大放置のため水面下ブログから大沈没ブログへと進化したヒストリカルロマンスへようこそ。
おひさしぶりっす!
久々のレビューはリージェンシーロマンスじゃねーし!
でも一応、今日紹介する小説は「ロマンティック・フィクション」です。
(ロマンス・ノベルとは違うんだと思います。)
ヒストリカルが好きなせいか、話が数世代に渡ったものにひかれます。
Hothouse Flower (The Orchid House)
by Lucinda Riley
出版: Penquin UK
アマゾンでは厳しい評価が並びますが、私からは星4つ。
十分楽しめたし、お話も印象に残ってます。
が、傑作!というわけではないですね。
コンサートピアニストであるJulia Forresterは、子供時代Wharton Parkという大きな邸宅をよく訪れました。
祖父が生前その邸宅の庭師で、異国の様々な美しい花を育て、めずらしい胡蝶蘭を育てることでマニアの間ではよく知られる存在だったほど。
そして現在、Juliaはフランスでプロのピアニストとして成功して幸せな生活を送っていましたが、突然家族を失い、英国に戻ってきます。
子供の頃大好きだったWharton Parkを再び訪れてみると、現在のオーナー、Kit Crawfordに出会います。
カリスマ性があり魅力的でとてもフレンドリーですが、彼にも悲しい過去があるようです。
Juliaの祖父が生前住んでいたコテージを改修中、Kitは古い日記を見つけます。
そしてJuliaの祖母の話や日記から、JuliaとKit二人に関わる重大な過去が少しずつ明かされていきます。
Kitの大叔父である(だったかな)Harry Crawfordとその妻Oliviaの結婚のこと、第2次世界大戦で引き裂かれた若い恋人達の悲恋、幸せだと思われた結婚が少しずつ壊れていき、それが現在のWharton Park存続の危機を招いてしまうことになった経緯などが明らかになってくるのです。
アマゾンで低い評価を出した人のレビューは読んでないけど、評価が低いのは、このお話が全体的に暗いからではとも思いました。
Juliaが悲しみを乗り越えようとする様子や、戦中・戦後の悲恋など、切ない部分ばかりでした。
それに、過去のWharton ParkのオーナーであるHarry Crawfordがあまりにも情けない男だったしね。
が、最後はちゃんとハッピーエンドです!
あと2冊、図書館で似たような小説を借りてきて読んだので、またそれも紹介しますね。
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