BIBA☆ハンドメイド

手作り&フォト、ポエムにエッセイ・ブログ

トマトのファルシー

2008-02-28 14:54:55 | COOKING


しかし、シャイなんだなあ。そんなに赤くならないで。

生でも充分に甘いフルーツ・トマトは、煮ても焼いてもバッチリ使えるので、
バリエーションの幅が拡がります。
中身をきれいにくり抜いて、パセリをたっぷり混ぜたガーリック・ライスを詰め、 オーブンでじっくり焼いたファルシーなら、その可愛らしさに、テーブルの視線が集まること請け合い。
じゅわっとジューシーなトマトと、ガーリックを効かせたライス、
甘さと香ばしさが、なかなかのバランスです。

これほど火を通しても、フレッシュな甘味を感じるのは、フルーツ・トマトだからこそでしょう。
発色もきれいです。
肉料理の付け合わせにしますが、詰め物を挽肉にすれば、ちょっとした一品になります。

ほんとうに美味しいんだから、照れないで。
そうは言っても、真っ赤にならずにいられないんですね。



レシピ

<材料>
・フルーツ・トマト・・・・4個
・タマネギ・・・・・・・・4分の1個
・米・・・・・・・・・・・2分の1カップ
・ニンニク・・・・・・・・2分の1片
・バター・・・・・・・・・少々
・コンソメスープ・・・・・2分の1カップ
・トマト・ピューレ・・・・大さじ1
・パセリ(みじん切り)・・・大さじ3
・塩・・・・・・・・・・・少々
・こしょう・・・・・・・・少々
・パン粉・・・・・・・・・少々
・オリーブオイル・・・・・少々


<作り方>
・鍋にバターを熱し、タマネギを入れて、弱火で炒める。
・米も入れて、透き通るようになるまで炒める。
・炊飯器に移し、コンソメスープとトマトピューレを入れて炊く。
・炊きあがったらピラフに、パセリのみじん切りと、おろしたニンニクを入れて混ぜる。
・塩、こしょうして味を調える。

・トマトはヘタを下にして、上部をカットし、中身をくり抜いて水分を拭きとる。
・トマトにピラフを詰め、パン粉を少々乗せて、オリーブオイル少々を垂らした耐熱皿に入れる。ファルシーの上にもオイルを少しかける。


・190℃のオーブンで10~15分、ファルシーの上がカリッとしてきたらアルミホイルを被せ、180℃くらいで30分ほど焼く。
・取り出して、パセリのみじん切りをパラッとかけて出来上がり。


*くり抜いたトマトはトマト・ソースなどにします。

スナップえんどうと海老のマリネサラダ

2008-02-27 18:12:14 | COOKING


窓を開けても寒い風は、
もう切り込むような冷たさで、突進してくることはなく、
代わりに、新芽や遠い雪解けの水や、地中深く伸びをする土などが混ざった、
複雑な、それでいて、心弾む匂いを届けてくれます。


スーパーでは、季節野菜がずらりと並び、目を引くこのごろ。
なかでもスナップえんどうの、ぷりっと厚みがある姿は、通常のえんどうよりも何倍も大きいのに、なぜか可愛い。
歯ごたえもいいし、甘味もあります。
ヴィヴィットなグリーンを生かすなら、やはりサラダでしょうか。
相性の良い海老と組み合わせて、春きゅうり、ホワイト・アスパラガス、イエローのプティ・トマト・・・・・次々にヘッドハンティングしていくのも楽しみです。
それに「アヤコマチ」という名のサツマイモも加えようかな。
中身のキレイなオレンジ色は、揚げると一層、鮮やかになり、よい彩になります。

マリネ液に漬け込んで、よく冷やした元気なスプリング・カラーのサラダ。
スキップしながら、春が近づいてくるようです。





レシピ

<材料>
・スナップえんどう・・・・1パック(20本くらい)
・海老・・・・・・・・・・25 尾
・キュウリ・・・・・・・・1本
・イエロー・プティ・トマト・・5個
・ホワイト・アスパラガス・・・4本
・サツマイモ(アヤコマチ)・・・4分の1個
・黒オリーブ・・・・・・・・・5個
・ディル・・・・・・・・・・・少々

・白ワイン(海老に使う)・・・少々
・塩(アスパラ、海老に使う)・・少々

☆マリネ液
・エクストラバージン・オリーブオイル・・・大さじ2
・白ワインビネガー・・・・大さじ1
・塩・・・・・・・・・・・小さじ3分の1
・こしょう・・・・・・・・少々
・レモン汁・・・・・・・・少々

