
評価:★★★☆【3.5点】
「シェリー」と「君の瞳に恋してる」しか聴いたことがない^^;
洋楽は邦楽よりも好きで昔からよく聴いていたが
ほとんど、曲の心地よさを感覚でとらえるだけなので
フォー・シーズンズというグループ名も今日初めて知った次第(おい)
◇
ベルヴィル。
そこは犯罪が日常茶飯事というニュージャージーの最貧地区。
1951年、イタリア系移民が多く住むこの街で、
しがないチンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィートは、
美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カステルチオ
(のちのヴァリ)を自分のバンドに迎え入れる。
フランキーの歌声は地元マフィアのボス、ジップ・デカルロも魅了し、
サポートを約束する。
最初は鳴かず飛ばずの彼らだったが、
才能豊かなソングライター、ボブ・ゴーディオとの出会いによって
大きな転機を迎える。
ヴォーカルのフランキー、ギターのトミー、ベースのニックに、
キーボードと作曲を担当する最年少のボブが加わり、
バンド名を“フォー・シーズンズ”と改めた4人は、『
シェリー』を皮切りに次々とヒットを連発、
ついにスターダムへとのし上がるのだったが…。
<allcinema>
◇
アメリカのブロードウェイでも何度も公演されている
定番中の定番劇らしい。
で、その公演のオリジナル俳優が本作のリードボーカルとなり
その独特の歌声を披露している。
イギリスのビートルズかアメリカのフォー・シーズンズか!と
言われるくらい、当時の人気は凄かったらしい。
確かに、ラジオ番組で名曲として何度も流れていた記憶はあるが
さすがに、誰が唄っているかまでチェックするほどではなかったなー。
こうしてみると、ステージ上では華々しい活躍をしてても
それは彼らからすれば家族を養う仕事であり、
ステージを降りれば、普通の家族同様、いろんな苦悩もあるわけで、、、
また、人気絶頂であってもグループ内の確執やら
金銭問題など一筋縄ではいかない難しさもあって、
決してお気楽な絶頂期だったとは言えないのだ。
グループのリーダー、ギターのトミーが金銭問題を起こし
メンバー全員で巨額な借金を仕事で返済しようとし
その反動が家族をないがしろにする難しさなど丁寧に描き込んでいる。
イーストウッドの緻密で繊細な人間描写はまだまだ健在だった。
【今週のツッコミ】
・ドラマは素晴らしいものがあるが、40年後のメンバー老けメイクが!
先回の『J・エドガー』同様、特殊メイクが苦手と確信した^^;
・こういっちゃなんだけど、どこにもいるんだ。地味なメンツ。
ビートルズのリンゴ・スターを引き合いに出していいの?(笑)
・あのトミーと10年も相部屋だった低音担当ニックに同情票!
・あ、トミーの老けメイクだけは自然でよかったよ(笑)
・ボーカルのフランキーと作曲ボブのふたりだけでも十分稼げそう(こら)
・十代のフランキーがデビュー当時の郷ひろみに似てる(笑)
・知ってる俳優はクリストファー・ウォーケンひとりだけ^^;
・フランキーが家出した娘をダイナーで諭すシーンに
もうちょっとで涙腺が緩みそうだった。
・本作、全体的に出演女優が魅力的な人ばかりだった。
イーストウッドと感性似てるんだろうか(なんちゃって)
できれば、『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』に出てた
オズワルドの母マーゲリートも出てほしかった(なんだよそれ)
---------------------------------------------------
監督:クリント・イーストウッド
脚本:マーシャル・ブリックマン/リック・エリス
音楽:オリジナル曲
出演:ジョン・ロイド・ヤング/エリック・バーゲン/マイケル・ロメンダ/
ヴィンセント・ピアッツァ/クリストファー・ウォーケン/
『ジャージー・ボーイズ』
「シェリー」と「君の瞳に恋してる」しか聴いたことがない^^;
洋楽は邦楽よりも好きで昔からよく聴いていたが
ほとんど、曲の心地よさを感覚でとらえるだけなので
フォー・シーズンズというグループ名も今日初めて知った次第(おい)
◇
ベルヴィル。
そこは犯罪が日常茶飯事というニュージャージーの最貧地区。
1951年、イタリア系移民が多く住むこの街で、
しがないチンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィートは、
美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カステルチオ
(のちのヴァリ)を自分のバンドに迎え入れる。
フランキーの歌声は地元マフィアのボス、ジップ・デカルロも魅了し、
サポートを約束する。
最初は鳴かず飛ばずの彼らだったが、
才能豊かなソングライター、ボブ・ゴーディオとの出会いによって
大きな転機を迎える。
ヴォーカルのフランキー、ギターのトミー、ベースのニックに、
キーボードと作曲を担当する最年少のボブが加わり、
バンド名を“フォー・シーズンズ”と改めた4人は、『
シェリー』を皮切りに次々とヒットを連発、
ついにスターダムへとのし上がるのだったが…。
<allcinema>
◇
アメリカのブロードウェイでも何度も公演されている
定番中の定番劇らしい。
で、その公演のオリジナル俳優が本作のリードボーカルとなり
その独特の歌声を披露している。
イギリスのビートルズかアメリカのフォー・シーズンズか!と
言われるくらい、当時の人気は凄かったらしい。
確かに、ラジオ番組で名曲として何度も流れていた記憶はあるが
さすがに、誰が唄っているかまでチェックするほどではなかったなー。
こうしてみると、ステージ上では華々しい活躍をしてても
それは彼らからすれば家族を養う仕事であり、
ステージを降りれば、普通の家族同様、いろんな苦悩もあるわけで、、、
また、人気絶頂であってもグループ内の確執やら
金銭問題など一筋縄ではいかない難しさもあって、
決してお気楽な絶頂期だったとは言えないのだ。
グループのリーダー、ギターのトミーが金銭問題を起こし
メンバー全員で巨額な借金を仕事で返済しようとし
その反動が家族をないがしろにする難しさなど丁寧に描き込んでいる。
イーストウッドの緻密で繊細な人間描写はまだまだ健在だった。
【今週のツッコミ】
・ドラマは素晴らしいものがあるが、40年後のメンバー老けメイクが!
