BIBA☆ハンドメイド

手作り&フォト、ポエムにエッセイ・ブログ

チューリップのアレンジ

2008-03-22 19:32:12 | フラワー・アレンジ


花を選ぶとき、
私は淡い色よりもヴィヴィットなものを選ぶ
花の命を思うと、
薄く消え入りそうな色は、あまりに儚すぎて
私のもとで、私が束の間、愛でる間は、
力強く咲いていてほしいから
太陽に恋をした、目が覚めるほどの色彩を持つ花を選ぶ



白い小さな花車に、可愛い花を乗せて春のテーブルを飾ります。
赤とピンクのチューリップに、紫のスターチスやグリーンを加えた活気あるアレンジ。
オレンジのカーネーションで、それぞれの色を緩和しつつ、より華やかさをだしました。

チューリュプは優しさの重なる花弁を開き、何かを語りたがるように首を傾げます。
その可愛さに、私もそっと顔を近づけて見つめてしまいます。

花が届ける夢のほとりは、想像を超えるほど甘く美しいから
時間もまだ、立ち去りはしないでしょう・・・










コーヒー・ゼリー

2008-03-17 15:56:35 | COOKING


ウグイスの可憐な鳴き声に、陽の光もほころび
わずかに吹く風により、どこかの花の匂いが迷いこむ
新芽を目覚めさせるシステム そして
私の胸にも、望遠で小さく写る銀河のような竜巻が起こる



お馴染みのコーヒー・ゼリーも、豆を挽いてドリップから作れば
本格派の味が楽しめます。
薫り高く、ほんのり苦く、でも甘さも忘れない。
グラスの中に込められた、まろやかなこだわり。
一手間かけた美味しさが、大人の空間となって、
ゆったりとしたチェアーのように包みます。

コーヒー豆はキリマンを使いました。
これはちょっと酸味が強いので、濃いめに抽出したほうがいいと思います。
豆の種類をいろいろ変えて、食べ比べてみるのも面白いかも。

つるんと輝くコーヒー・ゼリーには、たっぷりの生クリームがお似合い。
ホイップしても、しなくても、ミルキーな口当たりが、
コーヒーのストレートさを和らげて、気の利いたデザートにしてくれます。
こんな落ち着きのあるスイーツも、たまにはいいのもです。




レシピ
<材料>(グラス2~3個分)
・ゼラチン・・・・・10g
・ゼラチン用の水・・40cc
・砂糖・・・・・・・30g
・ドリップしたコーヒー・・・・500cc
・生クリーム・・・・適量
・アーモンド・・・・数個

<作り方>
・ゼラチンを分量の水でしとらせる。
・コーヒー豆を挽き、ドリップする。(500ccを抽出する)

・鍋にコーヒーと砂糖を入れて溶かす。
・ゼラチンを入れ、よく溶かす。
・グラスに入れ、あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

・ホイップした生クリームを乗せ、アーモンドを飾る。
*シロップなどお好みで

アーモンド・スノー・ボール

2008-03-13 22:52:41 | COOKING
のち

ころんと丸い形に、たっぷりの粉砂糖。
まるでパウダー・スノーの雲の中に、埋もれていたみたい。

驚くほど簡単に作れるのに、
とっても美味しいスノー・ボールは、
サクッ、ホロッの、はかない食感の後に残る、アーモンドの甘さが嬉しいお菓子。
卵を使わない軽さが、エアリーなささやきを招き、
ともすると、幻のように積もった粉砂糖さえ、瞬きの間に溶けてしまいそうです。

デリケートでも美味しさはたくさん含まれているので、
ご安心を。

星のない夜でも、そっと傍らを照らし
ひとつづつ、夢見るような話を聞かせてくれることでしょう。




レシピ
<材料>
・バター・・・・・50g
・砂糖・・・・・・35g
・薄力粉・・・・・70g
・アーモンド・プードル・・・40g
・コーンスターチ・・・・・・5g

