だいだい荷解きも終わりました。
ただ、必要なもの全ては片付いたんですが、たくさんあるアルバムやGが着ない服(でも捨てたくないというゴミ系のもの)など整理してからしまいたい物がまだ箱に入ったままです。
すっかりやる気が失せてしまい、この先どれくらい放置されることになるのやら…。
当日の引越しは業者さんにおまかせ。
私が一番馴染みのあるクロネコヤマトがオーストラリアにあることをインターネットで知り、豪州支店New Wave Internationalさんにお願いしました。
見積もりから最後の箱の引き取りまで面倒見ていただいています。
実際に荷物を運んだのはそこが委託したKentという地元の引越し屋さんですが、連携も良く、荷物の運び出し・運び入れはとてもスムーズにしていただきました。
梱包だけは私がしました。
朝8時に業者さん達が到着し、午後2時には「じゃ」と名残惜しむ間もなく帰っていき、あんなにどうなるかとヤキモキした引越しがあっさり終わりました。
引っ越し大嫌いなGはLHを連れて1日外出してくれていたので、私は午後から昼寝しちゃいました。
新居で第一日目の朝。快晴!
私とLHは花粉症Maxだけどね。
うちのLHが新居に慣れなかったら…とちょっと心配したけど、全くそんな必要なかったです。
映画"Monster House"の家を想像させるらしく、とても喜んでいます。
大きな家という意味ではなく、呪われてモンスターになってしまう家です…。
LHがおもちゃを広げるスペースもたっぷりあるし、私もGもそれぞれ自分のスペースができてゆったり。
呪われようとなんだろうと、5年もあの狭い借家でがまんしたかいがありました!
新居の住み心地はいいです。
まだまだウソのようで、これからこの環境に慣れていくんでしょうね。
難点はといえば、汚れがひどかったです。
掃除をすれば解決する問題だからいいもの、これが大変。
前の住人達はセントバーナード犬を飼っていたので、あちこちに犬の臭いがしみ付いているし、まだまだ犬の毛が出てくるんです。
タバコの臭いもあり、あまりにも臭いので、プロのクリーナーに入居前に掃除をしてもらい、前の住人がカーペットクリーニングをし、私達ももう一度カーペットクリーニングをしたけど、それでも入居して1週間毎日窓を開けっぱなして空気を入れ替えて、ようやく臭いがとれてきたかな、という感じです。
キッチンはすごくきれいだったんだけど、シャワールームとお風呂とシンクの排水は真っ黒でした。
LHのベッドルームが一番ひどく、前のオーナーの息子(若い男性)の部屋で、カーペットとブラインドはタバコのヤニで変色している部分も。
白いドアは指のマークとか残ってて、天井の扇風機もホコリとタバコの灰が…。
クローゼットの棚にはハチミツのような粘着質のものがベッッッタリ。
これにはびっくりよ、もう…。
こういうものをそのままにして生活していたということも、そしていくら契約書に書かれていないからと言ってこれを放置して家を出たということも、この男性の衛生観念と常識を疑います。
先日LHのベッドを注文したので(やっとベビーベッド卒業!爆)、配達されるまでにまだ数日あるしもう一回掃除しました。
来年あたり、この部屋の壁紙を変える計画も☆
曲線で描かれたかわいい車やトラックなどをモチーフにした「子供部屋」ではなく、「お兄さん」になったら簡単に自分で好きなようにイメチェンできるよう、オカンはあまりいじらずにおこうと思います。
とかいいながら、壁紙はしっかり私の好みで選ぶし、飾るための小物をチョコチョコ集めたり、作ったり…(笑
バーがあるラウンジはGの部屋で、続々と家具やエンターテイメント機器が配達されております…。
ここも「汚部屋」にならないといいんだけど…。
来年は家中のブラインドを新調し、カーペットを剥いでしまって竹のフローリングにしようと計画しています。(引っ越す前にしたかった…)
家から車で5分の隣町Croydon Hillsへよく行きます。
そこのMcAdam Squareにある"Canticle Bakery Cafe"でブランチ。
いつものEggs&Bacon。自家製のパンがおいしい♪
そしてGが勢いあまってデザートも注文!
レモンチーズケーキと、カスタードタルトだったかな。
ここはRingwoodという隣町にあるシュタイナーの学校から近いんです。
そのせいか、このSquareはオーガニックなど健康食のものが多いです。
もう一つのカフェ"The Scented Garden"は、シュタイナーが提唱したバイオダイナミック農法で育てられたものだけしか使っていません。
一度行ってみたいと思います。
この農法、友人曰く「黒魔術みたい」ですが(笑)、一度何か食してみたいです。
このCroydon地域はドイツ人やオランダ人移民が多いです。
肉屋さんにはBratwurst(ブラートヴルスト)が普通にあるし、ショッピングセンター内にあるヨーロッパ風のデリにはドイツ産のマスタードや、サワークラウトなどがあり、Box Hillでは入手不可能だったものが簡単に近所で手に入るようになりました。
反対に、Box Hillで簡単に手に入るアジアン食材はすっかり見かけなくなりましたが。
すごいギャップ…。
Ann Whitehead. 2012. Waratah House. Michael Joseph Penguin Books Australia: Australia.
