評価:★★★☆【3,5点】
そもそも、闇の勢力ヴァンパイアの行動が無駄に遠回りしてる。
突っ込みどころ満載な作品を観せてもらいました。
実在した大統領であるためヴァンパイアという素材を
どのように政治活動と絡ませるのかがキモですかね。
◇
第16代大統領エイブラハム・リンカーンには
知られざるもう一つ別の顔があった。
それは、人知れず勢力を拡大させていた
恐るべき吸血鬼たちを退治する
ヴァンパイア・ハンターとしての顔だった――。
貧しい開拓農民の家に生まれたリンカーンは、
幼い頃に最愛の母を失う。
その後、母の命を奪った復讐の相手が
闇の勢力=ヴァンパイアと知るリンカーン。
彼はヴァンパイアの生態をよく知るヘンリーのもとで、
ヴァンパイア・ハンターとしての修行を重ねていく。
やがて使い慣れた斧を手に
ハンターとしての活動を始めたリンカーンは、
奴隷制度が彼らの食糧供給源として
機能している実態を目の当たりにし、
奴隷解放こそがヴァンパイアとの戦いに勝つ
唯一の方法と考え、政治の道へと歩み出すのだったが…。
<allcinema>
◇
リンカーンの母を襲ったバーツの身体能力をみれば
この世を征服することなんて容易いんではないの?(笑)
それよりも、凄腕ハンターとして実績を積んだのに
大統領になってからの話の展開がまどろっこしくて
スゴロクゲームの振り出しに戻ってるように見えてならない。
冒頭の少年期の母との別れまでは良くできていた。
そして、青年期になってからのハンターとして
修行を積み成長していく過程は『ベストキッド』のようで
見応えもあったんですが。。。(笑)
リンカーンにハンター修行させるヘンリーが、まさか!
今回、新たにヴァンパイアの特性として分かったことは
奴らは同類として生息しているものの
強制的に吸血体験されちゃったことへの憎しみという感情を
をもっていること。
これは、ゾンビとの差別化を図る意味で貴重な情報かも(笑)
これって、この映画を観るまでは
ヴァンパイアになった時点でただ単に生き血を求め
それだけのために人を襲うと思っていたのです。
しかもヴァンパイア同士は相手を傷付けられないという
なんとも面白いルールが斬新でした(笑)
【今週のツッコミ】
・リンカーンの母はヘンリーのようにならないの?
・南北戦争の南軍はヴァンパイア兵士だけだった?
つまりはこれこそ、ヴァンパイアVS人間の戦争ってことか。
・前出させた母親殺しのバーツの身体能力を見て
敢えて南軍兵士として戦争する意味が分からないね~^^;
・そもそも、大統領を主人公にする意味がどこにあったのか。
普通の貧困層から出てきたヒーローでいいんじゃないかな。
・中盤までの青年期までは面白かったけど
奴隷制度とヴァンパイアのこじつけは無理があり過ぎだね。
・恋人メアリーにもうひとつ魅力がなかった。
『デスプルーフ/グラインドハウス』の黄色の
チアガールファッションの子でしたよね(笑)
熟年の老けメイクがダメダメでした^^;
・メイドに扮装してリンカーン宅に忍び込む女ヴァンパイア。
なんでそんな回りくどいことやってるの。
正面突破で普通に解決しないか?
・リンカーン大統領の若かりし頃というよりも
『96時間』のリーアム・ニーソンの若かりし頃って感じ(爆)
・師匠で友人のヘンリーくんは永遠のスカウトマンですね。
まさか、現代劇になって続編あるの?
