BIBA☆ハンドメイド

手作り&フォト、ポエムにエッセイ・ブログ

バラのポプリ

2008-06-19 17:43:18 | フラワー・アレンジ


やはり実家の庭から、大輪の赤いバラ。
花瓶に活けて飾ったあとは、しおれてしまう前にポプリにします。

1輪で何10枚も重なるビロードの花びらを、ほどき拡げれば
素晴らしい芳香が、少し湿り気を帯びた雲の下を、甘い速度で埋めていきます。
花屋さんの冷蔵室の中で、保管されているバラとは違って、
もっと強く、ゴージャスな香り!
これほど魅惑的で、幸福感に満ちた香りはないでしょう。

バラとともにささやかな、でも、とびきり極上の時間・・・


さて、風通しのよい場所で数日間、自然乾燥。
その間に、すてきなポプリポットでも探しましょう。


南国の花

2008-06-08 22:33:50 | フラワー・アレンジ

艶やかな赤い色、そして肉厚の花弁が
レアな熱風を閉じこめる

凝縮された南の島の1日
古い地図の紙片を手に
秘宝の在処を探索するのは、いかが?




さて、熱帯植物園に赤々と燃えるように咲く花
地面から、ずっと見上げるほど伸びた茎に付いた、
美しい深紅の花が、緑の海の中を灯します。
花の縦の長さは25㎝ぐらいでしょうか。
なるべく近づいてみましたが、妖しすぎる匂いにそそくさと退散。
よって、花の名前が未確認。

ドライフラワー・バスケット

2008-05-31 23:56:55 | フラワー・アレンジ


母の日のプレゼントのお花をドライフラワーに加工後、
ミニバスケット・アレンジにしてみました。

バラにガーベラ、カーネーション・・・
お花を短くカットして、さらさらのシリカゲルと共に保存。
10日ほどすれば、簡単にドライフラワーが作れます。
思ったより色も濃いめに残り、形もきれい。
ラッピング・フィルムやペーパーを敷いたバスケットに
花をちょこちょこと並べて、可愛いアレンジの完成です。

ローズ・エッセンスなどで香り付けをしても良いかも。



<作り方>
1 花を短く切る

2 タッパーの底にシリカゲルを入れる
3 間隔をとりながら花を並べる

4 花の形を崩さないように、静かにシリカゲルを入れていく。


5 花が見えなくなるまでシリカゲルを入れたら、密閉して10日ほどおく。
6 そっと取り出して、アレンジする。

*けっこう鮮やか。バラはシックな色になりました。

チューリップのアレンジ

2008-03-22 19:32:12 | フラワー・アレンジ


花を選ぶとき、
私は淡い色よりもヴィヴィットなものを選ぶ
花の命を思うと、
薄く消え入りそうな色は、あまりに儚すぎて
私のもとで、私が束の間、愛でる間は、
力強く咲いていてほしいから
太陽に恋をした、目が覚めるほどの色彩を持つ花を選ぶ



白い小さな花車に、可愛い花を乗せて春のテーブルを飾ります。
赤とピンクのチューリップに、紫のスターチスやグリーンを加えた活気あるアレンジ。
オレンジのカーネーションで、それぞれの色を緩和しつつ、より華やかさをだしました。

チューリュプは優しさの重なる花弁を開き、何かを語りたがるように首を傾げます。
その可愛さに、私もそっと顔を近づけて見つめてしまいます。

花が届ける夢のほとりは、想像を超えるほど甘く美しいから
時間もまだ、立ち去りはしないでしょう・・・










クリスマス・リース 2007

2007-12-25 14:02:19 | フラワー・アレンジ
北海道生まれの私には、関東での雪のないクリスマスが不思議でなりません。
ツリーを飾りつければ気分は盛り上がりますが、窓の外の味気ない景色を覆う、白銀のデコレーションが、つい欲しくなります。

どんなに朝陽がまぶしくても、その光を何倍も反射させ、ダイアモンドを散らしたように煌めく雪の朝が恋しくなりますし、
どんなに月が美しい夜も、地上のすべての物音まで吸収していく深く積もった雪の、ただ青い幻想に包まれることを望みます。

さて、今年作ったオリジナル・リース。
グリーンはモミをメインに、アイテムは賑やかに、が今回のテーマです。
制作中は、モミから発せられる、独特の清涼感あふれる香りが部屋中に拡がり、まるで北国の、それも北欧やロシアの森の中に居るようでした。

モミの間にヒバを差し込み、しっかり形作ったあと、気に入ったものをワイヤーで留めていきます。綿の実、まつぼっくり、赤い木の実、銀色に彩色した実、姫りんご・・・
特に、白いふわふわの綿の実は、雪を連想させる大好きなアイテムです。まつぼっくりや木の実も、大きめなものを選びボリュームを持たせました。
直径約40㎝。すべて自然素材なので、ずっしりとした重みと温かさを感じます。
 
今日は、ときどき薄日が差す1日となりそう。やはり、グレーの世界は物足りないですね。
この街に、綿雪が空から舞い降りてくるのは、いつの日のことでしょうか?

Merry Christmas

クリスマス・リース

2007-05-02 14:02:11 | フラワー・アレンジ


毎年、玄関に飾るクリスマス・リースを手作りします。
これは昨年のもの。でも例年に比べるとかなりシンプルです。

リースのベースとなる蔓も自分で採ってきました。
子供のころは、太いしっかりした蔓でよくターザンごっこを
したものですが、リースに必要なのは7,8㎜から1㎝ぐらいの
細めの蔓です。林で採取した蔓を、たっぷりと水を張ったバケツに
浸し、少し柔らかくしてからリースに編みます。
その後、よく乾燥しておけば何年でも利用できるので、大きさを
変えて幾つか作り保管しておくのです。

クリスマスが近づくと、花屋さんでモミやスギ、ヒバやヒイラギなどが
出始めるので適宜に選び、蔓のリースにワイヤーで止めていきます。
松ぼっくりやドライフラワーなどを飾り、リボンをかければ出来上がり。
ベルを下げると、ドアの開け閉めの度に鳴る可愛らしい音が、クリスマス気分を
盛り上げますね。

今年はどんなリースにしようかな?
やはり、もっと華やかなものを作ろうと思います。