
評価:★★★【3点】
『荒野の七人』シリーズが個人的にダメダメだったので
アントワーン・フークアのこのリメイク作品に期待したのだが。。。
◇
開拓時代の小さな田舎町。
そこでは冷酷な悪徳実業家バーソロミュー・ボーグが
町の資源を独占しようと荒くれ者たちを従え、
傍若無人の限りを尽くしていた。
ある日、ボーグに夫を殺されたエマは、
サムと名乗る賞金稼ぎの銃の腕前を見込んで、
町を救ってほしいと住民からかき集めた
なけなしの全財産を差し出し懇願する。
最初は興味を示さなかったサムだったが、
この依頼を引き受けることにし、ギャンブラーのジョシュをはじめ
腕利きの男たちのリクルートを開始する。
こうしてワケありのアウトロー7人が小さな町を守るために雇われ、
やがて彼らはボーグ率いる200人超の悪党軍団に
無謀とも思える戦いを挑んでいくのだったが…。
<allcinema>
◇
そもそもではあるが予告編の未亡人が男に懇願するシーンの
例のセリフだけで「これは地雷を踏みそうな映画かも、、、」だった。
未亡人の言う「復讐の前に正義として」この優等生発言がダメなのだ。
それからサム(リーダー)が傭兵を集める部分にしても
あまりに淡々とし過ぎていて『七人の侍』と大違い。
こういうところに苦労がないから
誰にも感情移入ができない結果になったんだと思う。
今思えば『七人の侍』の登場人物それぞれに
過去の背景など丁寧に描かれていたし、個性がしっかりあったが
本作には、それもない。
個人的にはアクションシーンをもっと削っていいから
そこのところをしっかり説明として残してほしかったな。
【今週のツッコミ】
・“悪魔の銃”ガトリング銃の射程距離、、、その前に
あの位置から防護壁なしで撃ち込んでる無防備さに唖然。
・ガトリング銃のマガジン交換に時間がかかり過ぎてるのは
銃身冷却のため?ならば、その間に
スナイパーのイーサン・ホークに一発必中でまかせればいいのに。
・とにかく撃ちまくれ!その後の弾切れ発言にシートから落ちそうになった。
・ここのところ過去の優男が悪党に変貌するパターン多し。
本作のピーター・サースガードや『ジェーン』のユアン・マクレガーなど。
・“テキシコ野郎”の2丁拳銃ガンさばきがいちばんの見どころ。
・結局、安い賃金にも関わらず彼らはなぜ命を賭けることにしたのか!
これの説明がしっかり伝わらないと真のテーマは見えてこない。
(いや、意外と100万ドルくらいあったのかも。当時のレートで、、、)←おい
----------------------------------------------------------------
監督:アントワーン・フークア
脚本:ニック・ピゾラット
音楽:ジェームズ・ホーナー/サイモン・フラングレン
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・プラット/イーサン・ホーク/
『マグニフィセント・セブン』
『荒野の七人』シリーズが個人的にダメダメだったので
アントワーン・フークアのこのリメイク作品に期待したのだが。。。
◇
開拓時代の小さな田舎町。
そこでは冷酷な悪徳実業家バーソロミュー・ボーグが
町の資源を独占しようと荒くれ者たちを従え、
傍若無人の限りを尽くしていた。
ある日、ボーグに夫を殺されたエマは、
サムと名乗る賞金稼ぎの銃の腕前を見込んで、
町を救ってほしいと住民からかき集めた
なけなしの全財産を差し出し懇願する。
最初は興味を示さなかったサムだったが、
この依頼を引き受けることにし、ギャンブラーのジョシュをはじめ
腕利きの男たちのリクルートを開始する。
こうしてワケありのアウトロー7人が小さな町を守るために雇われ、
やがて彼らはボーグ率いる200人超の悪党軍団に
無謀とも思える戦いを挑んでいくのだったが…。
<allcinema>
◇
そもそもではあるが予告編の未亡人が男に懇願するシーンの
例のセリフだけで「これは地雷を踏みそうな映画かも、、、」だった。
未亡人の言う「復讐の前に正義として」この優等生発言がダメなのだ。
