ザ・プレデター

評価:★★★【３点】



あの球体は丸呑みできるレベルじゃないだろ。

◇

元特殊部隊員の傭兵クインの息子ローリーは、
父がメキシコで手に入れた謎の装置を起動させてしまう。
それは、地球にプレデターを呼び寄せるシグナルだった。
一方、プレデターの存在を隠蔽したい政府によって
監禁されてしまったクインは、
“ルーニーズ”と呼ばれるならず者の戦闘スペシャリストたちと
脱走を図り、彼らととともに危険が迫る息子を守るために
プレデターへと立ち向かっていくのだったが…。
＜allcinema＞

◇

第一作、第二作まではホラー要素があり結構面白かったけど
さすがに本作の内容からはホラー要素は微塵も感じられない。

そもそも、出演陣（天才子役以外）の魅力が乏しく
いつご退場されてもとくに気に留めないだろうという始末で
それに輪をかけ話の内容がこれまた薄っぺらく
もう笑うしかない。

そんな大人たちのスラップスティックコメディを
ひとり真摯にシリアス路線に持って行こうとしていた
ジェイコブ・トレンブレイちゃん12歳が不憫でならない。


【今週のツッコミ】

・酷評のくせに★3つってどゆこと？なのだが
　これはもう途中から鑑賞法を切り替えた効果だろうか。

・少なくとも宇宙から来た知的エイリアンですよ！
　なんでみんなあんなに冷静でいられるのか傭兵たちよ。

・その傭兵らもエクスペンダブルズの３軍レベルだし＾＾；
　特にあの吃音性の傭兵の下ネタは勘弁してほしい。

・一人気を吐いていたジェイコブちゃんは
　劇中も天才少年として大人たちに褒め称えられていました。

・宇宙船のシールドって船とシールドの間に空間があったのね。
　要は本体を透明の風呂敷で包むという感じでしょうか。
　ジェットエンジンだったら排気口はシールド出来ずに
　背後から排気口攻撃されたらどうなるの？(笑)

・排気口も包むとなると一酸化中毒で死んじゃいそうだし(爆)

・まさか善良プレデターが居たとは驚きだったが
　序盤の化学施設破壊行動で多くのの命が奪われたが本当に善良？

・あの翻訳機の誤訳という可能性はないのかね＾＾；

・プレデター犬のヘアスタイルに苦笑い（コントかよ）

・ところで、あの球体はどうなったんだろうか＾＾；
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監督:シェーン・ブラック
脚本:フレッド・デッカー/シェーン・ブラック
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:ボイド・ホルブルック/トレヴァンテ・ローズ/ジェイコブ・トレンブレイ

『ザ・プレデター』