先回の『J・エドガー』同様、特殊メイクが苦手と確信した^^;
・こういっちゃなんだけど、どこにもいるんだ。地味なメンツ。
ビートルズのリンゴ・スターを引き合いに出していいの?(笑)
・あのトミーと10年も相部屋だった低音担当ニックに同情票!
・あ、トミーの老けメイクだけは自然でよかったよ(笑)
・ボーカルのフランキーと作曲ボブのふたりだけでも十分稼げそう(こら)
・十代のフランキーがデビュー当時の郷ひろみに似てる(笑)
・知ってる俳優はクリストファー・ウォーケンひとりだけ^^;
・フランキーが家出した娘をダイナーで諭すシーンに
もうちょっとで涙腺が緩みそうだった。
・本作、全体的に出演女優が魅力的な人ばかりだった。
イーストウッドと感性似てるんだろうか(なんちゃって)
できれば、『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』に出てた
オズワルドの母マーゲリートも出てほしかった(なんだよそれ)
---------------------------------------------------
監督:クリント・イーストウッド
脚本:マーシャル・ブリックマン/リック・エリス
音楽:オリジナル曲
出演:ジョン・ロイド・ヤング/エリック・バーゲン/マイケル・ロメンダ/
ヴィンセント・ピアッツァ/クリストファー・ウォーケン/
『ジャージー・ボーイズ』
くらいしか聞き覚えがないけど、
なんか感無量でした。。。
あ、でもトミーと10年も相部屋だったら・・・
私だってメンバー脱退しますわ!(苦笑
ファンからすれば、こういうのってたまらないんでしょうね。
えふさん、もしかして涙が流れましたか?^^
あのトミーのがさつさは半端ない酷さでしたね(笑)
ワタシも相部屋だったら自腹切ってもいいから部屋変えてもらいたいです(爆)
ああいう所にもきっちりと主張を出してくるのが、やっぱりイーストウッドが好きな理由です。
嘆いて愚痴ってる時間がなかったからと本人は言いそうですが
あのシーンはほんと、よかったです。
もっともっと感動してたろうなぁ~~。
さだまさしもびっくりな借金生活、
歌だけで完済してしまうのはほんとすごい!!
それにしても、あの名曲「君の瞳~」が
あんな風に生まれたなんて、ビックリ。
しかも、日の目をみなかったかもしれなかったし。。。
ミュージカルの舞台では大きく主役張ってるようですが
彼が主演だったら、特に観に行こうとは思わないかも^^;
>さだまさしもびっくりな借金生活、
そうだったんですか!それは知らなかった。
思えば、あの時代の50万ドルっていえば日本円で、え~と、、、
1ドル=360円くらいだったでしょうか(笑)
約1億8千万円?
最後の方で作曲をしていたボブが自分がいたからこれだけヒットメーカーになることが出来たとか
やたら得意げに言ってましたが、たしかにその通りでしたね(爆)
え?まさかこの老けメイクで終わりってことないよね?・・・と一瞬固まりましたが
(ニックがリンゴを引き合いに出した時も固まったけど・笑)
思いっきり楽しいラストでよかったです。
あれは意図的にネタにしてるのかと思ってしまいましたよ^^;
真面目に老けメイクしてるとは、とても思えませんってことで
スタッフ調べたら「ジェームズ・J・ムラカミ」という方で
なんと『硫黄島からの手紙』からイーストウッドのファミリーのようです。
ってことで、今後もイーストウッドの映画には彼が携わるんでしょうね(アーメン)^^
ラストダンスはインド映画かよ!ってツッコミ入れてました(笑)
基本的にミュージカルものは好きなんです。ステージも見たかったが、日本版は難しいだろうな。
三女の小さい時の子役が可愛かった。
近年のミュージカルって昔のコテコテ(台詞までメロディ付き)のものとちがい
ほとんど、音楽関係ならミュージカル映画と言ってるので
それならワタシも何とか付いていけます(笑)
随分前の『エビータ』で懲りましたから^^;