<作り方>

・スナップえんどうはスジを取り、塩少々を入れた湯で、さっと茹でる。
・アスパラガスは5㎝くらいに切って茹でる。
・海老は殻を剥き、塩少々と白ワインを少しふり10分ほどしてから茹でる。
・サツマイモは2㎜程度の半月切りにし、カリッと揚げる。

*火を通した材料は冷ましておく。
・キュウリは3㎜ほどの輪切りにする。
・プティ・トマトは縦半分に切る。

・レモン汁以外のマリネ液の材料をよく混ぜ合わせる。
・味をみて、レモン汁を加え、海老を先にあえてから野菜類を入れて混ぜる。

・黒オリーブを入れて、冷蔵庫で30分ほど冷やす。
・盛りつけたらディルを乗せます。

ブルーベリー・ヨーグルト・マフィン

2008-02-26 17:21:52 | COOKING


アメジストを思わせる、深い青紫色のブルーベリー。
私も小さな鉢植えで育てていますが、実のなる時期になると、鳥との争奪戦になります。
どうやって完熟のときを知るのでしょうか?
相手も、甘く食べ頃になるまでは、絶対に手を出しません。
この日に美味しくなるという朝が解れば、鳥たちより早起きして確保するのに!

でも、そんな心配は、まだ先の話。
ストックしてあるブルーベリー缶で、マフィンを作ります。
焼き上がりに、多少時間はかかりますが、フルーツはたっぷり入れるのが好み。
ヨーグルトも加えたので、ふわっと、しっとり。爽やかな口当たり。
結構ボリュームがあるので、1個でも満足感があります。
出来たては勿論、しばらくしても、ちっともボソボソにならず、美味しく食べられました。

鉢植えのブルーベリーも、いつか、ジャムができるほど、たくさん実をつけてくれるでしょう。
少しくらい鳥が摘んでも平気なほどに・・・ね。



レシピ

<材料>(マフィン型4~5個分)
・無塩バター・・・・・・・40g
・砂糖・・・・・・・・30g
・卵・・・・・・・・・1個
・プレーン・ヨーグルト・・・・・70cc
・薄力粉・・・・・・・110g
・ベーキング・パウダー・・・・小さじ1
・レモン汁・・・・・・・数滴
・ブルーベリー(シロップ缶)・・・・2分の1カップ
・塩・・・・・・・・・少々


<作り方>
1 バターは室温に戻し、砂糖を加えながら柔らかく混ぜる。

2 溶いた卵も少しずつ入れて混ぜる。
3 ヨーグルトとレモン汁、塩を加えて、さらに混ぜる。
4 ふるった薄力粉とベーキング・パウダーを入れ、さっくりと混ぜ合わせる。

5 よく水気をきったブルーベリーを入れて、実がつぶれないように混ぜる。


6 薄くバターを塗ったマフィン型に生地を入れる。

7 180℃のオーブンで20~25分ほど焼く。 
*オーブンの時間は適宜に調節します。

抹茶のシフォン・ケーキ

2008-02-24 12:49:54 | COOKING


オーブンはパンドラの箱に似て、片隅に希望だけを残しています。
でも、決して封印されることはなく、何度でも開けては、新しい予感を取り出すことができます。
お菓子がスイートな匂いと戯れながら膨らめば、夢のエクスプレスだって通過することはできません。

さあ、充分に必要なだけの時間をあげる。
私に一抹の不安も与えずに、ヴィジョンを確かな現実として見せて。
葡萄の房が連なる畑で、どの一粒を採っても甘いものであるのと同じく、
重い蓋を開けるときはいつも、希望と共にありますように。


一度は作ってみたかった、抹茶のシフォン。
難しそうに思えますが、メレンゲをしっかり立てて、生地をさっくり混ぜることに気をつければ、案外ふっくら出来上がるものです。

美しい苔色。ほっとする抹茶の香り。
ふんわりと弾力があって、しかもしっとり。
やわらかい早春の草原のような感触です。
軽い舌触りでも、味はしっかりした旨さ。なかなか満足のいくシフォンになりました。

