評価:★★★★★[5/5]
これは、上質なミステリー映画である。
本篇から溢れる高貴な印象は
どこから来るものなのか?
と、考えた場合、
それは、全体を覆っているピアノの旋律が
子を失ったクリスティンの心情を
見事に表現していたように思うからである。
これも、鑑賞後であるが故に
本篇の作りを思い出したとき、そう感じるのかもしれない。
◇
1928年。
電話会社に勤めるクリスティン・コリンズは
9歳の息子とふたりでにロサンゼルス郊外に暮らしていた。
シングルマザーとしてたったひとりの愛息を
時には父親代わりとして賢明に育てていた。
電話会社で初の女性主任指名者ということも踏まえ
公私ともに毎日が多忙な生活であった事が伺える。
3月10日、
久しぶりの休日に息子のウォルターと
映画館に『謎の飛行士』を観に行く約束をしていたのだが
欠勤した社員の代わりに出勤して欲しいと
同僚から電話が入るのだった。
電話会社の人手不足は深刻な問題でもあった。
画面を見ていると会社内の描写も
非常に丁寧に描かれていたので、この出勤要請の電話の重みと
我が子との約束との狭間で辛いトコロだったであろう。
ウォルターとの約束を守れず
後ろめたい思いで休日返上をすることになるのだが
結果として、このことが本事件となっていくのである。
ロサンゼルス全体をいや、世界を震撼させる事件として
後に大きく報道されることとなる。
◇
5ヶ月後に帰ってきたのは別人だった!
当然、ここでクリスティンは人違いと訴えるが
ロサンゼルス市警青少年課のジョーンズ警部は
固唾を呑んで見守っていたマスコミらに対して
派手な演出をしたが故に、この場を取り繕ってしまう。
このプラットホームでのシーンは
なかなか見ごたえのある、サスペンスに満ちた
カメラの構図も踏まえ、秀逸な演出だった。
何故、ロス市警がこのような演出をしたのか?
それは本事件が発生する以前からの警察の汚職や
強引な捜査方法がマスコミや市民全体の反感を買っていたため
本事件に対する功績をアピールして
それまでの腐敗警察を払拭させる意図があった。
クリスティンは意思に反し自分の勘違いと認める形で
子どもとのツーショット写真を撮られ
混乱の渦中で家に連れ帰ってしまうのである。
◇
この少年は何故、ママと呼ぶ?
当然ながら予告編を観たときから
それは警察の陰謀であることは明白だった。
だが、何故“そうする”必要があったのか?
この失踪事件に隠された“何か”があるのか?
陰謀の大好きなアメリカであるが故
そうした疑惑は当然ながら感じるのは仕方ないところだ。
しかしながら、この“なりすまし”に対しては
警察の捜査の行き詰まりから来たものだと想像が付く。
そして、再捜査を訴え続けたクリスティンは
警察から危険人物であると見なされてしまうのだ。
そんな頃
クリスティンのもとへ1本の電話が掛かってくる。
相手は長老教会のグスタヴ・ブリーグレブ牧師だった。
彼は、ラジオを通じて警察の腐敗摘発撲滅キャンペーンを
展開しており、今回の事件でクリスティンに対して
不穏な動きが警察関係で起きていることを言う。
そして「一緒に戦いましょう」と申し出る。
久しぶりに見ましたよ。
こんなに頼れる人物がクリスティンの元へやって来たのは。
この牧師さん、人望の厚さと行動力では
警察の仕組み自体を変えてしまうのではないかと思うくらい
側近のメンバーも合わせて逞しく思えたのである。
そして、本当のウォルターを取り戻すための戦いが始まる。
まずは、ウォルターが掛かっていた歯科医や
学校の担任らに証言と報告書の作成を頼むのだった。
彼らもこの申し出に快諾してくれたのだった。
しかしながら
そんなころ警察に任意同行を受けたクリスティンは
そのまま精神病院へほうり込まれることとなる。
そしてその精神病院の患者らは
このクリスティンと同様な警察被害者たちばかりだった。
「コード12」この烙印を押されると
病院内部での拷問が待ち受けていた。
実際、こんなことが日常茶飯事に行われていたことが
とてもショックであった。
◇
ある日
ある別の事件が発覚するのである。
これは予告編では一切報じられていなかった部分だ。
大丈夫ですよ~
ネタバレしてませんから
未成年の不法入国者がいるとの一報が警察署内に入る。
青少年課のレスター刑事が早速現地に飛ぶ。
ロサンゼルス近郊のゴードン・ノースコット養鶏場に入ると
そこには人の気配が全くなく不気味で
まさにゴーストハウスという感じだ。
捜査にやって来たレスター刑事を
カメラは暗い家屋の隙間から映している。
これは、ここに潜んでいる人物から捕らえた目線なのか。
このノースコット養鶏場でのシーンは
まさに、ウエスタン映画そのものであると感じた。
クリント・イーストウッドのイメージとして
それまでの自身のキャリアの中で培ってきた経験が
単身捜査にやって来たレスター刑事を
何処となく保安官のように見せていたのかもしれない。
う~ん、何処となく『ペイルライダー』を感じますね^^
このノースコット養鶏場での事件は
ウォルターの失踪事件とはまったく別物のように思えるが
実は、この事件こそが後に驚愕の真実として
世界を震撼させることとなるのだった。
◇
二つの事件が徐々に進んで行き
それが、最終的にひとつのストーリーに交差した時
私たちは言いようのない絶望感に包まれることとなる。
上手い!
