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ミッシング ID

2012年06月02日 09時12分48秒 | 映画 ま行
評価:★★★【3点】


テイラー・ロートナーくん、主演を張るには。。。

本作、内容に期待する以前に
『トワイライト』シリーズのジェイコブを払拭できるのか。
ワタシは期待と不安とが入り混じった複雑な感情を秘めながらも
新たなヒーロー像で新境地を切り開いてくれるのを信じ
観に行ってきました(笑)



【あらすじ】
平凡で幸せな毎日を送るスポーツ万能の高校生ネイサン。
ある日、授業の課題のため、近所の幼なじみカレンとともに
調べものをしていた彼は、誘拐被害児童一覧サイトの中に
自分の子ども時代の写真を発見してしまう。
様々な疑問が膨らんでいくネイサン。
そんな矢先、自宅に謎の2人組が現われ、
抵抗した両親が殺害されてしまう。
カレンとともに、辛くもその場から逃げ出したネイサンは、
執拗な追跡をかわしながら真相へと迫っていくが…。
<allcinema>



やっぱり、彼には森の中をさまよう姿がよく似合う。

本作、単なる学園モノとして観るなら
そのように鑑賞レベルをそれに合わせるのですが
これが国家を揺るがす陰謀が絡んでくると
少々、話は変わってきます。

さすがに『ボーン』シリーズのようには行かなかった。

自分の生い立ちの謎、両親の謎
挙句は国家レベルの高度な機密情報と自分の関わりなど
これらをたったひとりの高校生に押し付けるのは
どうみても無理ってモノですよ。

いくらスポーツ万能といったって、諜報員級の頭脳も必要だし
状況に応じたサバイバル技能だって備わってなきゃ
瞬間的な判断はできません。

ストーリーも登場するキャラに唐突感があって
展開に対し粗さだけが目立って
強引にラストまで持って行っちゃったって感じです。
ストーリー自体は悪くはないんだけど
脚本の悪さにより、主人公の真実の説明が
どうにも分かりにくいのが最大の欠点でしょうか。

最後のオチも、それだけかよ!みたいな部分があって
ちょっと物足らなかったってところです^^;


おまけ)
・幼馴染みのカレンの彼氏と対峙する瞬間だけはよかった。

・カレンが作品中に初めて登場してきたときに
 なんて眉毛に特徴のある子なんだろうと引いてしまった。
 っていうか、ザック・エフロンが女装してるのかと思った(こら)

・脇役陣の豪華さに大作の雰囲気はあったのですが
 脚本の出来の悪さがすべてをB級映画に押し下げてる。

・『アバター』のあと『宇宙人ポール』がありましたが
 今回のシガニー・ウィーヴァーさん、驚くほど老けてた。

・ネタは良いので、もういちど誰か脚本から練り直してほしい。
 韓国辺りでリメイクしてくれないかな。

・『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で
 トムと砂塵の中、闘っていた敵役のオッちゃんが
 似たようなキャラでまたまた登場!
 今回もよく走りましたよ(笑)
 このひとって、もともとこういうキャラクターなのか?
 ちなみにミカエル・ニクヴィスト氏のことです。
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監督:ジョン・シングルトン
脚本:ショーン・クリステンセン
撮影:ピーター・メンジース・Jr
音楽:エドワード・シェアマー


出演:テイラー・ロートナー/リリー・コリンズ/アルフレッド・モリナ/
    ミカエル・ニクヴィスト/シガーニー・ウィーヴァー


『ミッシング ID』

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