評価:★★★☆【3.5点】
映像の逆再生シーン多すぎて酔って頭痛くなってきた。
◆
ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件で、
人質救出作戦に参加し捨て身の活躍をしたその男は、
適性を見込まれあるミッションを託される。
それは、
未来からやって来た敵と戦い、世界を救うというものだった。
彼は“TENET(テネット)”と呼ばれる謎の組織の存在を
知らされるとともに、ある女性科学者から時間を逆行させ、
人や物を過去へと移動させる不思議な装置について
説明を受けるのだったが…。
<allcinema>
◆
タイムパラドックスやパラレルワールドを扱った映画は
過去にいくつもあるが、時間を逆行させるなかで
一旦過去に戻りそこから時間が前に進む展開が普通だったが
ノーラン監督は時間の逆行をまるでビデオの逆再生のような方法で
映像にしてしまうんだから恐れ入った。
普段から逆再生映像に生理的な苦手意識がある者にとっては
これほど苦痛な150分はないだろう。
実際、目が回る感覚に陥りそうになったワタシだったし。
展開が速く、序盤から一切ダレさせないスピード感はグッド。
内容も1度見ただけではすべて把握することは困難だが
それでも、概ね理解できるレベルであったことはよかった。
◆
【今週のツッコミ】
・異様な世界観を描くうえで欠かせなかった異様に背の高い美女。
エリザベス・デビッキ190センチ+ハイヒールで2メートルの女。
・そのエリザベス・デビッキと同じく高身長でキャプテン・ファズマ役の
女優(グエンドリン・クリスティー)とよく間違えるワタシ。
・映像の逆再生は車のようなメカや小ぶりなガジェットまでだね。
後ろ向き歩行はホントやめてほしい。
繰り返し映像オンリーだった『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
『ミッション:8ミニッツ』これらの方がまだまし。
・映像逆再生と現実映像をひとつの画面でミックスする手法は
今後の映画にどの程度影響するのか気になるところ。
・ノーランって時間遊びがお好きですね。
・伏線がそこかしこに貼ってあるので、もう一度鑑賞すれば
ニール(ロバート・パティンソン)目線でドラマが楽しめそう。
・そのロバート・パティンソンくん、『トワイライト』以降パットせず
インディーズ系作品オンリーだったけど、そこで演技力を身に着けた?
次の『新星バットマン』も期待してますよ。
-------------------------------------------------------------------------------
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
音楽:ルートヴィッヒ・ヨーランソン
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン/ロバート・パティンソン/エリザベス・デビッキ
『TENET テネット』
映像の逆再生シーン多すぎて酔って頭痛くなってきた。
◆
ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件で、
人質救出作戦に参加し捨て身の活躍をしたその男は、
適性を見込まれあるミッションを託される。
それは、
未来からやって来た敵と戦い、世界を救うというものだった。
彼は“TENET(テネット)”と呼ばれる謎の組織の存在を
知らされるとともに、ある女性科学者から時間を逆行させ、
人や物を過去へと移動させる不思議な装置について
説明を受けるのだったが…。
<allcinema>
◆
タイムパラドックスやパラレルワールドを扱った映画は
過去にいくつもあるが、時間を逆行させるなかで
一旦過去に戻りそこから時間が前に進む展開が普通だったが
ノーラン監督は時間の逆行をまるでビデオの逆再生のような方法で
映像にしてしまうんだから恐れ入った。
普段から逆再生映像に生理的な苦手意識がある者にとっては
これほど苦痛な150分はないだろう。
実際、目が回る感覚に陥りそうになったワタシだったし。
展開が速く、序盤から一切ダレさせないスピード感はグッド。
内容も1度見ただけではすべて把握することは困難だが
それでも、概ね理解できるレベルであったことはよかった。
◆
【今週のツッコミ】
・異様な世界観を描くうえで欠かせなかった異様に背の高い美女。
エリザベス・デビッキ190センチ+ハイヒールで2メートルの女。
・そのエリザベス・デビッキと同じく高身長でキャプテン・ファズマ役の
女優(グエンドリン・クリスティー)とよく間違えるワタシ。
・映像の逆再生は車のようなメカや小ぶりなガジェットまでだね。
後ろ向き歩行はホントやめてほしい。
繰り返し映像オンリーだった『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
『ミッション:8ミニッツ』これらの方がまだまし。
・映像逆再生と現実映像をひとつの画面でミックスする手法は
今後の映画にどの程度影響するのか気になるところ。
・ノーランって時間遊びがお好きですね。
・伏線がそこかしこに貼ってあるので、もう一度鑑賞すれば
ニール(ロバート・パティンソン)目線でドラマが楽しめそう。
・そのロバート・パティンソンくん、『トワイライト』以降パットせず
インディーズ系作品オンリーだったけど、そこで演技力を身に着けた?
次の『新星バットマン』も期待してますよ。
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監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
音楽:ルートヴィッヒ・ヨーランソン
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン/ロバート・パティンソン/エリザベス・デビッキ
『TENET テネット』
後退シーンはちょっと変?な部分もあったりして
かえって、そこで、おぉと思ったり(実際にやってるんだ!って)。
これだけ難解で説明っぽいのに、雰囲気だけでふわっと観れるのが、ノーランだと思いました。
>・伏線がそこかしこに貼ってあるので、もう一度鑑賞すれば
伏線…一度でひろいきるのは、無理ですよねーー。
ニール目線のドラマをターミネータばりに
作ってもらいたいです。
ひとつのシーンに逆と正を同時に入れ込む複雑な映像処理だとばっかり思ってましたよ。
ノーランだけに(笑)
主人公の名も無きお兄さんが結構お気に入りでしたよ。
身長175センチと小柄だったけど動きがシャープ過ぎて真の武道家に見えました。
にしても、難解でしたよね。
おそらく、『インセプション』より上かもしれない。
ワタシも伏線だったと分かったところだけですね。
全部は無理。たぶん3~4回見ないと無理かもしれません。
私どちらかというとこういう作品って、複数回観て完璧に判りたい、というよりも、直感のようなものに訴えかけてくる所をキャッチして味わう感じが好きなんですよね。
そういう点ではかなりズバズバキャッチできたので満足でした。
ワタシなんか、できればチョット待った!頭整理したいから止めて!って感じでした。
自宅鑑賞だったら巻き戻し可能でも、劇場は一発勝負ですもんね。
にしても、この映画を概ね理解できたここなつさんに座布団一枚!(笑)
>映像の逆再生シーン多すぎて酔って頭痛くなってきた。
上、同感です!
逆再生映像私もスゴく苦手です。
保存しているHDD のリストを下からチェックするのも好きじゃないです。きっちり上からでないと...。
ちょっと話が逸れましたが、ノーラン独特の世界は
相当製作費がかかっていそうで、
回収できるのでしょうか?
エリザベスカッコ良いです。
身長のせいで常に上から目線て気分良いかも。
ワタシもHDDのリストチェックは常に上からですね。
下からさばこうとするとやけに疲れるんです。
本作鑑賞前は映像逆再生という簡単な手法を使って大丈夫?的な気持ちだったんですが
まさかアレが実際に演技してて、しかもCGはほとんど使ってないというからビックリでしたよ。
エリザベス・デビッキって綺麗な方ですね。
身長高いから、“棚から牡丹餅”のようなことわざは彼女に通用しない(←なんの話だよ)^^;