BIBA☆ハンドメイド

手作り&フォト、ポエムにエッセイ・ブログ

抹茶あんみつ

2008-06-27 21:57:39 | COOKING


抹茶を使用した、夏にぴったりなスイーツの第2弾、
正当派甘味のあんみつです。
簡単にできる抹茶寒天はヘルシーなところも魅力。
煮溶かした寒天はすぐに固まるので、あとはじっくり、じっくり冷やすだけです。
せっかくなので粒あんも手作りで。
こちらは小豆から気長に煮ましょう。
砂糖(三温糖)を加えたら、丁寧に甘味を含ませて・・・
時間はかかりますが、おいしさは格別。

ひんやり&つるりの抹茶寒天と、風味豊かな粒あん、そしてフルーツの組み合わせで、
涼を呼ぶ、粋なひとときを過ごしましょう。

ここまでトライしたなら、黒蜜も作ったほうがよかったかな。


レシピ

<材料>
○抹茶寒天
・抹茶(抹茶パウダー)・・大さじ1
・三温糖・・・・・・・大さじ1(甘さはお好みで))
・粉寒天 ・・・・・・4g
・水・・・・・・・・500cc

○粒あん
・小豆・・・・・・3分の2カップ
・三温糖・・・・・3分の2カップ
・塩・・・・・・・少々

・フルーツ缶、白蜜や黒蜜など

<作り方>
○抹茶寒天
・鍋に水400ccと粉寒天、砂糖を入れ、中火から弱火で煮溶かす。

・抹茶を加えてよく混ぜる。(沸騰させないように)

・容器に流し入れ、あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

・よく冷えたら賽の目にカットする。



○粒あん
・小豆を軽く洗い、たっぷりの水で一度茹でこぼす。

・小豆が柔らかくなるまで、だいたい1時間半ぐらい煮る。(湯が少なくなったら足し水をする)

・小豆が煮えたら茹で汁を捨て、ひたひたの水と三温糖、塩を入れて煮詰めていく。



・木じゃくしでそっと混ぜながら水分を飛ばし、好みの甘さや練りになるまで煮詰める。



・出来上がったら、よく冷まして冷蔵庫で冷やす。


・器に、抹茶寒天、粒あん、フルーツなどを盛り、お好みの蜜をかけます。
*器も冷やしておくと、より涼感が楽しめます。

抹茶ブラマンジェ

2008-06-25 15:46:03 | COOKING


瑞々しいグリーン・カラー、そして香り高い抹茶は、
和のテイストの代表です。
静謐さを兼ねた深い趣きは、日本文化の侘び寂びの原点。
はんなりとした優しさに心がなごみます。
ビタミンも豊富で、リラックス効果も抜群の抹茶で、
この季節にぴったりな冷菓を作りました。

ブラマンジェは、もともとフランスのスイーツ。
blanc(ブラン=白い)と名が付くとおり、牛乳を冷やし固めて作る白いデザートです。
抹茶を入れたら緑色になってしまいますが、甘くてフルフルとした食感はブラマンジェそのもの。
私は、抹茶の味がしっかりしてるものが好みなので、分量の牛乳は少なめに。
牛乳が多めなら、とろりんとしたミルキーな味に仕上がります。
お好みで黒蜜やホイップ、餡などを添えて食べましょう。
Bonne journee !



レシピ

<材料>
・抹茶(抹茶パウダー)・・大さじ1
・コーンスターチ・・・・大さじ3
・三温糖・・・・・・・・大さじ2
・牛乳・・・・・・・・・200cc
・黒蜜・・・・・・・・・適量(お好みで)


<作り方>
1 ボウルに抹茶とコーンスターチを入れ、泡立て器でよく混ぜる。



2 鍋に牛乳と三温糖を入れて弱火にかけ、泡立て器で静かに混ぜ合わせながら三温糖を溶かす。

3 1)を加えて、さらによく混ぜる。



4 糊状になり始め、透明感が出てきたら火からおろし、器に入れる。




5 あら熱を取って、冷蔵庫で冷やす。
6 黒蜜をかけていただきます。

*牛乳を250ccにするとミルキータイプになります。

メープル・クッキー

2008-06-21 12:37:40 | COOKING


街を歩けば、もうすっかり目に馴染んだ緑に加え、
どこの家の庭先も、美しい花の植栽であふれかえっています。
パーゴラに絡まるオールド・ローズ、宝石のようなブルー・サルビア・・・
鳥のさえずりまでも、いっそう華やかに聞こえる豊かな彩り。
そんな中、ひらひらと舞うモンシロチョウの純真な白さに、
心は小さく驚かされます。

さあ、メープルシュガーを使って作るクッキー。
楽しく型抜きをして、オーブンに入れれば、メープルの甘い甘い
良い香りに、瞬く間に包まれます。
焼き上がったクッキーは、ほんのり蜜色。
サックサクの食感と、舌に残る深い甘味。
なんてナチュナルな美味しさ!



