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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

枕草子とニューミュージック♬

ひょんな思いつきから「枕草子」に目を通しました。(^。^)

日本が世界に誇る随筆文学、清少納言による「枕草子」、、、冒頭部分は特に有名ですね。

〜春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。〜

1000年前の人々が何に心が動き、何を考えていたのかを知る事ができる貴重な資料でもある、とされています。(^-^)

現代語訳を通読した程度ですが、なんだか、現在の一般的なご婦人がカフェでおしゃべりしているような、そんな印象を受けました。(^_^)

例えば、

〜期待はずれで、気持ちがさめてしまうもの。昼に吠える犬。春の紅梅がさねの着物。牛の死んでしまった牛飼い。赤ん坊の亡くなってしまった産室。火をおこさない火鉢や囲炉裏。〜

場違い的なそぐわない感覚でしょうか。これを随筆の傑作と呼んでよいのか、ためらうほど雑多な感じですよね。m(__)m

また、こんなくだりも。

〜心がときめくもの。スズメの子を飼う。赤ん坊を遊ばせている所の前を通る。良い香をたいて、一人で横になっている時。舶来の鏡が少し曇ったのを覗き込んだ時。身分の高そうな男が牛車を止めて、供の者に何か尋ねさせているの。髪を洗い、お化粧をして、香りをよくたきこんで染み込ませた着物などを着た時。別に見る人もない所でも、心の中ははずんでとても素敵だ。待っている男のある夜、雨の音、風が吹き、がたがた音がするのも、はっと胸が騒ぐ。〜

どうでしょうか?
今度は、現代の若きワーキングウーマンがSNSで綴っているような印象です。( ; _ ; )/~~~

特に、後半の内容は、千年の時空を超えて変わらぬ女心といった感じですが、実態はどうなんでしょうか?( ^_^)/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

女心といえば、馬関の学生時代に流行ったニューミュージック、、、数々あれど数あれど、、、松山千春の「恋」!(◎_◎;)

曲のテーマは、「恋をめぐる女心」ですが、当時、馬関は中高生でしたから、事の本質が掴めていませんでした。(今も不可解ですが)

♬愛することに疲れたみたい、嫌いになった訳じゃない♬

と、歌い出し、この女性は住み慣れた部屋、彼氏のもとから出て行く、別れの歌です。(T . T)

♬今度生まれて来るとしたなら、やっぱり女で生まれてみたい、だけど二度とヘマはしない、あなたになんかつまづかないわ♬

♬男はいつも待たせるだけで、女はいつも待ちくたびれて、それでもいいと慰めていた、それでも恋は恋♬

何とも昭和じみた、男尊女卑的な感覚の歌詞ですが、女性の心理の奥底に、こういった感覚は今もなお存在するものなのでしょうか?(°▽°)

もっとも、男性心理に触れた流行歌の中で、異彩を放っていたのが、小田和正さんが率いるオフコースの「眠れぬ夜」(^。^)

♬僕は君のところへ二度とは帰らない、あれが愛の日々なら、もういらない♬

♬愛に縛られて動けなくなる、何気ない言葉が傷つけていく♬

♬愛のない毎日は自由な毎日、誰も僕を責めたりできはしないさ♬

う〜ん、何とも自分勝手な言い分に聞こえましたが、よほど相手の女性が我儘なのか嫉妬深いのか、、、彼氏は逃げ出したい気分だったのかな?(°▽°)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

♬嫌いなった訳じゃない♬

♬愛のない毎日は自由な毎日♬

どれも言い訳に聞こえますが、つまるところ、人間の愛情って移ろいゆく生き物なんですかねぇ?(°▽°)

「紫陽花の移ろふ色や我が身かな」 祖谷馬関

(注)紫陽花は仲夏の季語。日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ、これが集まって毬を形づくる。ピンク、白、青紫と花種も多く、また色が変わるので「七変化」ともよばれる。庭木や鉢植えとして栽培される。

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