先日レビューしたGhost Gum Valleyに続いてまた豪州を舞台にしたヒストリカルです。
Waratah Houseという美しい邸宅の使用人達のドラマで、植民地時代から1940年代頃まで、2世代に渡ったお話。
前半は、少女であるMarinaが家族とともに英国から植民地オーストラリアへ旅たつところから始まります。
しかし船上で疫病が発生し次々に乗客が亡くなり、Marinaも両親を亡くします。
同じ病で息子を亡くしたある親切な男性がMarinaを引き取りますが、妻のSarahはこれをよく思わないどころか、あからさまに言動に表し、Marinaを萎縮させます。
シドニーに着くとこの男性も事故に合い亡くなってしまい、Marinaの後見人は妻Sarahとなります。
しかしSarahは息子と夫が死んだのはMarinaがもたらした呪いのせいだと思い込むようになってしまい、Waratah Houseという大きな邸宅で使用人として働くことになっても、Marinaが周りの人々に好かれて健やかに成長していくのに対し一層憎しみが深まります。
一方、Marinaは料理人Cookieに気に入られて本当の母娘のような関係を築き、愛されて育ちます。
この美しい邸宅にも愛着があるし、やがてはメイド、そして料理人となる自分の役割にも責任感を持つようになっていきます。
しかしMarinaは使用人としてしてはいけないことをしてしまいます・・・。
その屋敷の跡継ぎの息子と恋に落ちてしまうのです。
後半はMarinaの娘Emilyが成長する様子。
Waratah Houseは新しい主人を迎え、EmilyはSarahの息子と娘と、近くの屋敷の息子との4人で仲良く育ちました。
しかし思春期を過ぎると、実らぬ恋や嫉妬、ライバル心などの感情のせいでこの4人の友情に亀裂が生じ始めます。
そして歴史は繰り返されます。
SarahのMarinaに対する憎しみや「呪い」の思い込みが自動的にEmilyへと移行するのです。
しかしEmilyは自分の幸せを守るため、ありとあらゆる逆境に耐え抜いていきます。
美しい邸宅Waratah Houseで働いた使用人達の2世代に渡る人間関係、ロマンス、血のつながりのない「家族」に対する信頼などのテーマが盛り込まれており、登場人物一人一人の顔が浮かぶかのように深く描写されています。
これもまた印象深い1冊です。
でも終わり方が気になりました。
私のホリデー中に「観光よりもいいわ」と思いながらどんどん読み進んだのに、まるで続きがあるかのような中途半端な終わり方で、最後のページに「つづき」の文字がないか探したほど。
あれだけ苦しい思いをしてきた主人公Emilyが最後に幾分かのリベンジを間接的にしか果たし得なかったことも生ぬるいし、Emilyに片思いをしていたジプシーの男性のその後や、Emilyの実の父親のことなど、話の根幹の部分とはあまり関係ないとはいえ、母MarinaやEmilyの人生と係わり合いのあった人たちのことなのでその辺の話を広げてもよかったのではないかと思わずにはいられません。
最後が気にならなければハートマーク4つあげてたところだけど、尻すぼみだったので3つに減りました。
でもこの時代設定は現実逃避にはピッタリだしで、私は楽しめました。
ホリデー最終日は、私がずっとGCに着いてからGの耳もとで念仏のように唱えてたロブスターを食べに行きました。
The Lazy Lobsterでシーフードの盛り合わせ。
ロブスターは私とは反対側に盛り付けてあったのでこの写真には写っていませんが…。
こんなに魚介類を食べたのは初めて。
しばらくはもうシーフードは食べたくないほどでした。
その帰りは、暑すぎず寒すぎずと気候がちょうど良かったので、海岸沿いを歩いていきました。
ホテルまで5kmくらいあったけどね…。
途中で公園がいくつかあったので、LHは久しぶりに1時間ほど外遊び。
結局、あれだけ歩いたので疲れたのと、シーフードの食べすぎで夕食もいらなかった家族3人。
出発の日、日曜日は朝3時半起床だし、さっさと荷造りして寝ました。
メルボルンの家に帰って来ると、LHは一直線におもちゃ箱へ。
そしてテーブルの下に空港を再現。
LHにとってはこれが旅行のハイライトだったみたい(笑
撮った写真をLHに見せるとダメ出しで、取り直したのがコレ↑
バスが増えてます(笑
空港でたくさんバスも見たもんね。
今回の旅行を終えて、Gはゴールドコーストは「つまらん」とバッサリ。
海水浴、サーフィン、クラブに行くことなどが目的なら楽しめるところだと思いましたが、小さい子供連れの家族には、テーマパーク以外あまり楽しめる所はなかったように思います。
私達が帰って来るのと入れ替わりにカーレースがあったり、今の時期は高校卒業を控えた子達がひたすら遊ぶ"Schoolies"と呼ばれる観光客達で溢れたりと、GCは国内でも相変わらずの人気の観光地ですが、Gはビーチホリデーならケアンズのほうがずっといいという意見です。
私はビーチホリデーはもういいです。
ホリデー3日目(木)
木曜日はGがほとんど1日会議だったし、外は嵐だったので、私とLHは部屋にこもりきりでした^^;
TVを見たり本を読んだり。
LHは買ってもらったおもちゃのゴミ収集車に熱中。
それでもずっと部屋にいるのは苦しいので、ホテルのコインランドリーで洗濯をして、部屋と階下を行ったり来たり。
ランチはルームサービスで、焼きそばのようなものとイカのリング揚げ。
午後、Gが少し時間が空いたのでLHを連れてラウンジバーで一息。
夜はGはカクテルパーティーだったので、またもや私とLHは部屋に残されます。
この日は特に何もしていないからお腹も空いていなかったけど、LHがHungry Hungryといい始めたので、またもやルームサービスを取ることにしました。
LHにはフィッシュ&チップス、パンも食べるかなと思ってパンとディップも。
この日もゆっくり二人でお風呂に入り、夜更かしして寝ました。
ホリデー4日目(金)
本当は、この何もない4日目と5日目にたくさん海やプールで泳ぐつもりだったんだけど、先にも言ったように、ゴールドコースの春は泳ぐには涼しすぎました。