全米でコケたのでそれはないか^^;
------------------------------------------
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:セス・グレアム=スミス/サイモン・キンバーグ
撮影:キャレブ・デシャネル
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:ベンジャミン・ウォーカー/ドミニク・クーパー/アンソニー・マッキー/
メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ルーファス・シーウェル
『リンカーン/秘密の書』
そもそも、闇の勢力ヴァンパイアの行動が無駄に遠回りしてる。
突っ込みどころ満載な作品を観せてもらいました。
実在した大統領であるためヴァンパイアという素材を
どのように政治活動と絡ませるのかがキモですかね。
◇
第16代大統領エイブラハム・リンカーンには
知られざるもう一つ別の顔があった。
それは、人知れず勢力を拡大させていた
恐るべき吸血鬼たちを退治する
ヴァンパイア・ハンターとしての顔だった――。
貧しい開拓農民の家に生まれたリンカーンは、
幼い頃に最愛の母を失う。
その後、母の命を奪った復讐の相手が
闇の勢力=ヴァンパイアと知るリンカーン。
彼はヴァンパイアの生態をよく知るヘンリーのもとで、
ヴァンパイア・ハンターとしての修行を重ねていく。
やがて使い慣れた斧を手に
ハンターとしての活動を始めたリンカーンは、
奴隷制度が彼らの食糧供給源として
機能している実態を目の当たりにし、
奴隷解放こそがヴァンパイアとの戦いに勝つ
唯一の方法と考え、政治の道へと歩み出すのだったが…。
<allcinema>
◇
リンカーンの母を襲ったバーツの身体能力をみれば
この世を征服することなんて容易いんではないの?(笑)
それよりも、凄腕ハンターとして実績を積んだのに
大統領になってからの話の展開がまどろっこしくて
スゴロクゲームの振り出しに戻ってるように見えてならない。
冒頭の少年期の母との別れまでは良くできていた。
そして、青年期になってからのハンターとして
修行を積み成長していく過程は『ベストキッド』のようで
見応えもあったんですが。。。(笑)
リンカーンにハンター修行させるヘンリーが、まさか!
今回、新たにヴァンパイアの特性として分かったことは
奴らは同類として生息しているものの
強制的に吸血体験されちゃったことへの憎しみという感情を
をもっていること。
これは、ゾンビとの差別化を図る意味で貴重な情報かも(笑)
これって、この映画を観るまでは
ヴァンパイアになった時点でただ単に生き血を求め
それだけのために人を襲うと思っていたのです。
しかもヴァンパイア同士は相手を傷付けられないという
なんとも面白いルールが斬新でした(笑)
【今週のツッコミ】
・リンカーンの母はヘンリーのようにならないの?
・南北戦争の南軍はヴァンパイア兵士だけだった?
つまりはこれこそ、ヴァンパイアVS人間の戦争ってことか。
・前出させた母親殺しのバーツの身体能力を見て
敢えて南軍兵士として戦争する意味が分からないね~^^;
・そもそも、大統領を主人公にする意味がどこにあったのか。
普通の貧困層から出てきたヒーローでいいんじゃないかな。
・中盤までの青年期までは面白かったけど
奴隷制度とヴァンパイアのこじつけは無理があり過ぎだね。
・恋人メアリーにもうひとつ魅力がなかった。
『デスプルーフ/グラインドハウス』の黄色の
チアガールファッションの子でしたよね(笑)
熟年の老けメイクがダメダメでした^^;
・メイドに扮装してリンカーン宅に忍び込む女ヴァンパイア。
なんでそんな回りくどいことやってるの。
正面突破で普通に解決しないか?
・リンカーン大統領の若かりし頃というよりも
『96時間』のリーアム・ニーソンの若かりし頃って感じ(爆)
・師匠で友人のヘンリーくんは永遠のスカウトマンですね。
まさか、現代劇になって続編あるの?
全米でコケたのでそれはないか^^;
------------------------------------------
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:セス・グレアム=スミス/サイモン・キンバーグ
撮影:キャレブ・デシャネル
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:ベンジャミン・ウォーカー/ドミニク・クーパー/アンソニー・マッキー/
メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ルーファス・シーウェル
『リンカーン/秘密の書』
>・リンカーンの母はヘンリーのようにならないの?
って言うか、ヴァンパイアに噛まれたら、みんなヴァンパイアになるって思っていましたが、この映画観るとそうでもないみたいですね(^_^;)
私なりに考えた結論ですが、全部、あるいはほとんど血を吸われたら死んで、ただ噛まれたくらいならヴァンパイアになるというのはいかがでしょうか?(笑)
アメリカで大コケとのことですので、続編はできないですよね(苦笑)
そうそう、点数同じでしたね(笑)
ヴァンパイア血栓というか噛まれたらウィルス感染のように、みな同類になるとばかり思ってたので
母の件はショックでなりません(←おいおい)^^;
ということは存在感のなかったリンカーンの息子も蘇らないってことですね。
ひろちゃんの見解に同意します。
大コケしちゃいましたね。
こうしてみると、ティムール・ベクマンベトフ監督も『ウォンテッド』以降、目立ったヒット作がないのが淋しいです^^;
ティム・バートン版、「猿の惑星」のラスト、リンカーン記念館の坐像の顔みたいに、ふざける(?)こともできなかったのね~~なーーんて(笑)
でもなんちゅーか、この主役がね、、、
魅力なしで中途半端でした!