もしかしたら、クリント・イーストウッドが撮った映画で
最も心に響いた映画だったかもしれない。
本作に登場する人物の誰ひとりとして
無駄に映してはいないのである。
そして、そこには無駄な贅肉をそぎ落とした
シンプルかつシャープな台詞の数々にも脱帽する。
警察からの非道な圧力にも決して屈しないクリスティン。
この精神力を持続させたものは、我が子を必ず見つけるという
確固たる信念の賜物であったことは言うまでもない。
おまけ)
・この年代の腐敗しきった警察に於いて
青少年課レスター刑事のような
骨太な刑事が居たことが嬉しかった。
・火を付けたタバコの灰を落とすこともせず
少年の証言に固まってしまったレスター刑事。
ワタシ的には本作のヒーローは彼である。
このレスター刑事を観に行くだけで再鑑賞してもいいくらいだ。
・法廷シーンに関しては
下手な裁判劇映画をも凌駕していたように思う。
・ゴードン・ノースコット農場の経営者は
フニャフニャしてないでしっかり起立しろ!^^
証言も二転三転して、その度にワタシは動揺したのだ。
もしかしたらこいつ、ブレンダン・フレイザーか^^;
・もしも主演がC・Tだったら・・(そんな話は知りませんが)
もしもクリスティンをシャーリーズ・セロンが演じていたら
ワタシは寧ろこちらの方がクリスティンに合っていたとも。
アンジーだから集客できたのか?
でも、シャーリーズ姐さんの演技も本作で観てみたかった~。
すみません。映画好きの欲とでも言いましょうか(笑)
・第7回(1934)アカデミー賞作品賞は
ノミネート12作品のなかから『或る夜の出来事』に決定!!!
クリスティンお薦めのこの映画を観たくなった^^
・電話交換手の仕事ってあんなに大変なの?
主任さんは交換手らの後ろをヘッドフォンマイクを付けて
ローラースケートでカッポ?
あれが後にカーホップ・ガールへと進化して行ったのでしょうか?
日本じゃまったくお目に掛かれませんけどね^^
-----------------------------------------------------
監督:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
撮影:トム・スターン
音楽:クリント・イーストウッド
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ/ジェフリー・ドノヴァン/
コルム・フィオール/ジェイソン・バトラー・ハーナー/マイケル・ケリー
『チェンジリング』
これは、上質なミステリー映画である。
本篇から溢れる高貴な印象は
どこから来るものなのか?