お昼までサーファーズパラダイスのビーチのほうをぷらぷらして、適当にその辺で見つけた回転寿司のお店に入りました。
その後、ショッピングセンター内をウロウロ。
LHはテディベアなどぬいぐるみを自分でプロデュースするお店"Build-A-Bear Workshop"という最近流行り?のお店に吸い込まれるように入っていきました。
まずは中身が入っていないぬいぐるみを選びます。
LHは最初は"Babbit"と言ってうさぎを選びますが、Gが「もっと男らしいものを選べ!」と言いだします。
Gがサルやワニ、クマ、ハスキーなどのぬいぐるみと取り替えようとするのに対し、LHが"Babbit! Babbit!"と抵抗するのを私はだまって数分間眺めてました。
結局、私が犬を見つけたのでそれを差し出してみると、LHはあっさり"Dog!"とうさぎを離し、ワンコのぬいぐるみを作ることに。
次の工程でワンコの鳴き声がする直径3cmほどの円形のプッシュボタンを選び、綿入れ
の工程に移ります。
店員さんが綿を入れて、LHが小さなピンクッションのような「ハート」を選び、店員の言うとおりにおまじないの言葉のようなものを言って、ハートを綿に埋め込み、ぬいぐるみの開いた背中を縫い、一応出来上がり。
ここからはオプションだけど、コンピューターで誕生を登録したり命名したり、服を選んだり…。
おまじないの時点でかなり引いた私は、ぬいぐるみの背中を閉じてもらった時点でさっさとお店を後にしたかったので、迷わず会計を済ましました。
LHももうワンコが手に入っただけで満足だったようだし。
そしてGは計画してたのかその場で決めたのか、ショッピングセンター内の射撃場Australian Shooting Academyへと足を運びます。
どうも日本人観光客にも人気があるようで、受付の店員さんも日本人だったし、銃のファイルや壁に貼ってある注意事項なども日本語表記されてました。
銃規制は厳しいオーストラリアですが、Gの親父殿は農家で育ったので鳥を撃つための銃を持つ免許があり、ライフルのようなもの(でもライフルじゃないんだそうで)が昔からGの実家においてあるので、Gはこういうことには興味があるみたい。
Gは以前、タイの射撃場でライフルを試したこともあります。
今回は、私は名前は知らないけど、拳銃を2種類やってました。
断っておくと、Gの両親も、LHの親である私達も、銃規制が厳しいのには大賛成です。
私とLHは最初、同じ部屋の隅っこでGが数発撃つのを見たけど、LHは大きな音と衝撃が怖かったようだし、私はLHに何かあったら怖いと思ったので、待合室に戻りGが終わるのを待ちました。
その後、ゲームセンターへフラリ。
ピンボールゲームが大好きなGは、ここでもまた消えます。
私はゲーセンはあまり好きではないし、とにかくお金を使うのでLHにもこういう場所にあまり楽しみを覚えて欲しくないんだけど、ほかに行きたいと思うところもやりたいと思うこともなかったしで…。
このショッピングセンターの出入り口付近に、メルボルンでもよく見かける似顔絵描きの店が出ていました。
ホリデーだし、他にすることもないし、やってみるか!ということになりました。
が、あの看板の絵にだまされた感じ^^;
近くでよく見てみるとアーティストのサインがどれも違う。
上手いのを選んで看板にしたのね…。
さて、この中国人の絵描きさんの腕前はどうだろうとちょっと不安になりだし、途中で何度も描きかけの絵を見たんだけど、ダメだこりゃ…でした。
GとLHが描いてもらったのは風刺の似顔絵なんですが、どこも似てないし、笑いも誘わない!
料金がもったいなかったです。
夜はGが以前からこういう会議を通して知り合った友人達とディナーでした。
ホテルのロビーで待っているLH。
おとなしく見えるけど、写真を撮るからちょっとかしこまっただけ。
この晩もLHはいつものように暴走してました。
ディナーはイタリアン。
メルボルンの下町にもゴロゴロあるような感じのお店で、料理もおいしかったけど、特に思い出に残るような感じでもありませんでした。
Gの友人達はとても賑やかで気さくな人たちばかりで、楽しく時間が過ぎていきました。
そのあと、クラブやパブに行く人たちもいれば、Gも含む数人はホテルに戻ってきてラウンジバーで飲み直しでした。
私とLHはもう遅いのでおいとましました。
いつものようにバブルバスのあと、ちょっと夜更かしして寝ました。
ホリデー2日目(火)
とにかくダラダラの1週間でした。
本当は2日目は"Wet & Wild Water World"に行こうと言ってたんだけど、まだ泳ぐには肌寒かったし、月曜日にテーマパークでたっぷり遊んだのでなんだか面倒くさくなって…^^;
結局ホテルのプールサイドでまったりしようということになりました。
このホテルには普通のプールだけではなく、トンネルの滑り台(LHは小さくでダメ)があったり、滝があったりと、かなり充実。
ラグーナビーチまであり、魚の餌やりができたり、スノーケルで魚を見ることができて、すごく素敵でした。
使用できるのは宿泊客だけだし、この日はまだ少し水が冷たかったせいか、午前中だったからなのかあまり人がいず、ゆっくり楽しめました。
GとLHが遊んでいるのを見ながら、私はプールサイドのイスに横たわり、昼寝♪
私も後で少し泳いだけど、やっぱり水が冷たすぎてすぐに上がりました。
LHは唇が紫色になっても水から出たがらず、何度か無理やり日向ぼっこをさせなければいけませんでしたが、よその子達とすぐ友達になり楽しんでた様子。
直射日光をあびて寝そべっている人もいたけど、私は木陰でカクテルをすすったりしながらゴロゴロ…。
三重の海辺で育った私は、近くから流れてくる潮風で昔の記憶が…。
「海・プールに行くなら泳ぐ」とプログラムされているのか、泳がずにゴロゴロしているということに違和感を覚えました^^;
ホテル周辺でとかげを見かけたんだけど、プールサイドにも2,3匹ウロチョロしてました。
行きたい方向に人が居すぎたのか、それともこれが一番の近道だったのかな?
