サバイバルファミリー

評価：★★★☆【３．５点】



こういう映画こそ、本ブログサブタイトルそのものだわ(笑)

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東京に暮らす鈴木家は、父と母と息子と娘の平凡な４人家族。
仕事一筋の父親・義之はどこか頼りなく、家族の心はすっかりバラバラ。
そんなある日、いきなり電気が消滅するという原因不明の異常事態に遭遇、
電池も使用不能で、電化製品ばかりか電車や自動車に加え、
ガスや水道といった全てのライフラインも止まってしまう。
最初はしばらくすれば復旧するとタカを括っていた一家だったが、
状況はいよいよ深刻の度を増していく。
水も食料も容易には入手できず、義之は東京を離れることを決断する。
そして一家は自転車で、祖父のいる鹿児島を目指して旅立つのだったが…。
＜allcinema＞

◇

よくある一般庶民の家族目線で描かれたパニック映画。
もしもこういうことが実際にあったなら
自分ならどういう行動を起こすのか！

矢口監督ありがとうございます。

しっかりシミュレーションできたことが何よりでしたよ。


【今週のツッコミ】

・増水した川で父が流されたわけだが、汽車の家族よりも
　数キロ先で放浪していたということは
　川の流れが速かったのか、家族は汽車に乗るまで時間を要したのか
　ここは全体像を俯瞰撮影してほしかった。

・っていうか母の視力は未開の原住民並みにすごかった(笑)

・その父がさまよう姿はまさに「ウォーキングデッド」のウォーカー。
　ここからイッキにホラーサスペンスに移行した感じだ。

・高速道路上で遭遇したサイクリストらの与えられた状況を楽しもう発言やら
　アウトドアの豊富な知識を目の当たりにした父のプライドが崩れる様は
　見ていて痛々しかった(笑)

・にしても不便な生活を強いられた家族には絆が生まれ、今後もっと
　たくましくなって生きていくことだろう。
　冒頭でコケにしたサバのみそ煮で夕食を囲む彼らを見たかった。
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監督：矢口史靖
脚本：矢口史靖
音楽：野村卓史
出演：小日向文世/深津絵里/泉澤祐希/葵わかな/

『サバイバルファミリー』