見出し画像

我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

立てば芍薬、座れば牡丹

晩春にあたる時季、春の最後の二十四節気「穀雨」(こくう)に入りましたね。(^。^)

今年は4月19日(金)から5月4日(土)までが穀雨の期間で、穀雨のあとには、夏の始めである「立夏」が続きます。(^-^)

「穀雨」とは、田畑を潤し、穀物の成長を促す春の雨のこと。 雨の多い節気で、日ごとに草花も野菜も、初々しく青々とした葉を空に向かって伸ばし始めます。 (^_^)

この時期は「行く春」という言葉でも表現されるように、過ぎゆく春を惜しむ頃なのですね。( ; _ ; )/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

穀雨の名を冠する「穀雨花」なる花があります。(^。^)

唐代以降の中国、そして日本でも「百花の王」として称えられてきたボタン(牡丹)の別名です。(^-^)

その他にも、花の華麗さ、艶麗さを讃えられて「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」など、牡丹の別名は多数あります。 (^_^)

また、20日ほど咲き続けるので「二十日花」とも言われますが、一花の寿命は3日ほどですので、事実にそぐわないようです。m(._.)m

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

古来、美人を形容する言葉として、

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

と言われますが、これは、元々は生薬の用い方をたとえたものだそうです。( ^_^)/~~~

「立てば芍薬」の”立てば”はイライラとし気のたっている女性を意味し、芍薬により改善されるとのこと。(^_^)

「座れば牡丹」の”座れば”はペタンと座ってばかりいるような女性を意味し、それは「瘀血」(おけつ)が原因となっていることもあるそうです。m(._.)m

「初恋の人や今頃牡丹かな」 祖谷馬関

(注)花の王といわれる中国渡来の花。初夏、白や紅、黒紫など芳香のある大輪の花を咲かせる。花の姿は華麗で、寺社の庭園などで観賞用に栽培されてきた。漢詩人、なかでも白楽天が好んで詠んだ。俳句でも牡丹の名句が多く詠まれているが、画家でもあった蕪村にとりわけ多い。奈良の長谷寺、当麻寺が牡丹の寺として有名である。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事