プールを泳いで反対側に渡ってたのにはびっくりでした!
このホリデーではロブスターを食べるのが目標だった私。
でも結局この日はステーキレストランへ。
私はまずはスパークリングワインを一杯。
Gはビールとシラーズ。
私が注文したのはポークリブ(半分サイズ)なんだけど、出てきてびっくり!
3歳の息子のあばらと同じかそれ以上のサイズじゃないの!
結局半分食べたか食べないかでギブアップでした。
おいしかったけど、ソースがすごく甘くてくどいというのもありました。
ホリデー3日目(水)
夕方からGは会議に参加しないといけなかったので、日中はタクシーに乗ってショッピングセンターへ。Pacific Fairというところです。
そこにメルボルンにはないモスバーガーでブランチ。
アジア人がメチャメチャ多いメルボルンに開店したらもうかると思うんだけどなぁ。
ショッピングセンター自体はそんなに珍しいものではないんだけど、私はビーチやプールサイドでゴロゴロするよりこっちのほうが日焼けしないし、ウィンドウショッピングのほうが楽しかったです(笑
午後、Gが会議の時間までホテルのバーでまったり。(LHはソワソワだったけど)
行きたかったラウンジ・バーがまだ閉まってたので、レストランの脇にあったバーでまず一杯。
LHは水ね。
その後、ちゃんとラウンジ・バーで。Gはまたビール、私はライチのシャンペンカクテル。LHはもちろん水。
ここであまりおいしくないピザをつまみ、この日の夕食はこれで終わりました。
それにしても今回のホリデーではよく飲んだ…。
この後Gは会議へ行ったので、私とLHはホテルの部屋でTVを見たり、私は本読んだり、LHはショッピングセンターで買ってきたおもちゃで遊んだり。
窓からの景色。(窓ガラス越しに撮影したので霞んでます…)
LHが窓の外を指差して、"Mum Look look! The sun! Hot hot!"なんてあせった様子で言うので見てみたら、夕日のことでした。
昼間見る太陽とは違い、赤く燃えて見えるから大変だと思ったのかな?
夜はLHとゆっくりバブルバスにつかり、またTVを見たりして夜更かしして寝ました。
Gが出席しなければいけない『会議』というのがゴールドコーストで2日間あったので、その前後の日は有給を取り1週間のホリデーにしました。
会場があるホテルMariottに滞在しました。
Mariottはサーファーズパラダイスにある素敵なホテルでした。
ビーチはもちろん目と鼻の先。
最寄のショッピングセンターは徒歩10分ほどでした。
ホリデー1日目(月)
メルボルンを朝6時の飛行機で出発。ホテルに着いたのも早かったけど、チェックインさせてくれました。
メルボルンは寒い日が続いていて暖かい格好をしていたので、すぐに夏服に着替え、Movie Worldへゴー!
タクシーの中。観光地のタクシーってバンが多いのね。
実は出発2日前から風邪をひいて治りかけだった私。
この日は午前中は曇りで、なんだか空気がカラッとしていて寒いし気分も優れない…。
開園してから、Gがめずらしく気を利かせて、暖かそうなパーカーなどを探しに行ってくれました。
でもバットマン柄か、ピンク地にトゥウィーティーがプリントしてあるようなものしかなく、「似合いそうではなかった」ので買わずに戻ってきました。
私もあとでお店を見てまわったけど、ホント、買ってくれなくて良かった…。
Movie Worldは9時半開門でも、アトラクションは10時以降しか乗れず、最初の半時間はブラブラ。
せっかく時間前に来て待ってたのに、何も乗れなくてGのイライラが始まります。
やっとアトラクションが次々にオープンしても、どこも20分~45分待ちの長蛇の列!
シンガポールのユニバーサルスタジオを見てきただけに、どうもMovie Worldの段取りの悪さが目立ちます。
↑まず最初にGが並んだやつ。LHは小さすぎてダメだったので、早速私と一緒に外で待たされるハメに。
絶叫系のジェットコースター類もそれほど揃っているわけではなく、Gはがっかり。
私は体調が徐々に良くなってきたとは言え、どのアトラクションにも乗る気になれず、GがLHを連れて何かに乗せてくれるのを見て待っているだけで満足。
LHの大好きなバンパーカー。
やっとLHが楽しめるものに乗れた!
キッズワールドなんてのがありました。↓
3歳のLHでも大人付き添いかナシで全てアトラクションに乗れるところがあり、ここは楽しめました。
ここまでLHに付き合ったG。
ま、やるとは思っていたけど、案の定姿を消します。
自分も楽しみたいので絶叫系のに乗るといってそそくさと行ってしまったのです。
予想はしてたけど、1つ乗ったら戻ってくるような感じの言い方だったから、いったんはLHと私はその辺をブラブラして、別れた場所に戻ってきてGを待っていました。
そして簡単に1時間が過ぎ…。
戻ってくる気配がないので、私はこの日は息子と目一杯楽しむことにしました!
