前回は、浪花の爆笑王、天才落語家の桂枝雀さんを紹介しましたが、今日は、同じ時代に大人気を誇った漫才コンビ、『Wヤング』さんについて振り返りたいと思います。😎
ネット情報を借りますと、
Wヤング(ダブルヤング)は、かつて存在した吉本興業所属の漫才コンビである。愛称はダブヤン。コンビは第1次Wヤング(平川・中田のコンビ)と第2次Wヤング(平川・佐藤のコンビ)の2期間存在する。発表前に平川が死去したため、事実上の解散状態となっている。
当初はリズムデッサンと同様の音曲漫才(音楽コントと表記されていた)だったが、後にしゃべくり漫才に転向。当初は平川の女キャラで売り出す。後に県名や動物、酒やタバコの銘柄などを折り込んだ洒落をふんだんに使った漫才で、1960年代の演芸ブームの波に乗り人気を得る。「やすしきよしが最も恐れた漫才師」と言われ、またビートたけしが著書で「ツービートが何年やっても追い抜くどころか追いつく事さえできない」とその実力を認めるなど、後の漫才ブームの中心となった漫才師達の多くも彼らを目標としていた。
へぇ~、やすきよやたけしも、Wヤングの実力を認めていたんですね。知らなんだ。m(_ _)m
確かに、テンポよくボケと突っ込みが入れ替わり、駄洒落づくしの面白い漫才でしたね。(^o^)/~~
特に印象に残っているのは、「温泉づくし」の駄洒落漫才で、二人の掛け合いが、「そんなこと白浜温泉」、「そんなんじゃ有馬温泉」など、延々と続くネタに、腹を抱えて大笑いしたものでした。(^-^)/
ネットでは、「野菜編」「政治編」がありました。
(野菜ネタ)
「人のことなんかかぼちゃられませんわ」「なんでもごぼうごぼう上がりますよね」「いい加減に椎茸」「アスパラどうしたらいいの」「ではこのへんでえんどう豆」
(政治ネタ)
「何ちゅう事を郵政大臣」「オナラ一発、国務大臣」「そんな事はア官房長官」「国民を大事にせんといけんだ(池田)勇人」「また調子に農林大臣」「ではこのへんで吉田茂」
こうして、テキスト、文字にすると、応時のテンポや雰囲気が伝わりにくいですが、とにかく勢いがあり、愉快な漫才コンビでしたね。(^o^)/~~
「往年の駄洒落漫才今見ても
あなた笑えま酸ヶ湯温泉」
by 祖谷馬関