伊豆大島GLOBAL NATURE CLUB 海ブログ

伊豆大島の海情報を、リアルタイムでお伝えします。

潜り納め。

2013年12月31日 19時30分17秒 | 日記

相変わらず強い西風が吹き、全員秋の浜に集合です。

例年、年末は都市型ショップの方達で大賑わい。 地元ガイド陣はチラホラ見えるだけ。

普段の秋の浜とは、かなり雰囲気が違いますね~。

さて海の中は、まだまだ南方系が頑張っています。

 

正面際のタテキン幼魚、何だか背びれ後半が切れています。かじられたのでしょうか?

 

正面のハゼ地帯には、ヤシャハゼも出ていました。

 

そしてチンアナゴ

1m近くまで寄る事ができます。

 

南方系ではありませんが、こんなシーンにも出会いました。

 

そして最後は本日のゲスト様。 2013年潜り納めです。

 

色々な出来事に振り回された1年でしたが、無事に大晦日を迎えられました。

お世話になった皆様・・・、ありがとうございました。

 

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いよいよお正月休みに突入~!

2013年12月27日 20時22分16秒 | 日記

今日は久々のファンダイブ、正面をゆっくり回ってきました。

水温は17°、透視度15m 水深30m付近では、まだまだネジリンボウが頑張っています。

3ヶ所確認しましたが、流石にホバーリングはしてません。

近くのカミソリウオのペア・・・  無事、年を越してくれるといいですね。

ちょっと”よそ者”も入ってますが、同系色という事で・・・ 

かなり疲れ気味のフタイロハナゴイ  激痩せ?

段落ちのミナミハコフグ

同じく段落ちのイソギンチャクモエビ、い~い所に居てくれました。

さぁ明日から、お正月休みに入った方達がお見えになります。

しばらく良いお天気が続きそうなので、初日の出も見られそうですね。 

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本年最後の連休2日目

2013年12月22日 21時06分12秒 | 日記

昨日は大西風、そして今日は北風。  ”左のハシゴ下”はこんな感じでした。

水深4mの海底間際まで、波によって作られた気泡が舞い降りてきます。

しかし、そんなコンディションでも潜れてしまう”秋の浜” 偉大ですね~。

とは言っても、それなりの技術と慎重さは必要ですが・・・。

さて1本目は”アサヒの根”へ行ってきました。

根のトップには大きなイズカサゴ

5~60センチになるカサゴで、とても美味らしく高級料亭で出される魚との事・・・

大島では、冬場を代表する魚でもあります。

根の中にはクジャクベラ幼魚ベニハナダイ

”正面際”にはニシキフウライウオも健在でした。

細身だったので一見♂かと思いましたが、どうやら♀の様ですね。 うっすら透けた腹鰭に卵が見えています。

”左の砂地”へ出て行くと何かが沈んでいます。 近づくと20センチ程のイシガキダイ若魚。

死後硬直は始まっていましたが、ほとんど傷は無く目もまだ透き通っていました。

一体どうしたのでしょう? 

以前、こんなシーンに出会った事があります。

口の中でキタマクラがパンパンに膨らみ相打ちとなってしまったアカエソ。(窒息死)

おそらく皮膚毒を持った魚を丸呑みしてしまったと思われるカエルアンコウ・・・ 。

(この時、カエルアンコウは悶絶していましたが、飲み込まれた魚はまだ腹の中で動いていました。)

 

台風26号の後、めっきり数が減ってしまったアブラヤッコ

”右駆け下り”で、ようやく1個体確認しました。

”正面のガレ場”で、ジッ!アカホシカクレエビを見詰めるウイゴンベ

決して食べたい訳ではありません。でも、半開きの口元・・・ チョット怪しいですね。(笑)

浅場で何時も立ち寄るイソギンチャク、このプックリ感大好きです。

日増しにミツボシの姿が減ってくる様に感じるのですが、南方系の魚には厳しい水温ですね。

”段落ちの壁”で、ちょっと珍しいシーンに出会いました。

立派なサザエが、海底から1m程上にある岩壁の隙間に居たのです。 しかも2個体。

普通は海底のゴロタの下側に張り付いているのですが、海底が泥っぽいので上に避難しているのかも知れません。しかし、餌となりそうな海藻は近くに見当たりません。

この冬どの程度海の中が回復し、生物達を育む海藻が生えるか気に掛かるところです。

 

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何故か?カメラが~~~!