クリームで洋風に、餡と一緒に和風に。
お好みでぞうぞ。



レシピ

<材料>(18㎝シフォン・ケーキ型)
・卵・・・・・・・・・・4個
・薄力粉・・・・・・・・75g
・砂糖・・・・・・・・・70g
・サラダ油・・・・・・・40cc
・水・・・・・・・・・・40cc
・ベーキング・パウダー・・小さじ3分の2
・抹茶・・・・・・・・・・大さじ1

・ホイップ・クリーム・・適量
・砂糖・・・・・・・・・適量


<作り方>
1 薄力粉とベーキング・パウダー、抹茶を合わせてふるっておく。
2 卵を黄身と白身に分ける。
3 卵黄に、砂糖30gを数回に分けて加え、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。
4 3)に、サラダ油と水を、順に少しずつ入れながら混ぜる。
5 さらに、ふるった粉類も入れて、練らないように混ぜ合わせる。

6 卵白に砂糖40gを数回に分けて入れながら泡立て、しっかりしたメレンゲを作る。

7 5)に、メレンゲの3分の1を加えて混ぜる。

8 7)を、残りのメレンゲに入れて、へらでゆっくりと混ぜ合わせる。
9 型に生地をゆっくり流し入れ、180℃、または170℃のオーブンで約35~45分焼く。


10 型をビンなどに逆さまに挿して冷ましておく。完全に冷めてから型から取り出す。

*カットして、砂糖を加えて泡立てたホイップ・クリームを添えます。


ネーブル・オレンジ・ゼリー

2008-02-22 17:21:33 | COOKING


うわっ、UFO?


昨日のクールなゼリーを、もっとフルーティーにアレンジ。
余分な水を加えず、搾りたてのオレンジ果汁をたっぷり使い、
ピュアでジューシーに仕上げました。

鮮やかなオレンジ色、フレッシュな香り、そして濃い味わい。
素材の旨味がしっかり生きているあたりが、私の好みです。
ふるふるの食感も今風でよし。

おもいきって大きなゼリー型で作ったら、キッズ用のお皿をチョイス。
遊び心をプラスして、楽しい盛りつけにしてみました。
先日観た映画が「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」だったので、
そのイメージが残っていたのかもしれません。

それとも、マゴリアムおじさんに魔法をかけられたかな?



レシピ

<材料>(大きなゼリー型1個分 2~3人分です)
・ネーブル・オレンジ・・・2個(果汁200cc)
・砂糖・・・・・・・・・・40g
・ゼラチン・・・・・・・・4g
・ゼラチン用の水・・・・・大さじ3

・ホイップ・クリーム・・・少々
・ホイップ用の砂糖・・・・適量
・チェリー・・・・・・・・1個(生でも缶詰でもよい)

*大人向けには、コアントローやホワイト・キュラソーなどを数滴入れる。

<作り方>
・ゼラチンを分量の水でしとらせておく。
・オレンジを搾り、こし器で漉す。(果汁200ccになるように)
・鍋にゼラチンと砂糖、オレンジ果汁50ccを入れて、弱火で煮溶かす。
・火を止め、残りのオレンジ果汁を入れて、よく混ぜる。
・ゼリー型に入れて冷やす。
・型から出して盛りつけます。


*オレンジは、甘味の強いネーブル・オレンジを使いました。

レモン&オレンジ・ゼリー

2008-02-21 16:21:53 | COOKING


気温が10℃くらいになる日中は、マフラーなしで外出しても
寒さを感じることはありません。

埃っぽいアスファルトや、建物の陰に僅かに残る雪を、
ゆるい大気がかすめ、
雲を描き込み忘れた空では、何かに引かれて遠ざかる
ヘリコプターの音。

時間は春待ち顔で、
でも、のどかに流れていきます。


さて、柑橘類で作った清涼感あふれるゼリー。
すっきりしたオレンジのゼリーの上に、
甘酸っぱいレモンのゼリーを、ジュレのように乗せると、
なんてキラキラ&ぷるぷる!

