京都・西本願寺には、国宝の楼閣「飛雲閣」がありますが、そこにある茶室の名を知り、非常に感じ入りました。(^。^)
茶室の名は「憶昔」と書いて「いくじゃく」と読むそうです。(^-^)
昔を惜しむ、、、素敵なネーミングですが、たぶん当て字なんだろうな、と思いつつ調べてみますと、用語として、ちゃんと解説がありました!(◎_◎;)
「憶昔」(おくせき)とは、昔のことを思い起こすこと。 ←そりゃそうだ!
ちなみに、西本願寺の茶室「憶昔」(いくじゃく)は、次のような解説です。(^_^)
憶昔は、西本願寺 飛雲閣にある相伴席付 三畳半 上げ台目切り 本勝手 の茶室。床柱 は、蛇の目の木。相伴席と茶室客座との間は、無目の敷居、丸太壁留。壁は紅色で、池に張り出すように建つ。
西本願寺境内の滴翠園・滄浪池に臨んで建つ楼閣、国宝「飛雲閣」、とりわけ茶室「憶昔」の間は、 利休の美の宇宙といってもよいでしょう。
その簡素な中にも重厚な趣を湛えた「憶昔」の間にちなんだのが、 菓子「憶昔」(いくじゃく)です。奥行きのある甘味と浜納豆の味わいが 優しく静かに広がります。
その簡素な中にも重厚な趣を湛えた「憶昔」の間にちなんだのが、 菓子「憶昔」(いくじゃく)です。奥行きのある甘味と浜納豆の味わいが 優しく静かに広がります。
ん?、、、ラストには和菓子としての「憶昔」が登場してますね。( ^_^)/~~~
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「憶昔す鴨川べりの春の香や」 祖谷馬関
(注)京都市内の中央を南北に流れる鴨川べりには、学生時代のいろいろな思い出があり、馬関なりの「憶昔」が感じられる特別な場所です。