった脱出系のワンシチュエーション映画はよくあり
ハリウッド映画では地中の棺桶や生命維持装置のボックスとか
割と窮屈な感じで身動きが限定されているパターンが多い中
こちらは登ればなんとかなるから設定上息苦しさがなくていい。
足に重傷を負いながらも一旦はハシゴで登ろうとするが
永年劣化で錆びたハシゴは途中で崩れ落ち再び穴の底に。。。
深夜、落ちた主人公は大事にしたくない理由から警察ではなく
友人たちに電話をかけまくるが見事に誰にも繋がらない。
意識もうろう状態で落ちたため今いる場所がまったく分からない。
そこで考えたのが“マンホール女”という名でSNSに投稿し
自分を見つけてもらう方法に出てしまう。
スクリーン上ではSNS上のやりとりが文字で表され
これが結構リアルで多種民族の投稿がバンバン上がってくる。
最終的に、場所の特定は意外なところと判明するわけだが
これで助かるのか助からないのか、ドラマは意外な方向に向かう。
あ~、そういうオチに持っていくのね~!
ってことで、これをやるんだったら登場人物の設定上
穴の底でフラッシュバックか回想など入れてもっと人物像を
掘り下げておかないと「いきなり?誰?」という感じに。。。
題材やシチュエーションよかっただけにチョット勿体ない。
◆
【今週のツッコミ】
・吉田くんをどこで登場させるか、もっとディスカッション必要。
・小動物の死骸と泡の関係がイマイチ???
・泡で溺れるかと思ったらガス爆発で一掃ってハリウッド的。
・緊急を要するときの警察の電話対応ってイラつきますね。
・配置や形状を変えただけで丸ごと切り取ろうとするのはNG。
だから途中で思い直した感が。
・これ見て、役に立ちそうなアプリが分かりました。
・にしても、電池持ちがよすぎる感じで50%からほぼ下がらない。
バッテリー切れの心配は最後までありません。どこの携帯?
-----------------------------------------------------------------------------------------
監督:熊切和嘉
脚本:岡田道尚
音楽:渡邊琢磨
出演:中島裕翔、奈緒、永山絢斗
『#マンホール』
「なにやってんの?」「あ、ごめん自分の携帯と間違ったわ」
こんな会話が出てきたらヒューマンコメディになってたのかな~。
ちなみにマンホールにWi-Fiあったらギガ足りないときにワタシも入りたいですね。
>髪の毛で紐を作るか。
スマホのバッテリーの心配もないから夜なべでもなんでも時間ありますからね。
スマホ外にってのは思いました。髪の毛で紐を作るか。それじゃ朝になってしまうか。
よく投げたな~ですよ。
ワタシだったらネクタイをリンゴの皮むきみたいに細切れにして投げたかもしれません。
でも、大腿部に使ってましたか~残念。
ホッチキスで縫合するシーンは目つむってましたから位置間違えないかヒヤヒヤもんでした。
私も一番心配したのがスマホのバッテリー切れでしたね。
私のスマホならまず間違いなくもたないと思いますもの。
あともうひとつ心配だったのが、外の様子を知るためにスマホを放り投げた時にそのまま外に行っちゃわないかってこと。小心者の私なら絶対にできません。紐でくくっておけよ、と。あ、紐無いのか。