ライトでさっぱりテイストのデザートは、真夏の暑い時期向けですが、
トロピカルなBGMでもかけて、食べてしまいましょう。


レシピ
<材料>(グラス2個分)
☆オレンジ・ゼリー
・オレンジ・・・・・1個
・水・・・・・・・150cc
・砂糖・・・・・・・40g
・ゼラチン・・・・・10g
・ゼラチン用の水・・40cc


☆レモン・ゼリー
・レモン・・・・・小1個(大きいものなら半分で)
・水・・・・・・・120cc
・砂糖・・・・・・・30g
・はちみつ・・・・大さじ1
・ゼラチン・・・・・5g
・ゼラチン用の水・・20cc

・ミントの葉・・・・適量

<作り方>
☆オレンジ・ゼリーを作る
・オレンジを搾って漉す。(約100ccのジュースが採れる)
・ゼラチンを分量の水でふやかしておく。
・鍋に水と砂糖、ゼラチンを入れて煮溶かす。
・オレンジの搾り汁も入れて混ぜる。
・グラスに注いで冷やし固める。

☆レモン・ゼリーを作る
・レモンを搾って漉す。
・ゼラチンを分量の水でふやかしておく。
・鍋に水と砂糖、ゼラチンを入れて煮溶かす。
・レモンの搾り汁とはちみつを入れて混ぜる。
・グラスに注いで冷やし固める。
*レモンは酸っぱいので、甘さは好みで調節します。

・固まったレモン・ゼリーをスプーンで砕く。
・オレンジ・ゼリー の上に盛り、ミントの葉を挿して出来上がり。

マドレーヌ

2008-02-19 16:09:43 | COOKING

Madeleine
小粋な響きを持つ、ステキな名前のついた焼き菓子。
シンプルで、誰にでも好まれる、ハニーレモン・マドレーヌを作ってみました。

材料を次々に加えて、泡立て器で混ぜるだけの生地は、一晩、ねかせるとベストな状態になります。
マドレーヌ生地の入ったボウルを冷蔵庫に入れたら、私も一緒に眠りにつき・・・

さて、朝、目覚めたら、さっそく焼き始めます。
オーソドックスなマドレーヌ型のほかに、まあるいシェル型も用意しました。
オーブンに入れると、みるみるうちに膨らんで期待どおり。

特に、ぷっくりのシェル型のマドレーヌは、本当に可愛いです。
ふんわり、でもフワフワしすぎず、しっとりと弾力があります。
爽やかなレモンの香りと、はちみつの自然な甘さ。味もOK!

人に聞かれたら、こう答えましょう。
お菓子の国の、穏やかな波打ち際で見つけたのだと。
そこは秘密の、マドレーヌの入り江・・・


ティー・タイムになりました。
フルーティーな紅茶とともに頂きましょうね。


レシピ

<材料>(マドレーヌ型 約12個分)
・卵・・・・・・・・・2個
・バター・・・・・・・90g
・砂糖・・・・・・・・80g
・薄力粉・・・・・・・100g
・ベーキング・パウダー・・・小さじ2分の1
・レモンの皮のすりおろし・・・1個分
・はちみつ・・・・・30g

*レモンは国産の小さめのものを使いました。
 輸入レモンの場合は、2分の1個分です。


<作り方>
1 ボウルに卵を割り入れ、砂糖を数回に分けて加えながら、なめらかになるまで混ぜる。
2 レモンの皮のすりおろしも入れて混ぜる。

3 薄力粉とベーキング・パウダーを合わせてふるい、2)に加えて混ぜる。
4 バターを鍋に入れて溶かし、3)に加えて、さらによく混ぜる。
5 はちみつも加えて、混ぜ合わせる。
6 ラップをして、生地を一晩、冷蔵庫でねかせる。(時間がないときでも、せめて1時間はねかせましょう)

*溶かしバターは、熱すぎないように。


次の日
7 マドレーヌ型に薄くバターを塗り、軽く強力粉を振って、冷蔵庫で冷やしておく。


8 生地を型に八分目ほど流して、180℃のオーブンで15分ほど焼く。(時間は適宜に調節)

9 あら熱がとれたら型から出して、1個づつラッピングする。



*出来たては我慢。3~4時間たってから食べましょう。
 焼いた生地がおちついて、いっそう美味しくなります!


 

いちごのタルト

2008-02-16 18:43:52 | COOKING


優しくなれるフルーツ。
それは、いちごではないでしょうか。
たった一粒あるだけでも、こぼれそうなほど山盛りになっていても、
不思議に、心を、ほわっとさせてくれます。

愛らしい形や、輝くばかりの赤い色が、ハートを連想させるから?
甘酸っぱいかおりが、思い出の揺りかごを、そっと揺らすから?