2013年12月15日 21時59分51秒 | 日記

連日吹き続けている強い西風も、明日辺りからようやく弱まりそうです。 例年”年明けから吹き始める”と思っていたので、一ヶ月程気候がずれている様に感じます。北海道もやたらと荒れた天候が多いですし、やはり何か?変わってきてますね~。

さて今週末はガイドゲスト様ゼロ! そんな訳で、本日はセルフチームに混ざり1DOIVE潜ってきました。

気温は10℃に満たないのですが水温は少し上がって18℃、1~2℃の変化でもずい分楽です。しかし、海から上がってからが寒い!陽があるうちはまだ良いのですが、午後2:00を回ると”秋の浜”は陽が陰りメッチャ厳しいです。この時期は早めの行動・短めのダイビングがお勧めです。って言っても、中々守れないのですが・・・。(苦笑)

水温が少し上がったせいでしょうか?正面の砂地では、ヒレナガネジリンボウがやたらと巣穴から出ていました。5箇所位出てたのではないでしょうか。沢山シャッターは押したのですが、なぜか今日のコンデジ機嫌が悪く全て後ピン、まともな画像は一枚も有りませんでした。

そんな訳で、画像は水・木に撮ったものです。

右の30以浅にアサヒの成魚が2個体居ます。

近くにはハタタテハゼも数個体健在、ほとんど成魚に近いクロユリハゼも居ます。

ウミトサカには、ケラマやスミレ等南方系のハナダイ達。

ジッ!と、見詰められてしまいました。  こんな時、この子は何を感じてるのでしょう?

近くのヤギに隠れていたノコギリハギ

キレイなウチワ状のヤギをバックにと思っていたら・・・ 離れてしまいました。

転石に居たムレハタタテダイ 2匹で寄り添っています。

動きが鈍く、近づいても逃げる素振りがありません。寒さに耐えている様に思えました。

数は少ないものの浅場には、相変わらずキビナゴ?(イワシの子供)が群れています。

それを追ってきたナンヨウカイワリをマクロモードで激写!

 体高が有りスマートさには欠けますが、やはり精悍な顔付きをしてますね。

 

さて、明日で被災から2ヶ月。 土砂や流木は島の北側に集められています。そして、10年以上前に廃校となった北の山小学校のグランドでは、仮設住宅の建設が始まりました。明日は、そんな島内の変化を見て回りたいと思っています。

 

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週末の海

2013年12月09日 20時34分06秒 | 日記

天気は良かったのですが多少荒れ気味の週末・・・ 日曜日は、右からのエントリーが躊躇される程でした。しかし、北風の割には陸上が暖かく感じられたのは気のせいでしょうか?

さて海の中は 透明度10~12m、水温は16~17℃ やはりこの時期としては低いですね~。

ガイドゲスト様は2名、ゆっくり・ジックリ潜ってきました。

と言っても、中々新顔は見つからず代わり映えはしないのですが、マクロ中心で何とか楽しんで頂けた様です。

前日に、他のゲストの方と「最近、サガミリュウグウウミウシ見ないね~」なんて会話をしていたのですが、何と1本目から出現!

”噂をすればナントヤラ”って、海の中にも通じるのでしょうか? 面白いものですね。

正面際のクダゴンベ

5センチ程のまだまだ可愛いサイズです。

ユビノウトサカに隠れていたトサカガザミ

背中に”ハート?”今度よく観察しなきゃ~。 お客様の発見です。

浅場に居たアカヒトデをよく見ると・・・

数ミリの白いモノが乗っています。

余りにも小さいので、コンデジで撮って拡大してみました。

どうやらシャコの幼体に見えるのですが?  如何でしょう?

さて、明日は大荒れの天気になる予報です。 あまり降らない事を祈りたいですね。

 

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師走ですわ。 (*゜▽゜*)

2013年12月06日 21時06分17秒 | 日記

早いもので今年も残すところ3週間あまり、都会はクリスマスや年末商戦で賑やかな事でしょうね。しかし例年大島は、クリスマスもお正月もあまり派手な事はしません。それでも多少商店の店先では、イルミネーションが輝いていたりします。さすがに今年はそれも自粛傾向の様です。

さて、グローバルも今年は飾り付けをしない事にしました。少し寂しいかも知れませんが、お許しください。その分気合を入れて、今までやっていなかった大掃除をします。 うわっ!宣言してしまった。自分で自分の首を締める事になってしまうかな?(´Д` )