バートンさんは、アクションより世界観だと思うんですが。
>あるいはほとんど血を吸われたら死んで、ただ噛まれたくらいならヴァンパイアになる
ある解釈では、血を吸われただけでは死ですが、
生気を吹き込まれると仲間になるというのもあります。
そのエナジーが薄いと、ヴァンパイアとしての強さがなくなるというのも・・・。
また、ただ銀がヴァンパイアを殺すのでなく、
銀に宿る信仰心が致命傷となる。
あと、ヴァンパイアになったこと自体を憎むというのは
「インタヴューウィズヴァンパイア」などでもそうですが、
多いぱたーんではないでしょうか?
死ぬこともできない。。。という嘆き。
ヴァンパイア同志、傷つけあうことができないってのは
あまり聞かない気がします。
お粗末でした。
お~!マーク・ウォールバーグ版ですね。
彼はお猿フェイスなのでオファーがあったのでしょうか(こら)^^;
ラストでリンカーン像破壊されてましたよね。
本作、ティムール監督とバートンプロデューサーのどちらが権限あったのか知りたいところです(笑)
特にリンカーンを持ってくる必要性を感じなかったです。
主役の青年が大統領になってからのメイクに(ってそうなの?)
特殊メイクで顔の輪郭が変わってるぞ!と驚きました^^
どちらにせよ、話の展開をもうちょっと捻ってほしかったです。
>銀に宿る信仰心が致命傷となる。
お~!そういうことだったのですね。
本作は町中の銀をかき集めてたのを見て、銀という物質がヴァンパイアの体内で化学変化を起こすと
そんな風に思ってましたよ^^;
いや、ずっと今の今までそう思ってたので、これは目からウロコ(笑)
>死ぬこともできない。。。という嘆き。
そうそう、これはよく聞くヴァンパイア独自の哀しき理論ですよね!
若いままでずっと生きられるのが羨ましいと思ってたから衝撃でした。
また、ヴァンパイアになった時点から成長しないというのも本当でしょうか。
『200歳の少女』『モールス』なんかだと小学生ですもんね。
>ヴァンパイア同志、傷つけあうことができないってのは
>あまり聞かない気がします。
これは、今回の世界観独自のモノだったかもしれませんね。
君らの体には強力なマグネットでも入ってるんかい!でしたよ(笑)
時間も体力も激減してます~
今夏以降の劇場鑑賞本数ってば、月1、2本ぐらいのペースになりそう、、
まぁ、生活リズムが変わりましたから。。
本作では、美男子なヴァンパイアの少ない事に驚きました(=^_^=)
主人公の親友に関し、裏切ったように見せかけて・・みたいな展開がありましたが、余り友情を強調してるワケでもないし、何だか薄い人物像でしたねぇ・・
ただ、手斧をグルグル振り回すアクションだけは素晴らしかった! 往年の堺正章を思い出しました(=^_^=)
仕事関係でかなり忙しいのでしょうか。
あまり無理をなさらないよう体調には気を付けてくださいね^^
近年のヴァンパイア映画にしては見た目がモンスター化されて美形男子いなかったですね(笑)
兵隊なんかほとんどゾンビっぽかったし^^;
>主人公の親友に関し、裏切ったように見せかけて・・
そうそう、彼の行動に結局は優勢な方に付くチャラ男かよ!でした。
でもまぁ、そこをいい意味で裏切ってくれたのでホッとしました。
>ただ、手斧をグルグル振り回すアクションだけは素晴らしかった!
>往年の堺正章を思い出しました(=^_^=)
もしかしたら、モンキー役のアレでしょうか(笑)
そういや、この前の映画でコンビニ強盗してましたよ(こらこら)^^