今日は、そんないちごを、たくさん乗せたタルトを作りました。
昨日のうちに用意しておいた生地を、のばして焼いて・・
クリームは2種類。アーモンド・クリームとカスタード・クリームを作ります。

作業行程が多く、焼いたり、冷やしたりと時間もかかりますが、
完成が近づき、いちごを並べる段階になると、嬉しさでドキドキ。
いちごは、昼どきに買った新鮮な「とちおとめ」
しっかりした甘さと、ほどよい酸味を持つ、バランスの良い品種です。
ツヤ出しのジャムを塗ると、ルビーのようにキラキラになりました。

さっくりのタルト生地に、2層のクリーム、そして、たっぷりのいちご。
贅沢な、贅沢な美味しさです!

春を呼ぶ、いちごのタルト。
優しいときめきを告げる、春の時計。

春はもうすぐ。




レシピ

<材料>(21㎝タルト型分)
・いちご・・・・・・・2パック
・いちごジャム・・・・少々
・リキュール・・・・・少々
・ミントの葉・・・・・数枚

☆タルト生地
・無塩バター・・・・・70g
・卵・・・・・・・・・2分の1個
・砂糖・・・・・・・・40g
・薄力粉・・・・・・・100g
・アーモンド・プードル・・・大さじ1
・粉砂糖・・・・・・・少々

☆アーモンド・クリーム
・無塩バター・・・・・40g
・砂糖・・・・・・・・40g
・卵・・・・・・・・・2分の1個
・アーモンド・プードル・・・40g

☆カスタード・クリーム
・牛乳・・・・・・・・・200cc
・砂糖・・・・・・・・・50g
・卵黄・・・・・・・・・3個分
・小麦粉・・・・・・・・20g
・コーンスターチ・・・・10g
・バニラ・ビーンズ・・・少々


<作り方>
☆タルト生地を作る
1 室温に戻して柔らかくしたバターをボウルに入れ、よく練る。
2 砂糖を数回に分けて加えて、さらによく練る。
3 ほぐした卵を少しづつ入れて混ぜる。
4 薄力粉とアーモンド・プードルを合わせてふるい、3)に入れて、さっくり混ぜる。
5 ひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で一晩、寝かせる。

☆アーモンド・クリームを作る
1 ボウルに室温に戻したバターを入れ、泡立て器で柔らかく練る。
2 砂糖を2~3回に分けて入れ、白っぽくなるまで混ぜる。

3 卵を少しづつ入れて、よく混ぜ合わせる。
4 アーモンド・プードルを加えて、へらで混ぜる。
5 冷蔵庫で、少し休ませる。

☆タルトを焼く
1 タルト生地を3㎜ぐらいにのばし、タルト型に敷き、底にフォークで空気穴を開ける。
2 さらにアーモンド・クリームを入れ、180~170℃のオーブンで35分ほど焼く

3 あら熱がとれたら型から取りだし、冷ましておく。
*オーブンの温度は適宜に調節します。


☆カスタード・クリームを作る
1 小麦粉とコーンスターチを合わせてふるってボウルに入れ、砂糖も混ぜる。
2 あたためた牛乳を入れて、泡立て器で混ぜる。
3 鍋に移し、2㎝ほどにカットしたバニラビーンズの種と鞘を入れ、中火にかける。
4 泡立て器で混ぜながら、クリーム状になってきたら、バニラビーンズの鞘を取り出し、粉っぽさが消えるまで弱火で煮詰める。
5 もったりしてきたら、一度、火からおろし、卵黄を加える。
6 再び弱火にかけ、混ぜながらよく火をとおす。
7 好みの固さになったら火からおろし、冷めるまで混ぜ続ける。
8 冷蔵庫で冷やしておきます。


☆仕上げ
・タルトの縁に粉砂糖を振りかける。
・タルトの中にカスタード・クリームを絞り出して、伸ばす。
・いちごは軽く洗って水気をふき、へたをカットしてから並べる。
・いちごジャムをリキュールでのばし、刷毛を使っていちごに塗る。
・ミントの葉を飾って出来上がり。



*冷蔵庫でよく冷やします。

トリュフ

2008-02-14 16:37:47 | COOKING


今日はSt.バレンタイン・デー。

天使は立ち止まり、
小鳥たちは愛の在処を、教えるためにさえずり、
アポロンは口づけを残し、
ヴィーナスは蜜よりも甘いことばをささやく。

陽の光は、金の粉をまじえながら振りそそぎ、
夜には星が、その役目を受け継ぐ・・・・


さあ、トリュフが出来上がりました。
ラム酒を少し訊かせたガナッシュを、丁寧にコーティングすれば、
手作りだって、こんなに可愛いチョコが出来るんです。

ポイントはチョコの溶かし方。熱すぎない温度で、ゆっくり、ゆっくり。
温度を下げるときも、またゆっくり。
適温になったら、ささっとコーティング。乾いたらもう1度。
必ず2度がけしましょう。

