評価★★★
これが基本形のゾンビだとロメロは言いたかった。
ゾンビは決して走ってはいけない
生前より運動能力があってはならない
そうなんですよ。
これがワタシの求めるゾンビってやつです。
ま、その辺りは
ゾンビの生みの親ということで
ゲームソフトから抜け出たような
突っ走るゾンビに“待った”をかけたところは大いに結構!
すべては『バイオハザード』から間違った方向に
行ってしまったように思えるのだが。
◇
10月、ペンシルバニア州。
ジェイソンら学生グループは映画学科の卒業制作のため
山奥でホラー映画を撮影していた。
だがその最中、ラジオから衝撃のニュースを聞く。
それは、世界中で死体が息を吹き返した上
人間たちに襲いかかっている、という俄に信じられない内容だった。
そしてジェイソンたちは山を下りると
本当に蘇った死者が人を襲う戦慄の光景を目撃する。
また、メディアも混乱し
事態は沈静化に向かっている、と虚偽の報道を繰り返す一方
インターネット上の動画共有サイトでは
断片的ながら凄惨な現場の映像が次々に流されていた。
そこでジェイソンたちは、
この惨劇をビデオカメラで克明に記録して後世に伝えようと決意し
絶えず身の危険が迫る状況下で撮影を始めるのだった。
◇
さて、
ゾンビ群の描写は期待通りのものだったが
撮影方法が巨匠のくせに
今流行りの主観撮影なるものに
乗っかってしまったからさあ、大変!
なんでもかんでも
ドキュメンタリータッチのすればいいかと言われてもね
未曾有の巨大モンスター登場という
そういったものならアリかもしれないが
ゾンビはどうなのよ・・・。
要するに
あたかも観客が現場に居るような
ドキュメンタリータッチのものにすれば緊迫感が倍増?
それは、それでいいんですが
現に『クローバーフィールド』では
大ヒットをして、それに続く映画が数本作られましたが
これをロメロがやってはいけません。
なぜか?
本作にはストーリー性が全くないのです。
なので、誰にも感情移入ができないし
やたら多い、くだらない台詞のオンパレード。
当然、挿入音楽もないし。
どうせなら
学生グループのロードムービーではなく
動画共有サイトの映像ばかりで
1本の映画にした方がよっぽど面白かったのに^^
それでもマスメディアのテレビニュースや
YouTubeの映像の方はなかなかのものでしたけどね。
あとは、ゾンビを殺す(?)シーンなどは
最新の特殊効果およびCG処理などが素晴らしくて
こういったところは一見の価値ありとなってはいます。
ということで
鑑賞中、95分の映画に対しトータル30分は寝てしまったのです。
上映劇場の関係で
観られなかった『REC』がありましたが
そちらの映画も本作と同じ主観撮影なので
同じゾンビ映画としてどうだったのかが気になるところです。
--------------------------------------------------------
監督:ジョージ・A・ロメロ
脚本:ジョージ・A・ロメロ
撮影:アダム・スウィカ
音楽:ノーマン・オレンスタイン
出演:ミシェル・モーガン/ジョシュ・クローズ/ショーン・ロバーツ/エイミー・ラロンド
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』
これが基本形のゾンビだとロメロは言いたかった。
ゾンビは決して走ってはいけない
生前より運動能力があってはならない
そうなんですよ。
これがワタシの求めるゾンビってやつです。
ま、その辺りは
ゾンビの生みの親ということで
ゲームソフトから抜け出たような
突っ走るゾンビに“待った”をかけたところは大いに結構!
すべては『バイオハザード』から間違った方向に
行ってしまったように思えるのだが。
◇
10月、ペンシルバニア州。
ジェイソンら学生グループは映画学科の卒業制作のため
山奥でホラー映画を撮影していた。
だがその最中、ラジオから衝撃のニュースを聞く。
それは、世界中で死体が息を吹き返した上
人間たちに襲いかかっている、という俄に信じられない内容だった。
そしてジェイソンたちは山を下りると
本当に蘇った死者が人を襲う戦慄の光景を目撃する。
また、メディアも混乱し
事態は沈静化に向かっている、と虚偽の報道を繰り返す一方
インターネット上の動画共有サイトでは
断片的ながら凄惨な現場の映像が次々に流されていた。
そこでジェイソンたちは、
この惨劇をビデオカメラで克明に記録して後世に伝えようと決意し
絶えず身の危険が迫る状況下で撮影を始めるのだった。
◇
さて、
ゾンビ群の描写は期待通りのものだったが
撮影方法が巨匠のくせに
今流行りの主観撮影なるものに
乗っかってしまったからさあ、大変!