Gに対して腹が立ったけど、実はジェットコースターに乗る前に私に財布と携帯を預けていった彼。
腹が減っても喉が渇いてもお金はないし、私に連絡を取ることもできない。
しばらくは一人で園内をウロウロすることになるでしょ、ざまーみろ!と思うと少し気分が晴れました。
さ、行こっか!と立ち上がったら、にわかに周りが騒ぎ始め、大きなエンジン音が。
バットマン登場!
LHはマンガの内容は理解してないだろうけど、普段TVで見たり、GがXboxのゲームをするのを見たりしてるからバットマンのことは知っています。
でもこんな「本物」が現れてLHはびっっっくり!!!
ポカーン…!
「これ誰?バットマンじゃない?」と私が聞くと、LHははっとわれに返り、生唾をゴクンと飲み込むようにうなづいて「バットマン…」とつぶやいていました。
Gもお腹空いただろうなとは思ったけど、勝手な行動取る人のことは心配することない!
私とLHはホットドッグでランチ。
LHはこれ大好き。私は…ちょっと病み上がりの胃にもたれた^^;
ソーセージから食べてパンを食べるのがLH流…。
このあとキッズワールドに戻り、グルグル回る乗り物に一緒に乗るはめになって、あのホットドッグが出てきそうだったけど、全てLHが十分楽しめるものばかりで、LHの笑い声が止むことはなかったです。
5-6歳の男の子達の勢いに負けず並んだアトラクションはまたもやバンパーカー。
でも今度は子供が一人で乗って自分で運転するんです。
LHがやる気満々だったから、「まだ小さいから無理やわ」と言いたいのをすごくガマンしてやらせてみることに。
きっとぶつかられて泣くか怒るか、うまく運転できなくてカンシャク起こすか泣くかして、私がレスキューに入らないといけないんだろうなーと思いながら。
そしたら、なんのなんの!
上等ではないの、息子!
アクセルになる赤いボタンを足で押すのが分からなくて係りのお姉さんに教えてもらったくらいで、そのあとはぶつかってもケタケタ!走らせてもケタケタ!
LHの笑いに誘われて回りの子供も笑い、見てた親御さん達数人も私を見て「楽しそうね」と一緒に笑いました。
この後、私の携帯が鳴ります。
電話番号は"Unknown"。
きっと公衆電話からだなと思って出ると、案の定、"Where are ya?"とGの声。
そしてコインが足りなくてガチャン!
もう一度電話が鳴り、今度はかわいそうになったので、間髪おかず"Kids World"と私が告げると、またコインが切れてガチャン。
その数分後にGはキッズワールドにいる私とLHを見つけることができました。
GとLHは最後にこれに乗ろうということになりました。
ちょっと薄暗くてLHには怖い部分もあったようで、さらにこの最後の落下にはさすがのLHも負け^^;
顔をうつぶせにして震えてました。
園の中心部に戻ってきてパレードを見学。
もちろんディズニーに比べるとかなりショボイけど、それでもLHにはマジカルな30分でした。
「あ、チッチ!」とTweetyに手を振ったり、Bugs BunnyとHi-Fiveしたり、怖い思いをしたのから一転、笑顔満面のLH。
普段TVでしか見たことないキャラクターが出てきて、Hi-Fiveしたり、握手した時のあのLHの表情!「本物がいる…!?」と言っているかのような感動+驚き、なにものにも変えがたかったです。
実はこの後、もう帰るのかと思いきや、Gがあともう一つ絶叫系のに乗るというので、さらに40分ほど待たされた…。
その間キッズワールドに戻ればよかったんだけど、もうクタクタで歩けなかった私…。
School Holidayも終わってるし、こういうテーマパークはもうそれほど混雑していないだろうと踏んでいたのに、この日も大混雑でした。
Movie Worldは常に長蛇の列なんだそうです(ホテルのクリーナーさん談)。
そのうえにお店も大したものを売ってないし、カフェやレストランもランチタイムに席を取るのは不可能。
「チケット代返してくれるかな?」なんて本気とも冗談ともつかないことを言ってた私とGだったけど、LHは十分楽しんでたようだったし、パレードでのあのLHの感動の表情を見ることができて私としては結果オーライ、満足の1日でした。
Johanna Nicholls. 2012. Ghost Gum Valley. Simon & Shuster. Australia.
久しぶりのレビューは、オーストラリア人作家による大河ロマンス!
元ジャーナリストが書いたこの小説、私からはハートマーク4つ半
舞台は1830年代の英国植民地ニューサウスウェールズ州です。
流刑地としてどんどん受刑者が送られてくる一方で、少数派だけど英国の上流階級の人たち"Quality"や、"Free Settlers"として自らこの未開の地にやってくる人たちも増えはじめ、さらに赦免を受けて自由になった元受刑者"Emancipist"や、その子供達:生粋のオーストラリア生まれ"Currency Lad/Lass”など、英国とは異なる複雑な社会階層ができあがっていました。
1833年、若きIsabel de Rollandはプランタジネット王家の血が流れる由緒あるde Rolland家を借金地獄から救うため、家長である叔父が薦める相手と結婚することに合意します。
植民地ニューサウスウェールズに住む大富豪Garnet Gambleは、元受刑者のレッテルを「浄化」するため、de Rolland家の借金を肩代わりするかわりに生粋の豪州生まれである息子のMarmaduke Gambleと貴族のIsabelを結婚させようと画策します。
イギリス貴族の娘と結婚なんて寝耳に水のMarmaduke!
