♬ あの町の空 ♬

昭和シリーズ、第２弾！

この曲は、写真のとおり、映画「三丁目の夕陽」にインスパイアされて作ったものです。(^｡^)

悪ガキの頃、この曲にある「遊び疲れて眠りに落ちる夜、明日が手招きしていた」という感覚が今も胸に残っています。(^-^)

明日が来るのが楽しみ、待ち遠しいということは幸せです。子供の頃には分かるはずもないですけどね。（≧∇≦）

大人も子供も、みんな一生懸命な時代だったなぁ、と思います。

現代は、情報が溢れて忙しない、、、人情よりも理屈、世話好きよりも無関心、ですからね！( ; _ ; )/~~~

「あの町の空」

僕らが生まれてきた頃のこと　

この国にはまだ未来があったらしい
オリンピックに東京タワー

駆け抜けてゆくひかり号
ビルの槌音が響く町の空

我が家にもテレビが届いた

ささやかな暮らしの中にさえも

希望と呼べる淡い夢があったようだ
プロ野球選手に憧れた

アポロが月に着いた頃
遊び疲れて眠りに落ちる夜

明日が手招きしていた

あの頃の僕は いまも何処かで

遠い日のことを　夢見てるはず

大人になった 僕に問いかける

明日が待ち遠しいかと　今も・・・

あれから半世紀の時が過ぎ　

それなりの未来は来たのだろうか
メイド喫茶にアキバのパワー

スマホに映る戦闘機
怪しい薬が潜む町の闇

見知らぬ人からのメール

大津波に呑み込まれた町で

母の帰りを待つ子供の眼には
忘れかけてた大切なもの

親子の愛が浮かんでた
初めて独りで眠る夜に見た

黒い影に追われる夢

あの頃の僕は　いまも何処かで

遠い日のことを　夢見てるはず
大人になった　僕に問いかける

明日が待ち遠しいかと　今も・・・

by  祖谷馬関

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https://m.youtube.com/watch?v=HeREV2zAxdU&t=64s