
評価★★★☆【3.5点】(P)
クリステン・スチュワートのイメージビデオ?
◆
王室の中で追い詰められていくダイアナ妃の
心の内に迫ったドラマ。
クリスマスでロイヤルファミリーが一堂に会す
サンドリンガムでの3日間に焦点を当て、
チャールズ皇太子の不倫や王室内での孤立に苦悩を深めていく
ダイアナ妃の孤独と葛藤を見つめ、重大な決断へと至る
心の軌跡を丁寧な筆致で描き出す。
<allcinema>
◆
ここ最近、著名人に扮することが多いクリステン。
ひとつ前では往年の名女優ジーン・セバーグの半生を演じ
その成り切りぶりは高い評価を得ていたという。
(デジタル配信だった分、ワタシは途中で萎えてスルー)
本作品も、ダイアナ妃の正気を失った数々の奇行を
クリステンの演技で見るものを圧倒させたのは流石と思う。
ただ、本作品を評価するうえで映画として観たときに
ドラマの大部分は彼女の奇行を延々見せられているだけ。
ちなみに冒頭のテロップで実話に基にした寓話とでている。
宮殿生活のしがらみに加え、夫チャールズの浮気が重なり
心身ともに追い詰められていったのはすでに知っているが
挙式後10年分のボディブローは完全に切り落とされている。
もちろん、クリスマスでロイヤルファミリーが一堂に会す
サンドリンガムでの3日間にスポットを当てているから
こういう感じになってしまうのは致し方ないとして
つまり、ダイアナにとって宮殿での最悪の3日間が描かれ
この日を境に離婚を決意する重要な部分であったわけだ。
クリステン・スチュワートって本当に綺麗ですね。
◆
【今週のツッコミ】
・冒頭、道路に転がるキジの死骸のアップ映像、
向こうから数台の軍用車がこちらに向かってくる!
タイヤで踏みつぶされるかとハラハラしっぱなし。
・そりゃあ、クリステン・スチュワートが演じれば
集客アップまちがいなしでしょうね。
・まさかここまで精神的に追い詰められていたとはつゆ知らず。
挙式から10年でここまで冷え切るものなんでしょうか。
・むしろ、不倫相手のカミラ目線で描いた方が注目度はあるな。
それかチャールズ皇太子目線でもいいんだけど。
・母を思いやる幼い兄弟が健気に見える。
・広報担当のグレゴリー少佐とマギーの存在に救われる。
・夫からのプレゼントのパールを引きちぎって嚙み砕き、
ニッパーで上腕をプチン!と切る自傷行為をみて
チャールズよ、知らなかったとは言わせないよ、みたいな。
-----------------------------------------------------------------------------------
監督:パブロ・ラライン
脚本:スティーヴン・ナイト
音楽:ジョニー・グリーンウッド
出演:クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール
『スペンサー ダイアナの決意』
クリステン・スチュワートのイメージビデオ?
◆
王室の中で追い詰められていくダイアナ妃の
心の内に迫ったドラマ。
クリスマスでロイヤルファミリーが一堂に会す
サンドリンガムでの3日間に焦点を当て、
チャールズ皇太子の不倫や王室内での孤立に苦悩を深めていく
ダイアナ妃の孤独と葛藤を見つめ、重大な決断へと至る
心の軌跡を丁寧な筆致で描き出す。
<allcinema>
◆
ここ最近、著名人に扮することが多いクリステン。
ひとつ前では往年の名女優ジーン・セバーグの半生を演じ
その成り切りぶりは高い評価を得ていたという。
(デジタル配信だった分、ワタシは途中で萎えてスルー)
本作品も、ダイアナ妃の正気を失った数々の奇行を
クリステンの演技で見るものを圧倒させたのは流石と思う。
ただ、本作品を評価するうえで映画として観たときに
ドラマの大部分は彼女の奇行を延々見せられているだけ。
ちなみに冒頭のテロップで実話に基にした寓話とでている。
宮殿生活のしがらみに加え、夫チャールズの浮気が重なり
心身ともに追い詰められていったのはすでに知っているが
挙式後10年分のボディブローは完全に切り落とされている。
もちろん、クリスマスでロイヤルファミリーが一堂に会す
サンドリンガムでの3日間にスポットを当てているから
こういう感じになってしまうのは致し方ないとして
つまり、ダイアナにとって宮殿での最悪の3日間が描かれ
この日を境に離婚を決意する重要な部分であったわけだ。
クリステン・スチュワートって本当に綺麗ですね。
◆
【今週のツッコミ】
・冒頭、道路に転がるキジの死骸のアップ映像、
向こうから数台の軍用車がこちらに向かってくる!
タイヤで踏みつぶされるかとハラハラしっぱなし。
・そりゃあ、クリステン・スチュワートが演じれば
集客アップまちがいなしでしょうね。
・まさかここまで精神的に追い詰められていたとはつゆ知らず。
挙式から10年でここまで冷え切るものなんでしょうか。
・むしろ、不倫相手のカミラ目線で描いた方が注目度はあるな。
それかチャールズ皇太子目線でもいいんだけど。
・母を思いやる幼い兄弟が健気に見える。
・広報担当のグレゴリー少佐とマギーの存在に救われる。
・夫からのプレゼントのパールを引きちぎって嚙み砕き、
ニッパーで上腕をプチン!と切る自傷行為をみて
チャールズよ、知らなかったとは言わせないよ、みたいな。
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監督:パブロ・ラライン
脚本:スティーヴン・ナイト
音楽:ジョニー・グリーンウッド
出演:クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール
『スペンサー ダイアナの決意』
関係者へのインタビューというパターンになっていたでしょうね。
そうなると、
未公開の映像辺りしか興味を持たなくなって本作品のような奇行は見られなかった感じですかね~。
寓話とテロップに出したことで製作者サイドは思い切った演出も可能になりますもんね。
>不協和音
これは本当にダイアナの心身障害を演出するうえでは効果バッチリでした。
ラストは解放されたことへの爽快感を現す意味で上手かったですよね。
ドキュメンタリーの方は観ていませんが
フィクションの方が、好きに色を付けられるのかもしれませんね。
「寓話」ということになっていますしw
この映画、ずっと陰鬱な音楽や不協和音が流れていましたが
最後に彼女が息子たちを連れて車で走り去るシーンでは、意外なポップスで驚きました。
どちらにしても衝撃だったのは今でもはっきり覚えています。
この映画がドキュメンタリーだったら、多分スルーしたと思いますが、クリステンですからね!
>クリステンはJ.ビノシュと共演の「アクトレス〜」
まさにそこなんですよ。
その作品からただのアイドルから演技派にかなり成長していった感じでした。
(ベッドに横たわるクリステンのヒップが未だ印象深い←変態か)
ダイアナ目線でいくと夫チャールズはもちろん、姑のエリザベスも悪者扱いになってしまいますね。
itukaさんがご覧になったとはちょっとびっくりです。
クリステンはJ.ビノシュと共演の「アクトレス〜」
辺りから素敵な女優になリましたね。
「セバーグ」のクリステンは「ダイアナ」より
本人にピッタリかとも思いました。続きを是非!
チャールズとダイアナの白々しさが強烈!
もう我慢ならん!と二人は別居したのでしょうね。
ロイヤルじゃなきゃもっと早くに別れたかもです。