・粉砂糖・・・・・適量

<作り方>
・薄力粉、アーモンド・プードル・コーンスターチは合わせてふるっておく。
・室温に戻しておいたバターを柔らかく練り、砂糖を数回に分けて入れてよく混ぜる。

・ふるった粉類を加えて、粉っぽさがなくなるまでまぜる。


・ラップに包んだまま1㎝くらいの厚さに伸ばし、冷蔵庫で30分ほどねかせる。
・カットして小さく丸め、クッキング・シートを敷いた天板に並べる。

・180℃のオーブンで約15~20分、焼く。(時間は適宜調節)

・よく冷ましてから、シートから剥がし、粉砂糖をまぶす。

*出来上がり


マーブル・パウンド・ケーキ

2008-03-11 19:38:37 | COOKING


プレーンとココア。
相反する2つの想いが交錯するマーブル・ケーキは、
切り口の模様のシュールさが魅力です。

ずっしりとしたフォルムからは、ココアの混じり合ったバターの芳醇な香り。
深く、静かにナイフを下ろせば、カットする度に現れるマーブルの世界。
チョコ・ブラウン色のラインは、
アーティスティックな感動だったり、ユーモラスな暗号だったり・・
謎解きは、どこまで続くのでしょう?


基本のバター・ケーキは、しっとり感があって軽い甘味。
ココア生地には、牛乳とラム酒を加えてコクを出しました。
1日おいたので、はしゃいでいたケーキもすました味に落ち着き、一段と美味しくなっています。

マーブリングの面白さと、お菓子作りと、どちらも楽しめるのがマーブル・パウンド・ケーキ。
混ざりそうでいて、完全には混ざらない。
予測がつかないのに、イメージにぴったり。
この微妙な動きを捉えた美。
ミラクルなマーブル・ワールドへどうぞ。




レシピ
<材料>(18㎝パウンド型)
・バター・・・・・・100g
・砂糖・・・・・・・85g
・卵・・・・・・・・2個
・薄力粉・・・・・・100g
・ベーキング・パウダー・・・・小さじ3分の2
・コーンスターチ・・・10g
・純ココア・・・・・35g
・牛乳・・・・・・・50cc
・ラム・ダーク・・・小さじ1

<作り方>
1 バターと卵は室温に戻しておく。
2 パウンド型に敷紙を敷いておく。
3 薄力粉、ベーキング・パウダー、コーンスターチを合わせてふるう。

4 ボウルにバターを入れ、泡立て器でポマード状になるまで練る。
5 4)に砂糖を数回に分けて入れ、白っぽくなるまで混ぜる。
6 5)に、溶いた卵を少しづつ入れて混ぜ、ふるった粉類をさっくりと混ぜ合わせる。

7 牛乳を温め、純ココアをよく溶かし、ラム・ダークを加える。
8 6 )の生地の4分の1を取り出して、7)を加える。

9 パウンド型に、プレーン生地とココア生地を交互に入れ、竹串でかるくかき回す。

10 180℃のオーブンで40分ほど焼く。(温度や時間は適宜調節)
11 あら熱をとってからラッピングします。
*保存は常温で

サーモン・クリーム・パスタ

2008-03-07 20:29:14 | COOKING


気温も上がり、うららかという言葉が似合いそうなランチ・タイム。
きちんとホワイト・ソースを作ることもあるけれど、
今日は簡単クリーム・パスタです。

同じフライパンで具とソースを調理せずに、別々に扱うことで、
白いソースが濁らずに、きれいに仕上がります。
シンプルな味付けながら、新たまねぎの甘味とサーモンの風味が生きた
コクのある美味しいクリーム・ソースになりました。

スモーク・サーモンは少し厚みがある、味の濃いものを。
パスタはディチェコの1.6mmで。
春景色を意識した水菜のトッピングは、シャリシャリの歯ごたえもプラス。

食べたくなったら、鼻歌を歌いながら、すぐに出来あがる。
イタリアンは楽しくね!






