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シャドー・チェイサー

2012年10月28日 18時22分54秒 | 映画 さ行
評価:★★【2点】


あらすじ読んでるだけで地雷の宝庫なんですけど。。。

右手に銃、左手に携帯って『96時間リベンジ』の
リーアム兄さんのトレンドスタイルじゃないの(笑)
娘のキムに「父さんと母さんは今から拉致される」
「いいか、冷静によく聞くんだ」
この予告シーンだけで鳥肌モノでした。

今回は先回との逆パターン?(笑)

ってことで本作の感想ですが。。。



休暇中の家族と会うため
スペインへとやって来たアメリカ人青年ウィル・ショー。
父マーティンとのぎこちない再会を終え、
家族と合流したウィル。

翌日、家族でクルージングを楽しむ中、
ふとしたトラブルから中座した彼が
再びクルーザーに戻ってくると、
家族の姿が忽然と消えていた。
慌てて地元警察に駆け込むウィルだったが、
今度は彼が警官に襲われる事態に。
するとその窮地にマーティンが現われ、ウィルを救い出す。
そしてマーティンはウィルに対し、
自分がCIAの工作員であることを告白し、
そのせいで家族は
何らかの陰謀に巻き込まれたことを告げるのだったが…。
<allcinema>



主人公は家族の長男で、彼目線で物語りは進行します。
なので、彼の周りに起こっている不可解な状況が
物語りに身を委ねて行かないとまったく見えてこない。

ま、よくある巻き込まれ型犯罪映画ってやつですね。

でもな~、冒頭の雰囲気だけはなかなかよかった。
湖のクルーザー内から陸地まで泳いで買い物に行き
帰ろうとしたら、あるはずのクルーザーが忽然と消えている。
もちろんそれは、家族の失踪か拉致なのかは分からない。

ということで、この奇怪な状況に対して
主人公ウィル(もちろん観客も)は心配で慌てるんですよ。
感じとしては、チョイとホラーなノリで期待値アップ(笑)

しかしながら、いいのはそこまで!と言いきってもいいかも。
その後の展開に無理があり過ぎて、
少なくともウィルは普通の民間人であり、普段銃なんて持たない。
それがパニック状態でありながらも
的確に事件を解明していく流れが安っぽいのよ。

ずばり、脚本がダメダメなんでしょうね。
ブルース・ウィリス、シガニー・ウィーバーという
熟年スターカップル出演の恩恵で公開館が多いだけで
ストーリーだけを語るなら、レンタルDVDで十分な感じですかね。


【今週のツッコミ】
・こういう映画って、巻き込まれ型の主人公目線なので
 ウィルの知らない部分を終盤で映像として説明してもらいたい。

・民間の地下駐車場で国家間機密情報なる重要なものを
 取引しようとすること自体、考えられなかった。
 普通に駐車場周りに交渉してる声が丸聞こえだったし(爆)

・ウィルとウィリス(←本名じゃん、おいおい)との
 親子の確執ってなにがあったのか説明あったかな?

・ウィルくん、あの若さで会社経営するってどんな会社? 
 しかも、破産したって携帯連絡あったけど
 これの説明もないままなので、観てる方は
 ウィルの会社自体に事件性があるのかと深読みするじゃないの^^;

・ということですべてに於いて説明不足なので
 見る方はいろんな疑問にいちいち先読みしなければならず
 フラストレーションが溜まってしまう作品でした。

・弾が貫通してるって診断早かったね。
 なら、弾の入った方と出た方2か所に焼き入れしないとね(爆)

・巻き込まれ型事件も、ときには新家族発見という産物もあるらしい。
 単なる電話オペレーターが妹だったって強引すぎる。

・でも、そのヒロインは、どことなくぺネロぺぽくて可愛かった。
 ベロニカちゃん、スタイルも抜群だったしね。

・大御所ふたりは、共にたった1発でのご退場となりました。
 『アルゴ』のように近接射撃を受けてもすぐに死なないリアリティが
 本作でも欲しかったね~^^
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監督:マブルク・エル・メクリ
脚本:スコット・ワイパー/ジョン・ペトロ
撮影:レミ・アデファラシン
音楽:ルーカス・ビダル


出演:ヘンリー・カヴィル/ブルース・ウィリス/シガーニー・ウィーヴァー/
    ベロニカ・エチェーギ/


『シャドー・チェイサー』



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