自らの結婚式で花嫁に見捨てられたという悲惨な過去があるMarmadukeは、結婚どころか独身女性には目もくれず、人妻専門。
父Garnetととの確執で家を飛び出してからは、経済的にも独立していたMarmadukeは自由奔放な暮らしをしていたのですが、ここにきてまた父の画策に翻弄されることになるものかとかなり抵抗します。
しかし、Isabelと結婚したら、かねてから所有したかった亡くなった母の土地Mingalettaを相続してもいいという約束を受けしぶしぶ承諾します。
Marmadukeのことを「植民地の野蛮人」と一線を引くIsabelと、自由奔放な独身貴族の生活を捨てる気はさらさらないMarmadukeは、初対面から火花が散ります。
しかしGamble邸の華やかさの裏にある謎や過去の幽霊そしてGamble家の人々が、MarmadukeとIsabelを「同志」として結び付けていきます。
受刑者達の貧困な住環境や法律に対する不満などから、暴動がいつ触発してもおかしくない不安定な社会情勢を背景に、家族の確執、名誉を守るための決闘、土地所有への執着、オーストラリア初の劇場の誕生、殺人事件裁判などが話に盛り込まれており、長時間のエピックドラマを見ているようでした。
それに加え、忘れてはならないのがMarmadukeとIsabelの愛。
Marmadukeは婚約した時点で不思議とIsabelの芯の強さに引かれる一方で、不思議な夢遊病に悩まされていることなどがわかってくると守ってあげたいとも思うようになります。
さらに、彼女のいとこSilasが見せる異常なまでのIsabelに対する執着心と彼女の幼少時代の秘密との関わりがわかってくると、MarmadukeはIsabelをSilasから守るため奔走します。
そんな頼りがいのあるMarmadukeにIsabelはどんどん惹かれていきます。
二人にはシェイクスピアや演劇など共通の趣味があったおかげで、最初に打ち解け始めるきっかけにもなりました。
Isabelはオーストラリアという過酷な流刑地・植民地に来て、皮肉にも初めて自由の味を知ります。
Marmadukeの父Garnet Gambleは短気でいつも怒鳴りちらし理解しがたい人物のようでもあるけど、いわば彼の(画策の)おかげでこのような自由や贅沢を味わうことができるようになったのです。
花嫁としてこの家族にせいいっぱい尽くそうと努力します。
彼女が本来持つ愛情の深さや人を信じる心で以って、Garnetも次第に心を開くようになってきます。そして父親と息子の凝り固まった関係をほぐしていき、「浄化」のためだけに英国から取り寄せた花嫁だったのが、彼女のおかげで真の家族へと変化していきます。
力強い物語で印象深いです。
この一冊、私の中では今年のNo.1になると思います。
ヒストリカルロマンスが好きな方にはオススメです。
オージースラングのコミカルさや荒々しさなど、ニュアンスなど分かりづらいと感じる人もいるかもしれませんが、リージェンシーやハイランダーものから一呼吸置いて、新しいものに挑戦してみるのもいいのでは?
私は元々豪州の流刑地・植民地時代には興味津々なので、こんな読み応えのある本(しかもロマンス!)に出合えたのは嬉しいデス。
(タスマニアの刑務所跡ポート・アーサーへ行った時は大興奮だったK)
この作家のデビュー作"Ironbark"も今度機会があったら読もうと思います!
Ghost Gum Valleyの1ページ目の抜粋をここに↓。
1ページ目からスッとその時代に引き込まれていきます…。
Sydney Town, Penal Colony of New South Wales,
December 1832
Marmaduke Gamble felt a surge of something akin to love for the bawdy mistress of his native land.
You'll never be a lady, Sydney. But you're my kind of woman. Lusty, voluputuous, gutsy, mercenary - but dead honest for all that.
The marine blue of Port Jackson's giant harbour, busy with convict transports and trading ships under sail, reflected the electric blue of a summer sky so high, so cloudless that Marmaduke was shocked to realise the truth. It had taken four years travelling the northern hemisphere for him to forget the magic of an Australian sky.
マイホーム決定!
探し始めてから半年経ってもなかなかいい家にめぐり合えず、諦めかけてた時にこの家に出会いました。
最初この家がマーケットに出てきた時の売値は私達の予算を少し超えるだろうと思われたのでスルー。
それから2ヶ月経ち、実際にオファーしたかった買い手は3組ほどいたそうですが銀行からOKをもらえなかったりと諸々の理由で、この家は売れ残っていました。
売り手側も少しあせりはじめたのか、値段をどんどん下げていったので見に行ってきた結果、話はトントン拍子に進み、値段の交渉もうまくいき、見学してから2週間で決まりました。
場所はメルボルン市街地から30kmほど東に行ったCroydon Northという町です。
家から3km以内に幼稚園や学校がたくさんあり、親である私にはよりどりみどり、ホクホク。(有名私立でも学区内なら早いうちに申し込んでおくと入学できる。)
バス停やスーパー、ショッピングセンターも遠くないし、自然にも囲まれています。
Gの会社があるメルボルン市街地までは、今住んでいるBox Hill South(13km)よりうんと遠くなるけど、ハイウェイ+フリーウェイを使っていくので、ピークアワーだったら1時間(今の通勤時間より20分増)。
オフピークアワーだったら40分くらいだそうです。
Myキッチン
床のトラップドアを開けると床下は未完成だけどワインセラーになっています。(誰が完成させるのかな…)
家自体はレンガ造りの築12年。
建築士による検査の結果(費用は高いけど雇う価値あり!)、シャワールームのタイルが少しはがれているなどすぐに修繕できる部分を除けば、全体的に見て、何年も続いた干ばつも物ともせずヒビ一つ入っていない質のいい家だと太鼓判をもらいました。
リビングルームが2つあるなど、今の借家と比べるとずい分広くなるので掃除が大変だろうけど、このオンボロ借家とおさらばできるのが待ち遠しいです。
当初はメルボルンから東にあるダンデノン丘陵地のふもとあたりの住宅を見ていました。
実際、Gがすごく気に入った物件があって契約書にサインまでしたのですが、検査をしてもらったら、ひどい欠陥住宅だと分かりクーリングオフしました。
私達がその辺りで見た物件はかなり古いんだけど、やはりダンデノン丘陵地付近なので人気がある上に、リノベーションしてある家は不動産価値も違ってきます。
面倒くさがりのGと私は比較的新しくてリノベーション済みの家を探していたのですが、昨今のDIY流行のせいか自分達でやったお粗末なリノベーションや、ケチな素材を使ってある物件が多かったです。
なのでクーリングオフしてからよくよく考えてみると、あの地域はあきらめて正解だったと思います。(と思うことにした!)
