今日はおひな様。
日中は気温も高めで、春のような穏やかな陽気。
まさに「桃の節句」にふさわしい1日です。
ひな祭りのお祝い料理といえば、ちらし寿司と、はまぐりのお吸いもの。
ちらし寿司は、赤やピンクを意識して、そこに春の訪れを告げる、若々しい緑の菜の花も加え、華やかに作ってみました。
れんこんやにんじんを、ちょっと花の形に切るだけで、かわいく、女の子らしいお寿司になります。
味も優しく、まろやかな美味しさです。
大きなはまぐりで仕立てたお吸い物は、春の渚のよう。
食べたあとの貝殻も、かわいいので、とっておこうかな。
季節感があふれる節々の料理は、作る楽しみも一緒に伝えてくれます。
そして、健康を願って美味しく頂き、
素晴らしい日本の伝統を、大切にいつまでも残していきたいものです。
レシピ
<材料>(2~3人分)
・米・・・・・・・1合半
・昆布・・・・・・4㎝を1枚
☆合わせ酢
・酢・・・・・・・50cc
・砂糖・・・・・・大さじ2
・塩・・・・・・・小さじ2分の1
・卵・・・・・・・2個
・砂糖・・・・・・小さじ2
・しいたけ・・・・・3個
・砂糖・・・・・・・大さじ1
・しょうゆ・・・・・大さじ1
・だし汁・・・・・・カップ1
・れんこん・・・・・60g
・砂糖・・・・・・・大さじ1
・酢・・・・・・・・大さじ1
・にんじん・・・・・21本(細めのもの)
・砂糖・・・・・・・大さじ1
・酢・・・・・・・・小さじ1
・いくら・・・・・・適量
・スモークサーモン・・・3枚
・えび(蒸しえび)・・・6尾
・菜の花・・・・・・・・6本
・甘酢しょうが・・・・・数枚
・木の芽・・・・・・・・数枚
☆はまぐりのお吸いもの
・はまぐり・・・・・・・3個
・みつば・・・・・・・・数本
・しょうゆ・・・・・・・少々
・塩・・・・・・・・・・少々
・酒・・・・・・・・・・少々
<作り方>
・米は洗ってといだあとザルにあげておき、暫くしたら昆布を入れて炊く。
・炊きあがったら、合わせ酢を混ぜてすし飯を作り、冷ましておく。
・卵はよく溶き、砂糖を混ぜて薄く焼きあげ、細かく切って金糸卵にする。
・しいたけは石づきをとって薄切りにし、砂糖、しょうゆ、だし汁で煮含める。
・れんこんは2㎜の厚さの花切りにし、酢水につけたあと水煮する。火が通ったら一度、湯を捨て、ひたひたの水、砂糖、酢を入れて煮含める。
・にんじんは 2~3㎜の厚さの梅の花切りにし、砂糖、酢で煮る。
・菜の花はさっと塩で茹でる。
*具を冷ます。
・甘酢しょうがは花びらのように切る。
・すし飯にしいたけを混ぜて重箱や皿に盛り、彩りよく具を乗せます。
☆はまぐりのお吸いものを作る
・はまぐりは、しばらく塩水につけて塩出しする。殻同士をこすり合わせて良く洗う。
・鍋に水と昆布をいれ15分位おいてから、はまぐりを入れて中火にかける。
・はまぐりの口が開いたら貝と昆布を取り出す。
・アクを取って、しょうゆ、塩で味を調える。
・器によそり、みつばを結んで入れる。