レシピ
<材料>(2人分)
・スモークサーモン・・・・8~10枚
・白ワイン・・・・・・・・少々
・たまねぎ・・・・・・・・3分の1個
・生クリーム・・・・・・・150~200cc(量は好みで)
・塩・・・・・・・・・・・少々
・ブラック・ペッパー・・・少々
・水菜・・・・・・・・・・適量

・パスタ(スパゲッティーニ)・・適量
・塩・・・・・・・・・・・少々

<作り方>
・水菜を4~5㎝の長さに切る。

・鍋に少量の水と白ワインを煮立たせ、スモークサーモンをさっと蒸し煮にする。

・たまねぎは薄切りにしてオリーブオイルで炒める。

・フライパン(または平鍋)に生クリームを入れ、中火にかけて少し煮詰める。
・上記と同時進行で、塩を加えた湯でパスタを茹でる。
・とろみが出てきたら塩少々で味付けし、たまねぎ、スモークサーモン、パスタをからめる。
・器に盛り、ブラック・ペッパーをかけ、水菜を乗せて出来上がり。


ココアスポンジ・ケーキ

2008-03-05 23:36:27 | COOKING


朝はうっとりと明けてゆき、夕は霞むように日が暮れてゆく
日ごとに春のモチーフは増えて
もうすぐ私の花かごも、キラキラするものでいっぱいになるだろう
花のトーチを掲げた3月は、軽やかに歩き始めたばかり

ココアのスポンジ。
それは、ふんわりと立ちのぼる早春の空気でしょうか。
そっと柔らかく、無数の小さな気泡に憧れを忍ばせています。
ふかふかなスポンジが出来たら、さあ、デコレーションはどうしよう?

フラットに塗った生クリームに、いちごをスライスして飾れば、
ほら、スイートな仕上がりに。
カットしたいちごと生クリームをサンドして、かわいさとボリュームもアップさせます。
見た目は、あっまーい印象ですが、以外にも味はくどくありません。
あっさりした甘さと、口当たりの良さ。
春めくスイーツ。
ときめきとともに。





レシピ
<材料>18㎝ケーキ型
・卵・・・・・・3個
・砂糖・・・・・80g
・小麦粉・・・・45g
・コーンスターチ・・・20g
・純ココア・・・・・・20g
・無塩バター・・・・・20g

・生クリーム・・・・・適量
・砂糖・・・・・・・・適量
・いちご・・・・・・・お好みで
・チャービル・・・・・数枚

<作り方>
1 ボールに卵を入れて、砂糖を数回に分けて加え、湯煎しながら充分に泡立てる。

2 小麦粉、コーンスターチ、純ココアを合わせてふるい、1に入れてさっくりと混ぜる。

3 無塩バターを湯煎で溶かし、2に入れて混ぜる。
4 ケーキ型に流し入れ、180℃のオーブンで40分ほど焼く。

5 オーブンから取り出し、型のまま逆さまにして冷ます。

6 ラップにくるんで、冷蔵庫で冷やしておく。

7 生クリームに砂糖を加え、ホイップする。ホイップの一部に刻んだいちごを混ぜる。
8 ケーキを横にカットして、ホイップ&いちごを挟む。


9 ケーキのトップにホイップを塗り、いちご、チャービルを飾る。
*デコレーションはお好みで
*オーブンは適宜に調節します。

ひな祭りのちらし寿司

2008-03-03 20:28:37 | COOKING


今日はおひな様。
日中は気温も高めで、春のような穏やかな陽気。
まさに「桃の節句」にふさわしい1日です。

ひな祭りのお祝い料理といえば、ちらし寿司と、はまぐりのお吸いもの。
ちらし寿司は、赤やピンクを意識して、そこに春の訪れを告げる、若々しい緑の菜の花も加え、華やかに作ってみました。
れんこんやにんじんを、ちょっと花の形に切るだけで、かわいく、女の子らしいお寿司になります。
味も優しく、まろやかな美味しさです。