クーリングオフした時はがっかり感絶頂だったけどね。
でも欠陥住宅から間一髪で逃れてから、「ダンデノン丘陵地周辺」という野望から「自然に近いところ」という目標に変えて普通の住宅地を見てきました。
結果、当初の野望地帯から流れ流れて北側にあるCroydon Northとなりましたが、緑が多い住宅地で文句はありません。
Croydon Northは、オーストラリアが誇るワイナリーがわんさかあるヤラ・バレーまで車で20分。ダンデノン丘陵地へもそれくらいの距離かな。
家の値段も無事予算内で収まったし、Gも私も満足です。
バルコニーからの景色。
家の前は公園。ちゃっちい遊具があるだけだけどね^^;
地平線のほうに見えるのはWonga ParkとChirnside Parkというヤラ・バレーに続く田舎町。
この家の最初のオーナーは、この景色を楽しめるようにだとか、ストリートから見た時の家の見栄えだとか、建築士に細かい注文をしたらしいです。
私とGはこの家の3番目のオーナーになります。
この家を見学しに行く前に、実はWonga Parkへも行ってきました。
牧場風景がきれいな田舎町で、土地や家も広く、家の外見はビクトリアンスタイルだったりして素敵です。
私達はそこでも見たい物件が1件あったので行ったんだけど、家の立地条件が悪かったので中は見ずに、近所のカフェでブランチしてきました。
部屋の隅々まで暖まるほどの大きな暖炉が印象的な"Jump Inn Cafe"です。
やっぱりあの辺はワイン作りに向いている地域なので寒い!
なので暖炉は嬉しい(笑
サワードウブレッドの上にポーチトエッグ、スモークサーモンとほうれん草。
カフェ特製のレモン系のさっぱりドレッシングがかかってて、ま・い・うー。
Tea Dropという紅茶も好き。スーパーでは手に入らないしね。
LHはパセリを見て"Tree! Tree!"と大騒ぎ。
これはパセリ、と言って手渡すと、LHは鼻クソがつまった鼻をピ~って言わせながら匂いをかいで「あ~、ええにおい~」だって。
それにしても、新居探しってホント、あのダメだった時のがっかり感がね。
「この家に決めた、オファー(金額提示)するぞ!」という段階まで来ると、妄想の世界が広がって、もう私の頭の中では引越しが終わって友達を呼んでお茶してるの!
母が来て細かいことにケチつけてるのも簡単に想像できるし、お買い物ルート、通園・通学ルートも考えたりするし!
で、その家が他の人に売れたり欠陥住宅でダメに終わった時のどん底感!
私達は今回決まった家も含めて4件オファーしました。
1件目は欠陥住宅でクーリングオフ。
2件目と3件目は他の人のオファーに負け…、という結果でした。
夢の世界からの撃沈3回。
2度目あたりからは「どうせ今回もダメになるだろうから」と最初からあまり期待しないように自分に言い聞かせてたんだけど、それでも…でした。
でもこれでようやく家探しはハッピーエンドとなりました。
もう物件見学しなくてもいいのが嬉しい!
ボチボチ、家に飾る絵画のプリントや家具などをネットで見たり、お店を冷やかしに行ったりしてます。楽しいです♪
でもなにより心配なのが、引越し!
物件見学が終わったから「これでフットボールに集中できる!」なんて言ってるGだけど、荷物の整理整頓、いらないものの処理してよね。
うちはゴミ屋敷みたいになってることに気づいてないでしょ…。
しかも引越しのことは「考えるだけでもう面倒だ」ってGが言うんだけど、どうせ何もしないくせに面倒もなにも…
Kの引越奮闘紀は11月以降になります…。
母がメルボルンの我が家で2ヵ月半の滞在を終えて帰国してすでに1週間以上が経ちました。
最初の1週間は、どれだけ母がLHと遊んでくれてたかを実感。
母が来る以前は私だってちゃんと、託児がない日は午前中1時間、ほとんど毎日午後2時間ほどは外に出るようにしてたけど、毎日ヘトヘト。
母がいた間はそれを私の変わりにやってくれたから楽チンでした。
LHの遊び相手に関しては大助かりだったけど、食事は結構大変でした。
これ↓は母がレシピ本の写真を見てリクエストしてきたので作ったカボチャとマカロニのパイ。
「4人分」とあるのに大量にできたのを見て、母は「もっと少なめにせなあかんやんかー!なんやこりゃー!」
イラッ
料理のお手伝いはしてくれなくても、しっかり余計な一言(か百言くらい)はたくさんありました。
LHは好き嫌いが激しく、食べるもののレパートリーが少ないです。
でも、私はLHに出されたものを何でも食べるようになって欲しいから、いつもいつもLHの好きなものばかり作りません。
でもLHが出されたものを食べないのを見ると母はすぐに、「うどん作ってあげ!」「お好み焼きしたり!」
ゴチャゴチャゴチャゴチャ…。
初めてうちに来た時は、「義姉達(兄嫁達)に言わないことは絶対の絶対に私にも言わないで」と何度も言ってあったのであまり口出しはなかったように思うけど(それでもあった)、3度目の滞在ともなると言いたい放題でした。
帰国の日が近づいてきてたので、母と二人だけで手作りワンタン入り手打ち麺を食べに行きました。
10分も待っていないのに、「遅い、忘れたんやないか、聞いてきて」とうるさかった!
