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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「桟や先づ思ひ出づ馬迎へ」 芭蕉

パナソニックが、若い世代の顧客取込に向けて、従来のブランド戦略を大きく転換する、と報じられています。(^。^)

具体的には、従来のような製品や技術中心のアピールではなく、自社メディアを使って若者に寄り添う姿勢や未来のための課題解決に力を入れているといったイメージの発信を重視する、そうです。(^-^)

同社の危機感は、若者世代を中心に認知度が低いことで、昨年の調査では、パナソニックを「知っている」と答えた割合は全体で81%だった一方で、20歳代は53%と、5年前から29ポイントも低下したことを重く受け止めている、とのこと。m(__)m

将来の顧客となる若年層にブランドが浸透させるため、自社運営のインターネットメディア「q&d」にて、「無意識の『思い込みや偏見』にどう気づく?」「理想の結婚ってなんだろう」など、若者向け記事を若手社員が執筆し、公開。(^-^)

若者の関心が高い環境分野にも力を入れ、今年1月には、2030年までに全社での二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を打ち出し、将来の課題解決に貢献する姿勢をアピールする、、、そうな。(^_^)

ある幹部社員は「ブランド戦略も重要だが、かつての『ナショナル』並みに広く知られるためには米アップルのiPhoneのように消費者の生活をがらっと変える画期的な製品を生み出すことが大事だ」と語っている。(^-^)

ごもっとも!!(◎_◎;)
昭和世代の馬関としては、若い奴らに媚びずにガツンといったらんかい!
と思いがちで、これまた猛省。m(__)m

さて、「更科紀行」より、今日の一句。

「桟や先づ思ひ出づ馬迎へ」 芭蕉

またまた桟(かけはし)の句です。(^。^)
馬迎へ、の部分が難しく、意味が繋がらないですね。句意を調べてみましょう。( ; _ ; )/~~~

(句意)
かけはしに来て真っ先に思い出したのは駒迎えの儀のこと。律令時代、朝廷に諸国から献上された馬を8月15日に天皇が紫宸殿前で謁見した。その行事が駒牽きの儀であった。この行事の為に朝廷の役人が逢坂の関まで出迎えに行くのが駒迎えの儀。桟に来て駒迎えを思い出したのは木曽の駒を献上するについてはこの桟を通らなければならないという危険についてだったのであろう。  

ハッハーン!、ゴッハーン!🍚🍙

「馬迎へ」とは、律令時代の朝廷行事だったんですね。知らなんだ。!(◎_◎;)
駒牽きの儀のために役人が逢坂の関まで出迎えに行く、、、優雅な駒迎えの儀です。(^-^)

そう言えば、上賀茂・下鴨神社や、伏見の藤森神社などでは、競べ馬や流鏑馬、笠懸神事など、馬を使った行事が多いですね。(^_^)

祇園祭の折の稚児社参も馬を使います。
なかでも、綾戸國中神社からの駒形稚児は、荒御魂の化身として、八坂神社境内においても「下馬」せずに進みます。(^。^)

では、馬関より、返句献上申し上げます。

 「苦瓜の芽生え晩夏の忘れ物」 祖谷馬関

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