レシピ
<材料>
・バター(無塩)・・・・50g
・メープル・シュガー・・・・50g
・卵黄・・・・・・・・1個分
・薄力粉・・・・・・・100g
・コーンスターチ・・・10g

<作り方>
・薄力粉とコーンスターチは合わせてふるっておく。
・バターを室温に戻してボウルに入れ、泡立て器で柔らかく混ぜる。

・メープル・シュガーを3回に分けて入れて、その都度よく混ぜる。



・卵黄も入れて混ぜる。

・合わせた粉類を入れ、練らないようにさっくりと混ぜ合わせる。



・ラップに包んで冷蔵庫で1時間ほどねかせる。


・生地を4mmの厚さに伸ばして型抜きをし、クッキング・シートを敷いた天板に並べる。



・180℃のオーブンで15分ほど焼く。(温度、時間は適宜調節します)



バラのポプリ

2008-06-19 17:43:18 | フラワー・アレンジ


やはり実家の庭から、大輪の赤いバラ。
花瓶に活けて飾ったあとは、しおれてしまう前にポプリにします。

1輪で何10枚も重なるビロードの花びらを、ほどき拡げれば
素晴らしい芳香が、少し湿り気を帯びた雲の下を、甘い速度で埋めていきます。
花屋さんの冷蔵室の中で、保管されているバラとは違って、
もっと強く、ゴージャスな香り!
これほど魅惑的で、幸福感に満ちた香りはないでしょう。

バラとともにささやかな、でも、とびきり極上の時間・・・


さて、風通しのよい場所で数日間、自然乾燥。
その間に、すてきなポプリポットでも探しましょう。


紫陽花

2008-06-18 23:42:05 | フォト


夏の太陽と、思わせぶりな雨とが交互に訪れては
あでやかに季節が移ろい、
紫陽花の静穏な陰は、ときめきを引き受ける

それは緑の燭台に載る沈黙
そして6月のエスプリ



実家の庭に咲いていた、とてもエレガントな紫陽花。
梅雨の合間の空と競うような美しい青色に、葉の上を這うカタツムリでなくても
つい、見とれてしまいます。

R2-D2のペーパー・カッティング

2008-06-14 23:35:43 | ペーパー・カッティング



映画「STAR WARS」の、愛すべきキャラクターR2-D2。
多機能ロボットであると共に、ピポピポ音を発しながら
場の雰囲気を和ませる、マスコット的存在でもありました。

映画の第1作が公開されてから、実に31年という月日が流れ、
21世紀となった今でも、多くの人々にとって宇宙とは、
まだ、TVや映画などを介して接するものでしかありません。
しかしながら、着々と進められてゆく国際宇宙ステーション計画や、
つい先日も、着陸に成功した火星探査機「フェニックス」など、
宇宙が生活圏内となる日への展望は確実に開けてきており、
それはやがてロボットと人間の共存する、
未来への憧れを私たちに示してくれています。


さて、R2-D2のペーパー・カッティング。
黒のいろがみに下絵を描き、小さなハサミでカットしていくだけ。
いわゆる「切り絵」です。
ドロイドの頭部は、ハサミを入れ始めたばかりで、線がぎこちなく固い・・
下部に行くに従い、多少慣れてきたでしょうか?

カラー・ペンシル

2008-06-11 17:53:33 | フォト


虹の色よりたくさんの、色えんぴつで描けるもの

光に潤むもの、すべて
喜びをたたえた景色
物思う静かな佇み
画用紙の上はカラフルな洪水ね

虹の色よりたくさんの、色えんぴつで描けるもの
永遠に東の空に残る虹
夜明けが来ても、消えずに輝き続ける星・・・






*筒型のパッケージに入った色えんぴつ。
鮮やかな発色と微妙な色展開がお気に入り。

南国の花

2008-06-08 22:33:50 | フラワー・アレンジ

艶やかな赤い色、そして肉厚の花弁が
レアな熱風を閉じこめる

凝縮された南の島の1日
古い地図の紙片を手に
秘宝の在処を探索するのは、いかが?




さて、熱帯植物園に赤々と燃えるように咲く花
地面から、ずっと見上げるほど伸びた茎に付いた、
美しい深紅の花が、緑の海の中を灯します。
花の縦の長さは25㎝ぐらいでしょうか。
なるべく近づいてみましたが、妖しすぎる匂いにそそくさと退散。
よって、花の名前が未確認。

サボテン

2008-06-05 23:45:55 | フォト


コロンとした球体の物体
直径50㎝はあるでしょうか
だけど、全面が鋭い棘で覆われて
触れることさえ難しい!
せめて写真を撮らせてね
強ばりそうなスマイルだけど・・・


このサボテンの遠い故郷は、灼熱の太陽と乾いた土。
貯水タンクのようにジッとしたまま、
荒野を見つめていたのでしょう。
風の音も星のまたたきも届かない、日本の温室の片隅で、
見学者に、夢と想像の楽しみを与えてくれている。
実はそんな、そんな、おちゃめなサボテンです。


LOVE

2008-06-02 19:45:35 | フォト


木立の緑が映り込んだ水面を彩る
とろりと美しい波紋は天使の筆跡

光と風がゆらぎながら、淡いため息のアーチを潜ると
6月が始まり、ほのかな夢に気付く
日なたにも木陰にも、初夏が記録されていくだろう



そして、池の岸でくつろぐ2羽の鴨
昼下がりのささやきに耳をすませたり
玉虫色に輝く身体をくねらせ、しなやかに毛繕いをしては
時々、こんな風に顔を見合わせる
水にこぼれ落ちて煌めく、彼等の愛らしいハーモニー・・・


向かい合う鴨のシルエットに、ハート型が見える?