カカオが60%ほど含むチョコや、乳脂肪分の多い生クリーム、純ココアなどを使って、味にもこだわりました。
とっても美味しいです☆

せっかく作ったのだから、可愛いプレゼント・ボックスに入れて、ラッピングにも懲りたいですね。



レシピ

<材料>(12個分)
☆ガナュシュ用
・板チョコ・ブラック・・・・・120g(カカオを含むもの)
・生クリーム・・・・・・・・・70cc(乳脂肪分35%)
・ラム酒・・・・・・・・・・・小さじ1(量は好みで)

☆コーティング用
・板チョコ・ブラック・・・・・70g
・板チョコ・ホワイト・・・・・50g
・純ココア・・・・・・・・・・適量
・粉砂糖・・・・・・・・・・・適量
・プチカールチョコ・・・・・・少々
・砂糖菓子の薔薇の蕾・・・・・2個

・プレゼント用のボックス・キット


<作り方>
☆ガナッシュを作る
・板チョコを細かく刻み、ボウルに入れる。
・生クリームを鍋に入れ、沸騰直前になったら、刻んだチョコに少しづつ加えて混ぜる。・ラム酒も入れてよく混ぜる。
・少し固まって扱いやすくなるまで、暫く冷蔵庫で冷やす。

・スプーンですくって丸める。
・冷蔵庫で一晩、冷やす。

☆コーティング
・ブラックの板チョコを刻んで、小さなボウルに入れ、40~50℃くらいで湯煎して溶かす。
・ボウルの底を冷水で冷やしながら、チョコの温度を下げる。(30℃くらい)
・丸めて冷やしたガナッシュを入れ、フォークの先で手早くころがすようにして、引き上げる。
・固まったら、再び溶かしたチョコにくぐらせる。


○乾く前にプチカールチョコを乗せてアクセントに。
○チョコを2度がけしたあと、たっぷりのココアの上をフォークでころがせば、おしゃれなココアがけに。

・ホワイトの板チョコも溶かして、前記と同様に2度がけする。
・乾く前に砂糖菓子の薔薇の蕾を乗せる。

○ホワイトチョコの2度がけ後、粉砂糖をまぶして仕上げてもステキ。


*よく冷蔵庫で冷やしてから、プレゼント・ボックスに詰めます。

なすとトマトソースのパスタ

2008-02-12 15:24:00 | COOKING

昨日のお昼はパスタ。
シンプルなトマトソースを作りました。

オリーブオイルとにんにくの強い香りが漂ってくると、
とたんに情熱的な雰囲気に様変わり。
濃い赤色のトマトは、しぼりたての太陽のしずく。
ふつふつと煮詰めれば、鍋の中には、もう一つの太陽がにっこりと現れます。

トマトと相性の良いなすは、香ばしく炒めて。
今の時期は生バジルの葉が見つけにくく、乾燥バジルを使用しました。
簡単で手軽に作れるトマトソースは、アレンジもいろいろできるので重宝です。


今日のお天気は、一転して雨模様。
街は、しっとりと息づいています。
この間まで、雪のシートを広げていた道は水たまりになり、
くるくると回る傘が行き交います。

さあ、何か温かいものでも作りましょうか。





レシピ
<材料>(2人分)
・トマト水煮缶・・・・・1缶(400g)
・タマネギ・・・・・・・4分の1個
・オリーブオイル・・・・大さじ1
・にんにく・・・・・・・1片
・塩・・・・・・・・・・少々
・こしょう・・・・・・・少々
・乾燥バジル・・・・・・少々

・パスタ・・・・・・・・適量
・なす・・・・・・・・・1本
・粉チーズ・・・・・・・好みで

<作り方>
・タマネギはみじん切り、にんにくは薄くスライスする。
・鍋にオリーブオイルを熱し、タマネギとにんにくを入れて7~8分ほど炒める。
・トマトの水煮を加えて、弱火で30~40分くらい煮る。
・塩、こしょう、バジルを入れて、軽く煮る。

・なすは斜め切りにしてオリーブオイルで炒める。

・パスタは、たっぷりの湯に塩を入れて茹でる。
・パスタにソースをたっぷりからめる。

*生バジルの葉があれば添えましょう。