と、考えた場合、
それは、全体を覆っているピアノの旋律が
子を失ったクリスティンの心情を
見事に表現していたように思うからである。
これも、鑑賞後であるが故に
本篇の作りを思い出したとき、そう感じるのかもしれない。
◇
1928年。
電話会社に勤めるクリスティン・コリンズは
9歳の息子とふたりでにロサンゼルス郊外に暮らしていた。
シングルマザーとしてたったひとりの愛息を
時には父親代わりとして賢明に育てていた。
電話会社で初の女性主任指名者ということも踏まえ
公私ともに毎日が多忙な生活であった事が伺える。
3月10日、
久しぶりの休日に息子のウォルターと
映画館に『謎の飛行士』を観に行く約束をしていたのだが
欠勤した社員の代わりに出勤して欲しいと
同僚から電話が入るのだった。
電話会社の人手不足は深刻な問題でもあった。
画面を見ていると会社内の描写も
非常に丁寧に描かれていたので、この出勤要請の電話の重みと
我が子との約束との狭間で辛いトコロだったであろう。
ウォルターとの約束を守れず
後ろめたい思いで休日返上をすることになるのだが
結果として、このことが本事件となっていくのである。
ロサンゼルス全体をいや、世界を震撼させる事件として
後に大きく報道されることとなる。
◇
5ヶ月後に帰ってきたのは別人だった!
当然、ここでクリスティンは人違いと訴えるが
ロサンゼルス市警青少年課のジョーンズ警部は
固唾を呑んで見守っていたマスコミらに対して
派手な演出をしたが故に、この場を取り繕ってしまう。
このプラットホームでのシーンは
なかなか見ごたえのある、サスペンスに満ちた
カメラの構図も踏まえ、秀逸な演出だった。
何故、ロス市警がこのような演出をしたのか?
それは本事件が発生する以前からの警察の汚職や
強引な捜査方法がマスコミや市民全体の反感を買っていたため
本事件に対する功績をアピールして
それまでの腐敗警察を払拭させる意図があった。
クリスティンは意思に反し自分の勘違いと認める形で
子どもとのツーショット写真を撮られ
混乱の渦中で家に連れ帰ってしまうのである。
◇
この少年は何故、ママと呼ぶ?
当然ながら予告編を観たときから
それは警察の陰謀であることは明白だった。
だが、何故“そうする”必要があったのか?
この失踪事件に隠された“何か”があるのか?
陰謀の大好きなアメリカであるが故
そうした疑惑は当然ながら感じるのは仕方ないところだ。
しかしながら、この“なりすまし”に対しては
警察の捜査の行き詰まりから来たものだと想像が付く。
そして、再捜査を訴え続けたクリスティンは
警察から危険人物であると見なされてしまうのだ。
そんな頃
クリスティンのもとへ1本の電話が掛かってくる。
相手は長老教会のグスタヴ・ブリーグレブ牧師だった。
彼は、ラジオを通じて警察の腐敗摘発撲滅キャンペーンを
展開しており、今回の事件でクリスティンに対して
不穏な動きが警察関係で起きていることを言う。
そして「一緒に戦いましょう」と申し出る。
久しぶりに見ましたよ。
こんなに頼れる人物がクリスティンの元へやって来たのは。
この牧師さん、人望の厚さと行動力では
警察の仕組み自体を変えてしまうのではないかと思うくらい
側近のメンバーも合わせて逞しく思えたのである。
そして、本当のウォルターを取り戻すための戦いが始まる。
まずは、ウォルターが掛かっていた歯科医や
学校の担任らに証言と報告書の作成を頼むのだった。
彼らもこの申し出に快諾してくれたのだった。
しかしながら
そんなころ警察に任意同行を受けたクリスティンは
そのまま精神病院へほうり込まれることとなる。
そしてその精神病院の患者らは
このクリスティンと同様な警察被害者たちばかりだった。
「コード12」この烙印を押されると
病院内部での拷問が待ち受けていた。
実際、こんなことが日常茶飯事に行われていたことが
とてもショックであった。
◇
ある日
ある別の事件が発覚するのである。
これは予告編では一切報じられていなかった部分だ。
大丈夫ですよ~
ネタバレしてませんから
未成年の不法入国者がいるとの一報が警察署内に入る。
青少年課のレスター刑事が早速現地に飛ぶ。
ロサンゼルス近郊のゴードン・ノースコット養鶏場に入ると
そこには人の気配が全くなく不気味で
まさにゴーストハウスという感じだ。
捜査にやって来たレスター刑事を
カメラは暗い家屋の隙間から映している。
これは、ここに潜んでいる人物から捕らえた目線なのか。
このノースコット養鶏場でのシーンは
まさに、ウエスタン映画そのものであると感じた。
クリント・イーストウッドのイメージとして
それまでの自身のキャリアの中で培ってきた経験が
単身捜査にやって来たレスター刑事を
何処となく保安官のように見せていたのかもしれない。
う~ん、何処となく『ペイルライダー』を感じますね^^
このノースコット養鶏場での事件は
ウォルターの失踪事件とはまったく別物のように思えるが
実は、この事件こそが後に驚愕の真実として
世界を震撼させることとなるのだった。
◇
二つの事件が徐々に進んで行き
それが、最終的にひとつのストーリーに交差した時
私たちは言いようのない絶望感に包まれることとなる。
上手い!