そして麺をズルズル…。
日本とは違うので音を立てて食べないでと言うと、
「誰にも聞こえんような音やでええやんか」
そんな母から逃れるように^^;ご近所のぺぺとパパさんと公園へ行って来ました。
つり橋の手すりから身を乗り出して下の河を見ていたぺぺとLH。
Noooooooo!と駆け寄った私とパパさんだったけど、あの声でびっくりさせて足を滑らせたかもしれなかった…。^^;
(写真では、二人とも手すりから降りたところ)
ぺぺはLHと同じことをするのが好きです。
LHが上着を脱ぐとぺぺも脱ぐ。私がLHに靴を履かせると、ぺぺも私に履かせてもらわないとダメ。LHが私に水筒を渡せばぺぺも私にくれる…。
パパさん曰く、LHが火に飛び込めばぺぺも行く、と。
私もそう思う…。
けど、火にも水にも飛び込まないで…。
去年滞在した時に母はギリシャ料理のケバブをすごく気に入ってたので、今年も帰国の前に一度食べることにしました。
適当にBox Hill周辺のそれらしき店に入ると、アフガニスタン料理でした。
ちょっとケバブとは違うけど、おいしかったから良しとします!
LHと母と3人でBox Hillのワンタン麺。
LHの大好物♪
ローストポークも母のお気に入りなので、出発前日の夜に焼きました。
そしたら私がこの日ローストを焼くのを知らなかったGは、夕方にフラリとLHとどこかへ出かけたかと思ったら、Fish & Chips↓を買って帰ってきてくれました。
こちらのほうがホカホカでおいしそうだったから、ローストは明日食べることにして、みんなでFish & Chipsをいただきました。
ま、天ぷらみたいなもんだから基本的には珍しい味ではないはずなんだけど、厚みのある大きな白身魚の切り身をそのまま揚げてあるのやポテトケーキなど、母にとってはちょっと珍しいので、これも楽しんでもらえたようです。
出発当日は朝3時半起きで空港へ。
私はゴールドコーストまで母を見送りに行き、そのままとんぼ返りでした。
LHが1歳2歳の頃と違い、私一人で育児と家事をテンヤワンヤという生活ではなくなってきているので、今回は母が帰国したあと元の生活に戻るのは大変ではありませんでした。
去年はLHはばーちゃんを探すかのように何度か母が使っていた部屋へ行ったりしてたけど、今回は「ばあちゃんは飛行機に乗っておうちに帰るでね」と何度も言い聞かせてあったので、TVなどで飛行機を見ると「ばーちゃん、こーき、ばいばい」なんて言ってます。
いつもたくさん遊んでくれたばあちゃんがいなくなってLHは寂しくなるんじゃないかと少し心配したけど、なんのなんの、ぺぺと週2,3回のペースで遊び、家では裏庭で私と元気に遊んでます。
風邪や肺炎で2週間ほどどこにも外出できなかったので、気がつけばあっという間に母が帰国する日が近づいてきていました。
LHと母との3人で以前から予定していた水族館へ行くことにしました。
メルボルンアクエリアムの大人の入場料はちょっと高くて、一人$36。
最近はこんなもんなのかな?
でもそんなに大きな場所でもないし…。
公共交通機関で使う電子チケットMykiを提示すると割り引いてくれるので、しっかり割り引いてもらい$27ほどになりました。
水族館へ入っていくとまずはペンギンを見ることができました。
LHは大興奮。
この地点だけで連れてきた甲斐があったと思うほどの喜び方でした^^;
サメにもちょっと興味を示しました。
思ったよりも水族館はLHのお気に召したようで、何度も何度も同じ水槽の魚を見たり、ヒトデなどを触らせてくれるところでも何度も触らせてもらってました。
水槽から離れたがらないLHをなんとかなだめすかして、水族館内のカフェでランチ。
Fish & Chipsをたべました…^^;
メルボルン動物園に行った時もそうだったけど、最後にお土産やさんに寄るとカンガルージャーキーが売ってたり。
あんなに「かわいいねー」「きれいねー」なんて感心したあとに、食べちゃうっていう矛盾…^^;
ちなみに水族館のカフェにはあまりメニューはなく、Fish & Chipsもおいしくありませんでした。
その後、お土産屋さんでLHはカニのおもちゃを一つ買ってもらい、帰りたくないと言うのでまたペンギンのところに戻りました。
最初に入ってきた時にも思ったけど、ペンギンの中には人なつっこいのもいるのね^^
ガラスへ寄っていくと向こうからも寄ってくるの。
「まさかね」と思ったけど、LHのおもちゃのカニをガラスに付けてペンギンに見せてみると、欲しそう!
うまそうだと思ったのかな?
カニをグルグル動かすとペンギンも頭を動かしてそれを追うのを見てたくさん笑わせてもらいました。
ペンギンさん、からかってゴメ~ン!
この日はたっぷり水族館で時間を過ごし、家についたのは夕方でした。
私の実家からそう遠くはない鳥羽水族館のほうがジュゴンやマンボーなどもいるし、飼育されている魚ももっと種類が豊富なので、今度日本に帰ったら連れて行ってあげたいです。