BIBA☆ハンドメイド

手作り&フォト、ポエムにエッセイ・ブログ

ストロベリー・ジャム

2007-05-31 21:12:49 | COOKING
 
 毎年この時期になると、楽しみなのはジャム作りです。ホーローの鍋で、こまめにアクをとりながらくつくつ煮込むだけで出来ますが、最近は電子レンジを使うレシピもあります。どちらにしろ、煮詰まると焦げやすいので細心の注意をはらいつつ、ベストな状態で火をとめるのがポイントです。
    
 さて、採れたての野菜が並ぶ直販店に立ち寄ると、ジャム用の小粒のいちごが「お待ちしておりましたよ」と私を見上げていました。さっそく、1パック700gを買ってジャムへと変身させてあげます。ころりと丸い可愛いいちごは甘みが強く、酸味が少ないのでジャムに最適です。洗ったいちごに三温糖を振りかけ、さらにレモン汁を搾って入れしばらく待つと、砂糖といちごの液が溶け出してきます。ここで火にかけ、あとは煮るだけです。
 今回は電子レンジで作ってみました。ラップをして、まず6分加熱。ふきこぼれないように様子を見ながら再び数分加熱し、今度はラップをはずして加熱します。こまめにアクを取ったり、粘度を確認しながらの作業は少し面倒ですが、いちごの形を残したい場合はレンジでの調理が良いようです。
 たちこめる濃厚な甘い香りは、魅惑のエントランス。味見と称して何度もスプーンですくいたくなるほどです。これでよし、のタイミングで取り出して完成。煮沸消毒したビンに入れたら、あとは冷めるまでゆっくり待ちましょう。

 さすがはジャム用のいちご達です。しっかり味がありながらも、まろやかに出来上がってくれました。どこかヨーロッパの風味がするのは、いちごの種類のせいでしょうか。トーストよりも、クラッカーやスコーンに合いそうです。
私は甘党ではありませんが、ジャムぐらいはスイートなほうがいいですね。それとも、私が作ったので、甘ーくなりましたか 。


 <材料>

 いちご(ジャム用)・・・・700g

 さとう(三温糖)・・・・・150 ~200g 好みで

 レモン汁・・・・・・・・・1個分


レインボー・トラウトの壁掛け

2007-05-22 14:28:57 | カービング


 暖かくなってくると、のんびり釣りに行くのもいいなあと思います。
本格的な釣りにはほど遠いですが、水辺をそよそよと渡る風に吹かれて、釣り糸の先を眺めて過ごす時間は、なかなか安らぐものです。

 写真はボードの上にカービングしたニジマスを貼り付けた壁掛けです。
カービングは厚さ1㎝の板(材質は忘れました)を電動糸ノコで大まかに魚の形にカットしたあと、ノミと彫刻刀を使い手作業で仕上げました。写真ではなく、実物を見ての製作です。

 毎日、スーパーが開店すると、生きのいいニジマスを買い求めて日中はこつこつカービング。その日の夕食はモデルになってくれたニジマスをおかずにするという日々でした。もちろん家族には違うメニューにしましたが、私自身はニジマスが好物なので数日続いても苦になりません。料理法も、塩焼き、ムニエル、フライ、オーブン焼きなど対応できますし、ソースも和洋中と工夫すれば結構飽きずに頂けます。
 
 さてカービングですが、黙々と木を削る行為は野性味があり、遙か遠い祖先から何かを教えられているような感覚になります。木は本当にぬくもりがあり、冷たく鋭い彫刻刀の刃を、ときに安易に、ときに頑なになりながらも受け入れてくれます。力を入れて対抗するよりも、むしろリラックスした状態でリズミカルに削る方がいいようですね。
 着色はアクリル。仕上げにニスを2度がけしましたが、長年の経過からやや黄変してしまいました。今見ると、もう少し厚みのある板で彫り上げても良かったなと思います。
 ボードの文字は焼きゴテで書きました。裏面にも私の名前と製作した年「1999」が記されています。
 
 




クリスマス・キルト

2007-05-07 16:06:42 | パッチワーク


10年ほど前に作ったパッチワークのキルトです。
写真の上部にちょっと写っているのが54.5㎝四方の作品、
その下のものは横1m55㎝、縦1m75㎝で、私が製作したハンドメイドの
中では最も大きな作品です。
デザインはオリジナル。もちろん手縫いです。

大きなキルトは、20.5㎝角のパターンを56枚つないであります。
パターンをそれぞれ楽しむことができるように、ブーツ型とツリー型の2種類のパッチワークは、柄の組み合わせを全部変えてみました。
柄の生地は輸入もので、サンタやテディベア、キャンドルにソリなど、クリスマスに関わる可愛い模様がプリントされています。

最初のサイズはこの半分程の予定だったのですが、作っているうちにパターンが何枚できるか挑戦したくなり、ここまでの大きさになりました。
でも、私にとってパッチワークは冬の寒い時期限定の趣味です。
ましてクリスマス・シーズンを過ぎると、いささかテンションも下がってくるので、製作してるのは1年のうち2ヶ月ぐらいだったでしょうか。
ですから、パターンをすべてつなぎ、キルト綿と裏布を合わせて、さらにステッチをかけて完成となるまで、足かけ4年を費やしています。

まるで、古代エジプトのピラミッド建設に携わる季節労働者のような作業行程でしたが、ベストな時期に楽しく作るのも結構いいものです。


















クリスマス・リース

2007-05-02 14:02:11 | フラワー・アレンジ


毎年、玄関に飾るクリスマス・リースを手作りします。
これは昨年のもの。でも例年に比べるとかなりシンプルです。

リースのベースとなる蔓も自分で採ってきました。
子供のころは、太いしっかりした蔓でよくターザンごっこを
したものですが、リースに必要なのは7,8㎜から1㎝ぐらいの
細めの蔓です。林で採取した蔓を、たっぷりと水を張ったバケツに
浸し、少し柔らかくしてからリースに編みます。
その後、よく乾燥しておけば何年でも利用できるので、大きさを
変えて幾つか作り保管しておくのです。

クリスマスが近づくと、花屋さんでモミやスギ、ヒバやヒイラギなどが
出始めるので適宜に選び、蔓のリースにワイヤーで止めていきます。
松ぼっくりやドライフラワーなどを飾り、リボンをかければ出来上がり。
ベルを下げると、ドアの開け閉めの度に鳴る可愛らしい音が、クリスマス気分を
盛り上げますね。

今年はどんなリースにしようかな?
やはり、もっと華やかなものを作ろうと思います。