それからサム(リーダー)が傭兵を集める部分にしても
あまりに淡々とし過ぎていて『七人の侍』と大違い。
こういうところに苦労がないから
誰にも感情移入ができない結果になったんだと思う。
今思えば『七人の侍』の登場人物それぞれに
過去の背景など丁寧に描かれていたし、個性がしっかりあったが
本作には、それもない。
個人的にはアクションシーンをもっと削っていいから
そこのところをしっかり説明として残してほしかったな。
【今週のツッコミ】
・“悪魔の銃”ガトリング銃の射程距離、、、その前に
あの位置から防護壁なしで撃ち込んでる無防備さに唖然。
・ガトリング銃のマガジン交換に時間がかかり過ぎてるのは
銃身冷却のため?ならば、その間に
スナイパーのイーサン・ホークに一発必中でまかせればいいのに。
・とにかく撃ちまくれ!その後の弾切れ発言にシートから落ちそうになった。
・ここのところ過去の優男が悪党に変貌するパターン多し。
本作のピーター・サースガードや『ジェーン』のユアン・マクレガーなど。
・“テキシコ野郎”の2丁拳銃ガンさばきがいちばんの見どころ。
・結局、安い賃金にも関わらず彼らはなぜ命を賭けることにしたのか!
これの説明がしっかり伝わらないと真のテーマは見えてこない。
(いや、意外と100万ドルくらいあったのかも。当時のレートで、、、)←おい
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監督:アントワーン・フークア
脚本:ニック・ピゾラット
音楽:ジェームズ・ホーナー/サイモン・フラングレン
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・プラット/イーサン・ホーク/
『マグニフィセント・セブン』
バンバン百発百中で撃ちまくってたし(爆
いや~~久々に胸が痺れました~~
ドンパチ音に!(笑
近年ではハリウッド映画のリメイクの本作よりも
タラちゃんの『ジャンゴ』の方が断然面白かったです。
あ、『ヘイトフル・エイト』もよかったですけどね(笑)
リーダーは好きなんですけど、ギャンブラーの軟派なところがもうひとつでした。
腕はいいんだけどね^^;
なかなかコメント出来ませんでした。
ギャンブラーのキャラがまさしくイマドキハリウッド!のとってもアッメリカ~ンなリメイクでしたね。
これはこれで楽ししかったのですが、
サムの動機が個人的な復讐だったのは、
オリジナルの精神とは別物になってしまう気がして、いただけませんでした。
おひさしぶりです。
遂に映画館通いを再開されたのですね!
作品、被らなかったですか(笑)
ワタシは今年に入ってから、大作映画と無縁のものばかり観ていたので被ると思ったのですが
そこはちょいと残念でした(笑)
っていうか、この作品をチョイスされたことがまず驚きです。
アッメリカ~ンな軽すぎる感じが、今から死ぬかもしれない戦争なのに不思議でした(笑)
そうそう!己の復讐が絡んでいるなんて、オリジナルを根底から変えてますよね!
自分らにとってなんの得もないのに命を張る!これが最大のキモなのにね。
ところで、18のイトーヨーカドーってなくなるみたいですね。
先日行った際、18の入り口には
「当劇場は変わらず営業いたします」と言う張り紙がありました(笑)
ヨーカドー店舗前の駐車場はこれまで通り利用できるのでまずは一安心なのですが、
今後はどうなることやら。。。(メガドンキになると言ううわさも...)
>っていうか、この作品をチョイスされたことがまず驚きです。
『スノーデン』のついでだったんですよ(笑)
ワタシ2~3ヵ月ほど情報が遅れてますね^^;
そうそう、駐車場が大きく絡んでくるので、今後の動向がとても気になります。
と言いつつ、「メガドンキ」のような商業施設?なら一安心。
これがホテルやマンションに変わったら車をとめる場所ないですもんね。
お~!『スノーデン』は上映時間の都合で諦めた作品です。
今週は新作映画観たいのがないので来週の『マリアンヌ』まで映画はお預けです(笑)