
中古物件を購入し引っ越してくる夫婦
引っ越し作業中に壁紙で隠された謎の扉を見つける。
字幕のみ。だが中々良い冒頭の引き込み。
扉の奥には壁に奇妙な装着のある部屋がありその部屋では声にした物が実体化する
しばらくは物欲に陶酔する2人
何でも簡単に手に入ると人間とは贅沢なものでそれすら飽きる
人間とは欲深いものだ的な話へいくのかとも思われたが...
物欲に飽きた夫が次に求めたものは二人の子供。
ただ妻は過去に2回の流産を経験しており子供は望むが妊娠には恐怖を感じている
話は転。
思った通り妻は子供を望み声にした。
それを知った夫は妻の行動に異を唱え、子供の処分を部屋に頼もうとするができず。
「満たされない人間より危険なのは」
「満たされ過ぎた人間だ」
子供が化け物化しホラー路線へ進むのかとも思ったが、怖い方向に進むような感じはなく、どう展開していくのかスリリングに話は進む
終盤、顔はありえるとしてもなぜタトゥーまで一緒なのか、顔がなぜ戻るなど少々腑に落ちない展開にもなるが許容範囲
すりかわりまでは予想ついたが何故外に出れたのかが謎だったが、まるごと作ってたのは予想外だった。
まぁ、そこまで頭が回るのなら刺し殺すという行動ができるのなら、気絶後に旦那の処理も考えられないのかとは思わなくはないが。
ミステリーでいくのかSFでいくのか、ホラーのようでヒューマンだったり、よくできた脚本
ラストもまた一捻りありアメリカらしいラスト。
ハッピーエンドの伏線かと思っていたのがさらなるミステリー
これは面白い。良くできてる
★3.7

「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ主演によるサスペンススリラー。ニューヨークから田舎に移住してきた若い夫婦は、新居に奇妙な隠し部屋を見つける。それはなんと、願ったものが何でも手に入る夢のような部屋だった。最初は戸惑う2人だったが、贅沢な望みを次々とかなえるうちに、欲望をエスカレートさせていく。子どもに恵まれずにいた妻は、ある日ついに部屋でその願いを実現させる。ところが、部屋で生まれたものは家から出すと消えてしまうことが判明し……。監督は「ルネッサンス」のクリスチャン・ボルクマン。
2019年製作/99分/フランス・ルクセンブルク・ベルギー合作
原題:The Room
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