昨日・今日の海情報です。

水温は順調?に下がり、平均して17℃(昨日は一時16℃だった) 透視度は、12~15m

少し海の中も安定してきたせいでしょうか? 数週間前より南方系が目に付く様になってきました。

居なくなったと思われた浅場のアカハチハゼも、今日は1個体確認、”正面際”ではアブラヤッコタテキンの姿も見られました。まだチンアナゴも健在です。 しかしこの水温では年を越せるか微妙ですね。

この2日間天候に恵まれ、海の中はこんな感じ・・・

イサキタカベも回ってきて結構魚影は濃く感じられます。今日の午後、大沼氏は100匹以上のマグロの群れに巻かれたそうです。羨ましいですね~。

突然ですが「マグロ美味しい!」 美味しいと云えばこれ↓

私の手のひらぐらい、立派な大きさです。実は大島でアワビを見る事って、殆どありません。捕り尽くされているのか?餌となる海藻が生えなくなったからなのか?かなりレアです。 思わずカメラを向けてしまいました。

正面の巨大イロカエルアンコウ、寒いのでしょうか? 身を縮めていました。

浅場のカミソリウオもまだ抱卵中、今しばらく観察できそうです。

(繁殖が終わると消えてしまうんですよね。)

シマウミスズメ・・・ バックが綺麗だったので思わずパチリ!

相変わらず、スミレナガハナダイケラマハナダイの子供達が沢山居ます。

姿が見えなかったホシゴンベが2個体、サンゴに戻っていました。

浅場のマツバギンポ・・・全身出ています。

目いっぱいコンデジを近づけても微動だにしません。

自分が出ている事に気づいてない? そんなこたぁ~~ありませんよね。(笑)

エキジット間際、目の前を漂う小さな物体!よく見るとツマグロミノウミウシ・・・。

今回が、大島に来て2度目の出会い。 

かなりヤラセっぽい写真ですが・・・ コブシ程の石に乗ってもらいました。

 

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久々の海~!

2013年12月01日 20時22分42秒 | 日記

中々潜る時間が取れず、更新もできずに一週間が過ぎてしまいました。

水温は17度台に入っています。今年は、本当に水温の下がり方が早いですね。

さて、今週末は初ドライのお客様をマンツーマンガイド。 のんびりDIVEです。

経験本数は8本と少ないのですが、ドライスーツにもすぐに慣れて余裕のVサイン!

昨日は1本目秋の浜、2本目はケイカイ、そして今日は秋の浜2ダイブです。

まずは正面のニシキフウライウオ

♂は簡単に見つかったのですが、♀は目に入りません。近くに居る筈なんですけどね~。

正面のガレ場に居たインドヒメジイトヒキベラと鉢合わせです。

「お前見かけない顔だな~」(by-イトヒキベラ)とでも言いたげですね。

まぁ、インドから来た訳ではないのですが、南方系来遊魚ですからね~。

カンナツノザヤが居るらしい」との情報で探していたら出てきたのは・・・

ウデフリツノザヤ・・・ 個人的にはカンナより綺麗だと思っているので、これはこれで満足!

これから繁殖シーズンに入るので、比較的見付けやすくなります。

運が良ければ交接シーンも見られます。 

数が減ってしまったヤッコ類ですが、正面際にはこんなのが居ました。

シテンヤッコ、サイズ的にガレ場に居たのが移動してきたのかもしれませんね。

同じライン上にはキレイなニシキフウライウオ

よく見ると♀のようです。

数は少ないのですが腹ビレには卵・・・

目の出来た粒と真新しい卵もあるので、まだ繁殖行動は続いている様ですね。

正面の水深12m付近には大きなイロカエルアンコウ

体長10センチ以上、中々迫力有ります。

これからは、1センチ足らずの極小サイズが出る季節です。 

デカイロ君には悪いのですが、やはり可愛いチビちゃんを見たいですね。

 

さて台風26号の後初めて潜ったケイカイ、多少波が有ったせいでしょうか?

細かい粒子の沈殿物が舞い、透視度は6~7m。

一見普通のゴロタの海底も・・・。

フィンキックで、こんな感じになってしまいます。

元町周辺の沈殿物がかなり拡散している様ですね。

波打ち際には長さ7~8m、直径が30センチ以上有りそうな流木も打ち上がっていました。

 

大島では、これからの時期強い西風が吹きます。同時に岸近くまで早い潮が入れば

海の浄化も進むと思うのですが、この時期流れはあまり期待できません。

西側の海の中が安定するまでには、まだまだ時間が掛かりそうですね。

魚はそこそこ居ましたが、以前に比べれば少なめです。 

 

 

 

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腰痛にはダイビング?

