評価★★★★【4点】(Netflix)
後にネルソン・マンデラ大統領誕生の切っ掛けとなった事件。
◆
自由を求めて戦う武装組織ウムコント・ウェ・シズウェ
(略称: MK) の3人の闘士たち。
ガソリン貯蔵タンクの破壊工作という重大任務にあたるなか、
自分たちが罠にはめられ、警察が待ち構えていることに気づく。
激しい命がけの追跡劇が繰り広げられ、
銀行の中へ逃げ込んだ3人はそこに立てこもる。
警察に追い詰められた彼らは、自由と開放を求めて
ネルソン・マンデラの釈放を訴え交渉することを決意する。
<Filmarks映画から抜粋>
◆
反アパルトヘイトの若者闘士のゆるぎない行動に惹きこまれる。
とにかく冒頭からの緊張感はなかなかのモノがある。
工作活動中に警察に追われ逃げ込んだ先がたまたま銀行だった。
白昼だったため行員と客を人質に取り立て籠ってしまう。
映画の8割は銀行内と警察の交渉合戦に当てられて
そのなかで行員と客の数人が彼らの「正義」に協調していく。
こういう完全なる善悪という立場だったものが
意外な方向に進んでいくのは近年ではよくある話なのだが
本作品もそういった類の作品となっている。
白昼の街中で繰り広げられる逃走劇とくれば
これはもうハリウッドのお家芸となるわけだが
南アフリカ映画だって負けてはいない、むしろリアリティでは
こちらの方が現実感があるし
なにより、犯人の中の女性工作員のガンアクションやスタント
カメラワークもあるがこれがカッコよく感情表現もすばらしく
鑑賞中に一旦停止し、おもわず検索したくらい。
最後なんて『俺たちに明日はない』のボニーとクライドかよ!
なんてことが頭をよぎったのはワタシだけか。
◆
【今週のツッコミ】
・実話を基に製作された作品らしい。
・アパルトヘイトの迫害から自由を求める映画に於いて
これだけスタイリッシュ(女性工作員)なキャラは初めて。
ノクソロ・ドラミニの傭兵役も見たいわ。
・メイドは恐れ知らず。
・白人至上主義の支店長の一言ひと言にイラついた。
・誤射してもおとがめなしの狙撃手とその上層部が怖い。
・アーノルド・ヴォスルーは久しぶり、いい味出してた。
---------------------------------------------------------------------------------
監督:マンドラカイセ・ウォルター・デューベ
脚本:セベロ・エムギディ
音楽:ラシド・ラニエ
出演:ターボ・ラメッツィ、アーノルド・ヴォスルー、ノクソロ・ドラミニ
『シルバートン・シージ』(2022年南アフリカ)
後にネルソン・マンデラ大統領誕生の切っ掛けとなった事件。
◆
自由を求めて戦う武装組織ウムコント・ウェ・シズウェ
(略称: MK) の3人の闘士たち。
ガソリン貯蔵タンクの破壊工作という重大任務にあたるなか、
自分たちが罠にはめられ、警察が待ち構えていることに気づく。
激しい命がけの追跡劇が繰り広げられ、
銀行の中へ逃げ込んだ3人はそこに立てこもる。
警察に追い詰められた彼らは、自由と開放を求めて
ネルソン・マンデラの釈放を訴え交渉することを決意する。
<Filmarks映画から抜粋>
◆
反アパルトヘイトの若者闘士のゆるぎない行動に惹きこまれる。
とにかく冒頭からの緊張感はなかなかのモノがある。
工作活動中に警察に追われ逃げ込んだ先がたまたま銀行だった。
白昼だったため行員と客を人質に取り立て籠ってしまう。
映画の8割は銀行内と警察の交渉合戦に当てられて
そのなかで行員と客の数人が彼らの「正義」に協調していく。
こういう完全なる善悪という立場だったものが
意外な方向に進んでいくのは近年ではよくある話なのだが
本作品もそういった類の作品となっている。
白昼の街中で繰り広げられる逃走劇とくれば
これはもうハリウッドのお家芸となるわけだが
南アフリカ映画だって負けてはいない、むしろリアリティでは
こちらの方が現実感があるし
なにより、犯人の中の女性工作員のガンアクションやスタント
カメラワークもあるがこれがカッコよく感情表現もすばらしく
鑑賞中に一旦停止し、おもわず検索したくらい。
最後なんて『俺たちに明日はない』のボニーとクライドかよ!
なんてことが頭をよぎったのはワタシだけか。
◆
【今週のツッコミ】
・実話を基に製作された作品らしい。
・アパルトヘイトの迫害から自由を求める映画に於いて
これだけスタイリッシュ(女性工作員)なキャラは初めて。
ノクソロ・ドラミニの傭兵役も見たいわ。
・メイドは恐れ知らず。
・白人至上主義の支店長の一言ひと言にイラついた。
・誤射してもおとがめなしの狙撃手とその上層部が怖い。
・アーノルド・ヴォスルーは久しぶり、いい味出してた。
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監督:マンドラカイセ・ウォルター・デューベ
脚本:セベロ・エムギディ
音楽:ラシド・ラニエ
出演:ターボ・ラメッツィ、アーノルド・ヴォスルー、ノクソロ・ドラミニ
『シルバートン・シージ』(2022年南アフリカ)
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