なんでもかんでも
ドキュメンタリータッチのすればいいかと言われてもね
未曾有の巨大モンスター登場という
そういったものならアリかもしれないが
ゾンビはどうなのよ・・・。
要するに
あたかも観客が現場に居るような
ドキュメンタリータッチのものにすれば緊迫感が倍増?
それは、それでいいんですが
現に『クローバーフィールド』では
大ヒットをして、それに続く映画が数本作られましたが
これをロメロがやってはいけません。
なぜか?
本作にはストーリー性が全くないのです。
なので、誰にも感情移入ができないし
やたら多い、くだらない台詞のオンパレード。
当然、挿入音楽もないし。
どうせなら
学生グループのロードムービーではなく
動画共有サイトの映像ばかりで
1本の映画にした方がよっぽど面白かったのに^^
それでもマスメディアのテレビニュースや
YouTubeの映像の方はなかなかのものでしたけどね。
あとは、ゾンビを殺す(?)シーンなどは
最新の特殊効果およびCG処理などが素晴らしくて
こういったところは一見の価値ありとなってはいます。
ということで
鑑賞中、95分の映画に対しトータル30分は寝てしまったのです。
上映劇場の関係で
観られなかった『REC』がありましたが
そちらの映画も本作と同じ主観撮影なので
同じゾンビ映画としてどうだったのかが気になるところです。
--------------------------------------------------------
監督:ジョージ・A・ロメロ
脚本:ジョージ・A・ロメロ
撮影:アダム・スウィカ
音楽:ノーマン・オレンスタイン
出演:ミシェル・モーガン/ジョシュ・クローズ/ショーン・ロバーツ/エイミー・ラロンド
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』
小犬に反応したのか?
その辺りは気になります(・ω・)
決して泳いだりはしてません^^
2階から飛び降りたりもなかったです。
>小犬に反応したのか?
小犬というとチワワかパピヨン辺りでしょうか。
本作には登場しなかったですね~^^
展開が真面目すぎて面白みがなかったのもなんだかな~ってところです。
もうゾンビ映画も出尽くしたのかもしれないですね^^
>もうゾンビ映画も出尽くしたのかもしれないですね^^
こうなれば、もう残されたのは「感動系」「ヒューマニズム系」しかないでしょうね(・ω・)
ラストでニーアム兄さん(←誰?)が泣きながら
「このワクチンで2体救えた・・2体だぞ!」とか叫び、
スピルロック(←だから誰?)が監督したモノクロの長編ゾンビ映画・・などは如何でしょう。
来年度のアホデミー賞レースに鼻息荒く乗り込んでほしーとこです(⌒~⌒ι)
これ、どっかで聞き覚えのある台詞でしたね。
う~む!最低ふたりはたたっ切れ~!の逆バージョンかなと^^
過去のアカデミー作品をゾンビ主演でリメイクしてもらいたいですね。
あれ?そういえばゾンビ主演ってないですよね^^
こうなれば会話もできるようにしないといけませんね^^;
>あれ?そういえばゾンビ主演ってないですよね^^
>こうなれば会話もできるようにしないといけませんね^^;
サイレント(効果音のみサラウンドで収録)+モノクロ(パートカラー)で描けばよろし!
それが出来るのは・・テェム・ブァトン監督、あんただけどす!
『ローマの休日』辺りから順次リメイク決定!
どのみち字幕スーパー付きにすれば唸ってるだけでもストーリーは完結しますね^^
ロバート・ロドリゲスも参加してもらいたいのでココは一発、オムニバスでよろしいかと。