もしかしたら、クリント・イーストウッドが撮った映画で
最も心に響いた映画だったかもしれない。
本作に登場する人物の誰ひとりとして
無駄に映してはいないのである。
そして、そこには無駄な贅肉をそぎ落とした
シンプルかつシャープな台詞の数々にも脱帽する。
警察からの非道な圧力にも決して屈しないクリスティン。
この精神力を持続させたものは、我が子を必ず見つけるという
確固たる信念の賜物であったことは言うまでもない。
おまけ)
・この年代の腐敗しきった警察に於いて
青少年課レスター刑事のような
骨太な刑事が居たことが嬉しかった。
・火を付けたタバコの灰を落とすこともせず
少年の証言に固まってしまったレスター刑事。
ワタシ的には本作のヒーローは彼である。
このレスター刑事を観に行くだけで再鑑賞してもいいくらいだ。
・法廷シーンに関しては
下手な裁判劇映画をも凌駕していたように思う。
・ゴードン・ノースコット農場の経営者は
フニャフニャしてないでしっかり起立しろ!^^
証言も二転三転して、その度にワタシは動揺したのだ。
もしかしたらこいつ、ブレンダン・フレイザーか^^;
・もしも主演がC・Tだったら・・(そんな話は知りませんが)
もしもクリスティンをシャーリーズ・セロンが演じていたら
ワタシは寧ろこちらの方がクリスティンに合っていたとも。
アンジーだから集客できたのか?
でも、シャーリーズ姐さんの演技も本作で観てみたかった~。
すみません。映画好きの欲とでも言いましょうか(笑)
・第7回(1934)アカデミー賞作品賞は
ノミネート12作品のなかから『或る夜の出来事』に決定!!!
クリスティンお薦めのこの映画を観たくなった^^
・電話交換手の仕事ってあんなに大変なの?
主任さんは交換手らの後ろをヘッドフォンマイクを付けて
ローラースケートでカッポ?
あれが後にカーホップ・ガールへと進化して行ったのでしょうか?
日本じゃまったくお目に掛かれませんけどね^^
-----------------------------------------------------
監督:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
撮影:トム・スターン
音楽:クリント・イーストウッド
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ/ジェフリー・ドノヴァン/
コルム・フィオール/ジェイソン・バトラー・ハーナー/マイケル・ケリー
『チェンジリング』
アンジー姉さんが『ランボー』のスタローンのように「ホースで水をぶっかけられる」シーンが、
少々気にはなるんですが・・そう言うエロチックな妄想を抱いて観に行くたぐいの作品ではなさそうですね(⌒~⌒ι)
残業が減って来たら、行きてぇのぉぉ・・(×_×)
残業に追われているのですね。
ある意味、こちらの地域にとっては羨ましい部分ではあります^^
>アンジー姉さんが『ランボー』のスタローンのように「ホースで水をぶっかけられる」シーンが、
捕虜収容所じゃないんだからアレは行き過ぎですよね~^^
アンジー姐さんが泣きながら訴えるシーンは
目もとの化粧がやたら気になってしまいました。ハイ^^
これはイーストウッド監督作品ということで観に行きたいなぁと「気になる作品」として温めているものです。
イーストウッドさんは監督としてからの方が“惹かれるもの大”の人です。
アンジーさんは実はそんなに好きな女優さんではないのですが、本作で「好き」に好転すればそれも良し、ですがどうでしょうね。
いずれにしても今回は(観に行く積りで)冒頭とエンド部のみを読みさせて頂きました。鑑賞が叶えばじっくりと再訪問させていただきますね!(*^_^*)
>イーストウッドさんは監督としてからの方が“惹かれるもの大”の人です。
そうなんですよ。
俳優としての魅力は眩しい時に見せるあの渋面の皺部分だったりします^^
こんなことを言ったら叱られるかもしれませんが
