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サウンド・オブ・ノイズ

2017年02月19日 17時45分44秒 | 映画 さ行
評価:★★★☆【3.5点】



音楽テロリストというジャンルは初めてなんだけど
彼らを逮捕しようと疾走する刑事とテロリストのリーダーの頭脳戦(なのか?)



日用品をはじめ、あらゆる場所のあらゆるモノを使って
音楽を作ってしまう神出鬼没の謎の6人組が
街中で展開する奇想天外な音楽テロの行方を描き、
世界中で評判を呼んだ北欧発の異色クライム・コメディ。

音楽一家に生まれながらも、
自らは音痴で筋金入りの音楽嫌いという警官アマデウス。
彼が追うのは、あらゆるものを楽器に見立て、
とんでもない場所で音楽を作り出してしまう謎の音楽テロ集団。
彼らは街中に張り紙をして、
“4楽章の音楽テロ”なる前代未聞の犯行予告を実行していくのだが…。
<allcinema>



2013年に劇場公開されカンヌが大絶賛したという映画。
音楽テロリストの女性リーダーをはじめ5人の男がなす
異色のクライム・コメディなんだけども
一切楽器を使わず、街中にある音の出るものを勝手に使ってしまう彼ら。
テロリストと言われるだけに当然人に対して迷惑をかけている行為。

第4章からなる各章の命題に対し場所を変え適当なモノを打楽器にする。
なかでももっとも面白かったのは第1章の「ドクター・ドクター」だ。
大病院に忍び込み医療スタッフの衣装を身に着け
手術室にあるすべての医療機器を巧みに使い音楽を奏でてしまう。
これは一見の価値ありと期待して観に行ってきたが
度肝を抜かれるほどのことはなかったのが惜しい。

最後の第4章なんかちょっと強引な設定だな~と。
それでも刑事とテロリーダーとの不思議な絆が生まれていく部分は
うまい感じでまとめてくれたのでよかったと思う。


【今週のツッコミ】

・400馬力以上の4台のブルドーザーを使ったオーケストラにはびっくり!
 あれを近くで一度見てみたいものだ。たぶん震度3はあっただろうね。

・目出し帽の銀行強盗軍団と勘違いされるわな(笑)
 ただし彼らは札束を持ち帰らずその場で音楽(3分間)を披露する。
 札束をシュレッダーにかける行為に行員の悲鳴が微妙にマッチ!

・序盤、チームメンバー探しから始まって顔合わせの時の
 ドラマー軍団(打楽器だからドラム経験者しか雇わない)が
 体力振り絞って主張するドラムセッションに映画『セッション』思い出す。
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監督:オーラ・シモンソン/ヨハンネス・ファーネ・ニルソン
脚本:オーラ・シモンソン/ヨハンネス・ファーネ・ニルソン
音楽:フレッド・アヴリル/マグヌス・ボルイェソン
出演:ベンクト・ニルソン/サンナ・パーション/

『サウンド・オブ・ノイズ』

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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amiさんへ (ituka)
2017-02-19 22:51:51
やはりすでにご覧になってたのね。
もしや、今日いるのではないかと期待してたのですよ(笑)
チケット買うときにポイントカードもくださいと言ったら
生きてる方のお爺ちゃんが3回券出そうとしたので、それじゃなくて、でしたよ^^
ワタシ的にはロマコメの方が観たかったのですが
結果的に『サウンド~』の方が面白かったです(笑)
返信する
以前WOWOWで観ましたが (ami)
2017-02-19 20:27:27
私はかなりお気に入りでした。
スクリーン2の回数券もまだあるし、
同時上映がロマコメじゃなければ行ったかも(笑)


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