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原題『MR. AND MRS. SMITH』
脚本: サイモン・キンバーグ
監督: ダグ・リーマン
撮影: ボジャン・バゼリ
音楽: ジョン・パウエル
出演: ブラッド・ピット/アンジェリーナ・ジョリー/ヴィンス・ヴォーン/アダム・ブロディ/ケリー・ワシントン
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夫婦でカウンセリングを受けているふたりのツーショット。それは5年前・・・いや6年前の二人の出会いから始まるのである。そう、5~6年前のことから・・・
南米コロンビアの首都ボゴタのホテルで、ある殺人事件が発生。現地の警察が個人旅行者を捜していた。そんなときロビーにいたジョン(ブラッド・ピット)に警察が職務質問をしようとしていた、ちょうどそのとき玄関から入って来たジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)を警察が取り囲んだ、それを見ていたジョンはとっさに恋人であるかのように声を掛け二人は難を逃れる。これが二人の出会いである。
運命の出会いから恋に落ち電撃結婚をしスミス夫婦となった二人だがお互い重大な秘密を隠し持っていた。それぞれが別組織の凄腕の殺し屋だった。デートで移動遊園地の射的ゲームで的に当てられないジェーンに速射で的に完璧に当てたジョン。だがそれを見て「ねえ、もう一回!」と言って今度はスナイパーの目になってジョンに負けず速射で見事に的を撃ち落しジョンが驚くシーンが非常にいい。ここのシーンからもうワクワクである。
この映画は特殊な人物設定とその中の台詞がとても面白く、ほぼ全編に渡って笑える一言が散りばめられている。ストーリーもテンポが良くお互いが自分の秘密を隠そうとしてそこそこの緊張感もあるし、何よりアンジェリーナ・ジョリーの殺し屋はまったく違和感なくとてもスマートであった。これは「トゥームレイダー」で鍛えられた成果がここで出た感じ。ブラッド・ピットも人を欺くことにかけては「オーシャンズ11」から続編までで演じて来ているしお互い過去の映画が役立っているように思えてしまった。
とにかくこれはお奨め映画である。最初から最後まで斬新なアングルと“007のジェームズ・ボンド”も真っ青な最新テクノロジー満載で観ているものを飽きさせない。あと、付け加えておきたいのがヴィンス・ヴォーンの母と二人暮らしのキャラクターが結構笑える。
この映画を監督したのは「ボーン・スプレマシー」のダグ・リーマン である。年内で2本も同じ監督の映画を観ることもめずらしいのに「ボーン・スプレマシー」と今回の「Mr.&Mrs.スミス」と両方とも最高点を付けたのは奇跡に近い。音楽も2本とも同じジョン・パウエルが担当、よく聴くと独特でそっくりな音楽である。出来ればもう一度リピートしたいくらいの出来であった。
評価:★★★★★
脚本: サイモン・キンバーグ
監督: ダグ・リーマン
撮影: ボジャン・バゼリ
音楽: ジョン・パウエル
出演: ブラッド・ピット/アンジェリーナ・ジョリー/ヴィンス・ヴォーン/アダム・ブロディ/ケリー・ワシントン
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夫婦でカウンセリングを受けているふたりのツーショット。それは5年前・・・いや6年前の二人の出会いから始まるのである。そう、5~6年前のことから・・・
南米コロンビアの首都ボゴタのホテルで、ある殺人事件が発生。現地の警察が個人旅行者を捜していた。そんなときロビーにいたジョン(ブラッド・ピット)に警察が職務質問をしようとしていた、ちょうどそのとき玄関から入って来たジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)を警察が取り囲んだ、それを見ていたジョンはとっさに恋人であるかのように声を掛け二人は難を逃れる。これが二人の出会いである。
運命の出会いから恋に落ち電撃結婚をしスミス夫婦となった二人だがお互い重大な秘密を隠し持っていた。それぞれが別組織の凄腕の殺し屋だった。デートで移動遊園地の射的ゲームで的に当てられないジェーンに速射で的に完璧に当てたジョン。だがそれを見て「ねえ、もう一回!」と言って今度はスナイパーの目になってジョンに負けず速射で見事に的を撃ち落しジョンが驚くシーンが非常にいい。ここのシーンからもうワクワクである。
この映画は特殊な人物設定とその中の台詞がとても面白く、ほぼ全編に渡って笑える一言が散りばめられている。ストーリーもテンポが良くお互いが自分の秘密を隠そうとしてそこそこの緊張感もあるし、何よりアンジェリーナ・ジョリーの殺し屋はまったく違和感なくとてもスマートであった。これは「トゥームレイダー」で鍛えられた成果がここで出た感じ。ブラッド・ピットも人を欺くことにかけては「オーシャンズ11」から続編までで演じて来ているしお互い過去の映画が役立っているように思えてしまった。
とにかくこれはお奨め映画である。最初から最後まで斬新なアングルと“007のジェームズ・ボンド”も真っ青な最新テクノロジー満載で観ているものを飽きさせない。あと、付け加えておきたいのがヴィンス・ヴォーンの母と二人暮らしのキャラクターが結構笑える。
この映画を監督したのは「ボーン・スプレマシー」のダグ・リーマン である。年内で2本も同じ監督の映画を観ることもめずらしいのに「ボーン・スプレマシー」と今回の「Mr.&Mrs.スミス」と両方とも最高点を付けたのは奇跡に近い。音楽も2本とも同じジョン・パウエルが担当、よく聴くと独特でそっくりな音楽である。出来ればもう一度リピートしたいくらいの出来であった。
評価:★★★★★
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