どちらかと言えば、どの役やっても皆同じに見えてしまうんですよ^^;
しかし、監督業でこんなに才能を発揮するとは意外でしたね。
さらに自らのジャズ好きと云う部分で作曲もこなしてしまうなんて凄いと思います。
>アンジーさんは実はそんなに好きな女優さんではないのですが、
スタイルが良いので当時のファッションを存分に堪能は出来ると思います。
ただ、少し痩せすぎてるかなと^^
でもこれは本作に於ける役作りの部分では丁度良かったのかもしれないです。
ワタシ的には『ウォンテッド』のようなアクション系で映える女優さんだと思っていますので
本作が彼女の売りになるとは思えませんでしたけどね^^
過去作品を見ると、シリアス系とアクション系と交互に出演されてますから
次は、エンタメ系のアクション映画に出演すると予想してます。
>いずれにしても今回は(観に行く積りで)冒頭とエンド部のみを読みさせて頂きました。
もし時間が取れるのなら、是非観てもらいたいですね^^
観てまいりました。
見応えあり!の作品でした。イーストウッド監督の人間性をひしと感じるものでした。
レスター刑事に関しては全く同感です。
私も、最も心に残った人物でした。
>シャーリーズ・セロンが演じていたら
これについても同感です。
私にはアンジーにはファイターのイメージが強すぎて。でも本作での彼女には引き付けられましたけれどね。
本作では音楽も、過去の同監督作品と同じくイーストウッドの仕事だったようですね。
凄い人だとあらためて感じました。
ご覧になったのですね。
見応えがあってホッとしました^^
やはりイーストウッド監督作は外れナシと云うことでしょうかね^^
>私も、最も心に残った人物でした。
証言した少年の言葉に真剣に耳を傾けてくれただけでも嬉しかったです。
穴を掘り続ける少年に「もういいんだ」と言ってカメラが真上にズームアウトする場面には
ちょっとウル!っときましたよ^^;
>私にはアンジーにはファイターのイメージが強すぎて。
>でも本作での彼女には引き付けられましたけれどね。
アンジーのシリアス路線としては私が観た中では最高の映画となりました。
これで今後の活躍にも幅が広がることでしょう。
ファイター役は30代までが限界ですからね^^
『もしかしたらこいつ、ブレンダン・フレイザーか』
私も思いました!!(笑)
似ていましたよね~ノースコットが時々ブレンダンに見えた(笑)
アカデミー賞の作品賞にノミネートされてもいいと思える完成度の高い作品でしたよね。
でも、再鑑賞は出来ないなぁ~切な過ぎて。
>似ていましたよね~ノースコットが時々ブレンダンに見えた(笑)
おぉ~!ワタシだけかと思っていたので
ちょっと自信が付きました(なんの自信だっつ~の)^^
そうなんですよね。
本作は21世紀の名作の1本として映画史に刻まれていくかもしれないですね^^
なんで作品賞辺りにノミネートされなかったのか不思議なくらいです。
いつ自分らの身に降りかかって来てもおかしくない世の中ですし
同年代の子を持つ親としては他人事として処理できませんもんね。
こういった犯罪はもう一刻もなくしてもらいたいです。
『或る夜の出来事』…この映画でポロンはクラークゲーブルにメロメロになったのよ まだまだ子供だったけど(*ノノ)
でもこんなラブロマンスの映画がアカデミー賞を取っている最中にも 腐敗したアメリカの現実が有ったなんて‥
★はたしかに5 でも今夜はちょっとしんどいわ…(;¬д¬)
>『或る夜の出来事』…この映画でポロンはクラークゲーブルにメロメロになったのよ
>まだまだ子供だったけど(*ノノ)
もしかしてリアルタイムで鑑賞されたんでしょうか?^^
(んな訳ないですよね)^^
>★はたしかに5 でも今夜はちょっとしんどいわ…(;¬д¬)
やっぱり同年代の子を持つ親としては、
特に女性の場合は出産が絡んでいますから尚更辛いですよね。
アメリカの牛乳パックには行方不明児童の写真付きが普通ですからね。
年に80万人の児童が誘拐される現実を考えると怖くて暮らせません。