難産の末、「あぢさゐ」という曲を完成させました。(^。^)
長らく温めて来たテーマなんですが、元は、永井荷風の短編小説「あぢさゐ」というタイトルに触発されてのことでした。(^-^)
あじさい、紫陽花、アジサイ、、、「七変化」「四葩」(よひら)、おたくさ、、、いろいろな呼び名がある中で、「あぢさゐ」という綴りに心惹かれたところがありました。(^_^)
■「あぢさゐ」永井荷風(朗読)
長らく温めて来たテーマなんですが、元は、永井荷風の短編小説「あぢさゐ」というタイトルに触発されてのことでした。(^-^)
あじさい、紫陽花、アジサイ、、、「七変化」「四葩」(よひら)、おたくさ、、、いろいろな呼び名がある中で、「あぢさゐ」という綴りに心惹かれたところがありました。(^_^)
■「あぢさゐ」永井荷風(朗読)
実は、荷風の「あぢさゐ」には、花の紫陽花も梅雨空も出て来ません。m(__)m
薄幸の芸者に纏わる小さな物語なのですが、なぜ「あぢさゐ」と題したのかよく分かりません。( ; _ ; )/~~~
もしかしたら、女性の不遇な人生そのものを、移ろいゆくアジサイの花の色に譬えたのかも知れませんね。(°▽°)
馬関も、この「あぢさゐ」の持つ語感を大切にしたいと思い、切ない恋の歌詞を綴ってみました。( ^_^)/~~~
「あぢさゐ」
梅雨空に色を移して
さりげなく恋模様
告げる花びら
静かに咲いて
雨を待つ様な、あぢさゐ
人恋しくて叫んだ
あの人の名を何度も
叶わぬ夢と知りながら、、、
水無月の蛍火の夜
何気なく胸騒ぎ
月も雲間に
あなたのことが
忘れられずに、あぢさゐ
もう一度だけ逢いたい
悔やみ続けたあの頃
遥かに時が流れても、、、
■「あぢさゐ」祖谷馬関
YouTubeはこちら↓
「あぢさゐや変わりゆく恋今昔」 祖谷馬関
(注)アジサイは夏の季語。日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ、これが集まって毬を形づくる。ピンク、白、青紫と花種も多く、また色が変わるので「七変化」ともよばれる。庭木や鉢植えとして栽培される。