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ソウ2

2005年10月30日 21時34分53秒 | 映画 さ行
原題:『SAW II』

製作総指揮:ジェームズ・ワン/リー・ワネル
監督:ダーレン・リン・バウズマン
撮影:デヴィッド・A・アームストロング

出演: ドニー・ウォールバーグ/ディナ・メイヤー/トビン・ベル/フランキー・G/エマニュエル・ヴォージア

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オープニングからいきなりある部屋に監禁されているひとりの男、下着以外は例の鉄製のデスマスクを装着されている。そうです、死のゲームはいきなり始まるんです。このシーンは前作でもありました。これは今回のストーリーのなかで重要な伏線になっているんです。

前作『ソウ』が大ヒットし、その続編が僅か1年の時を経て公開されるという異例の早さ、もちろん短期間で続編公開というのは過去に『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』とありましたが、そちらは同時に撮影されていたものだし、それと今回の『ソウ2』とは根本的に違うのです。

ストーリーは前作よりも監禁者が8人に増え、狭い密室でなく館の中で自由に歩きまわれる設定にしてあり、残酷シーンが増えたのもこの大人数を色んなパターンで仕掛けなければいけなかったため、自ずとそういうことになったのでしょう。これはもうアメリカ青春スプラッター映画のノリに近かったですね。誰が最初の犠牲者になるのか・・・なんてことを思いながら観ていて“多分アイツだな”予想するのも面白いと思います。そういうことで逆に最後まで残りそうなキャラを探せば良いわけで・・個人的には、嫌いではないが、もうこのパターンは見飽きてる感じでした。

謎解きはそんなに無く時間と共にモウロウとしてくる監禁者たちの動きがまるでゾンビ風だし観てる方が先に謎を解く鍵を見つけてしまうようなテンポは賛否両論あるかと思う。そういえば観てて思ったのが今回の映画は案外“テーマパーク”としてやっていけるかもしれないなと、富士急ハイランド辺りで期間限定でいいからこんなノリの館をひとつ作ってもらいたいものです。

主演の刑事エリックは謎解きが苦手な風である。わが子が大人に混じって監禁されていたから無理はないが見るからにあの映画『LA・コンフィデンシャル』のラッセル・クロウなのである、頭より腕力勝負。そういえば何処となく見た目も似ていました。それと女性刑事ケリーを演じたディナ・メイヤーは若い頃のミシェル・ファイファーに似ているなと観てて思いました。

評価:★★★



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