大きなはまぐりで仕立てたお吸い物は、春の渚のよう。
食べたあとの貝殻も、かわいいので、とっておこうかな。

季節感があふれる節々の料理は、作る楽しみも一緒に伝えてくれます。
そして、健康を願って美味しく頂き、
素晴らしい日本の伝統を、大切にいつまでも残していきたいものです。



レシピ
<材料>(2~3人分)
・米・・・・・・・1合半
・昆布・・・・・・4㎝を1枚

☆合わせ酢
・酢・・・・・・・50cc
・砂糖・・・・・・大さじ2
・塩・・・・・・・小さじ2分の1

・卵・・・・・・・2個
・砂糖・・・・・・小さじ2

・しいたけ・・・・・3個
・砂糖・・・・・・・大さじ1
・しょうゆ・・・・・大さじ1
・だし汁・・・・・・カップ1

・れんこん・・・・・60g
・砂糖・・・・・・・大さじ1
・酢・・・・・・・・大さじ1

・にんじん・・・・・21本(細めのもの)
・砂糖・・・・・・・大さじ1
・酢・・・・・・・・小さじ1

・いくら・・・・・・適量
・スモークサーモン・・・3枚
・えび(蒸しえび)・・・6尾
・菜の花・・・・・・・・6本
・甘酢しょうが・・・・・数枚
・木の芽・・・・・・・・数枚


☆はまぐりのお吸いもの
・はまぐり・・・・・・・3個
・みつば・・・・・・・・数本
・しょうゆ・・・・・・・少々
・塩・・・・・・・・・・少々
・酒・・・・・・・・・・少々


<作り方>
・米は洗ってといだあとザルにあげておき、暫くしたら昆布を入れて炊く。
・炊きあがったら、合わせ酢を混ぜてすし飯を作り、冷ましておく。

・卵はよく溶き、砂糖を混ぜて薄く焼きあげ、細かく切って金糸卵にする。

・しいたけは石づきをとって薄切りにし、砂糖、しょうゆ、だし汁で煮含める。

・れんこんは2㎜の厚さの花切りにし、酢水につけたあと水煮する。火が通ったら一度、湯を捨て、ひたひたの水、砂糖、酢を入れて煮含める。

・にんじんは 2~3㎜の厚さの梅の花切りにし、砂糖、酢で煮る。

・菜の花はさっと塩で茹でる。
*具を冷ます。
・甘酢しょうがは花びらのように切る。

・すし飯にしいたけを混ぜて重箱や皿に盛り、彩りよく具を乗せます。

☆はまぐりのお吸いものを作る
・はまぐりは、しばらく塩水につけて塩出しする。殻同士をこすり合わせて良く洗う。
・鍋に水と昆布をいれ15分位おいてから、はまぐりを入れて中火にかける。
・はまぐりの口が開いたら貝と昆布を取り出す。
・アクを取って、しょうゆ、塩で味を調える。
・器によそり、みつばを結んで入れる。

ログキャビンのパッワーク・クッション

2008-03-02 13:11:31 | パッチワーク


陽光が水面をはじく小川を、3月のボートはゆっくり漕ぎ出す
オールがたてる波に、そこかしこで呼応するから
私も戸惑うことなく応えよう
春のせせらぎが約束する、復活と再生と新しいいとなみ



さて、パッワークのクッションが完成しました。
細長い棒状のパターンなので、型紙作りやカッティング、そして縫い合わせなどは安易に感じましたが、ステッチは想定外。
幅2㎝の布で構成されているので、こびとの畑に苗を植え付けるような感覚のステッチでした。

とはいえ出来上がってみると、全面を覆う畝が生み出す立体感が、なんともいえない愛らしさ。
シンプルなデザインですが、11種類もの布を使っているので、とても華やかです。
明快な幾何学デザインとロマンティック模様。
ストレートなラインにかけられた繊細なステッチ。
幾つもの要素と、そして温もりと。

まだまだ、あるでしょうね。
1個あるだけで、部屋がぱあっと明るくなる理由、
それはね・・・