2013年11月24日 18時34分54秒 | 日記

雲一つない晴天!そして、気持ちの良い海でした。

しかし、今年は水温が下がるのが早い様に感じます。例年なら12月中頃の水温ではないでしょうか?

ジワジワと、南方系の魚たちにとって厳しい季節がやってきますね。

さて今日は、”正面際”そして”右から左コース”のDIVEです。

午前中は波の影響でしょうか?少し白濁りしていました。

際には、相変わらずハナダイの子供達が沢山居ます。

ケラマカシワハナダイそしてフタイロスミレナガハナダイ

このトサカには7~8匹のケラマが群れていました。 この淡い色合いが大好きです。

チンアナゴも健在です。出現から二ヶ月近くが経ち、倍ぐらいの太さになっています。

トサカに絡んだノコギリハギ

上手くトサカの隙間から顔を出してくれました。

バックはきれいなのですが、魚にピンが来ていません。(>_<)

さて最後はマツバギンポ

この週末、誰かしらが居て中々近付けませんでした。

本日の最終DIVEでようやく確認!  かわいいですね~。癒されます。

 

さて、実は10日程前から、酷い腰痛に悩まされていました。

夜中、寝返りを打つ度に目が覚めてしまいます。 鼻をかんだり、くしゃみなどとんでもない事です。

歩く時も腰をかばいながらの状態でした。

こんな状態で週末を迎えられるのか?非常に不安でした。

しかし・・・何とか潜っているうちに、段々腰の痛みが軽減されてきたのです。

そして、3日目にして痛みが消えました。 椅子に座っていても辛かったのが嘘のようです。

水中は無重力、腰にも優しいんですね。 ヽ(´ー`)ノ

 

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活気溢れる秋の浜 

2013年11月23日 20時27分45秒 | 日記

今日も気持ちの良い青空が広がりました。

雪化粧の富士山、そして大室山の向こうには雪を被った南アルプスの山々も見えていました。

 

そんな晴天に恵まれた秋の浜・・・久し振りに大勢のダイバーで賑わっていました。

さて本日のお仕事は、昨日のお客様に2名新たに加わり、ガイドゲスト4名様、計DIVE。

1本目は”アサヒの根”へ・・・

数はかなり減りましたが、ケラマハナダイスミレナガハナダイベニハナダイの子供達は健在です。

クジャクベラのbabyも数個体確認できました。

しかし、クジャクベラよりナガサキスズメダイが目立ってますね。

DIVE目は右へ行ってきました。

久々登場のミナミハナダイ・・・ 大きくなりましたね~。

3本目は正面へ、しかし特に出物は何も無し・・・ 寂しかったです。

上がり際に見たユビノウトサカにはトサカガザミ・・・ 

この角度では確認できませんが、お腹に卵を抱えてますね。

エキジット間際、マダライロウミウシが海藻に付いて波に翻弄されていました。

岩の上に置いて”パチリ”

周りに生えているのはゴワゴワの海藻・・・ これに海底が覆われると他の藻類が生えてきません。

魚も貝類も食べれない海藻なので、生態系にも影響が出てくると思います。

この様な状態を”磯焼け”と言うそうです。 ちょっと心配ですね~。 

 

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リニューアル by-GIBA

2013年11月22日 20時55分59秒 | 日記

久々の海ブログです。 かなり間が空いてしまい申し訳ありませんでした。

なかなか潜りに行けない日々が続いておりましたが、今日は3名のゲスト様をお迎えして2DIVEガイドです。

まずは、今日の海況です。

秋の浜は、 晴天波無し、しかし水温は低いところが17℃台・・・平均して19℃です。ドライで潜ったのですが、2本目はインナーにトレーナーを追加しました。

透視度はこんな感じ! 水深30近い場所です。

結構、クリアーでしょ。  でも海底は、うっすらと土を被っています。

浅場は・・・・・ 

これは、ゲストの方が何時もヒメテグリがたむろする岩をキレイにしているところです。でもきっとすぐに沈殿してキリが無いでしょうね。(と言うか? まるで霧が掛かったみたいですね。)

さて今日見たものは、ざっとこんな感じです。

ニシキフウライウオ♀・オキゴンベヒメゴンベウイゴンベタテキン幼魚・ベニカエルアンコウニラミギンポアカハチハゼスケロクウミタケハゼクビアカハゼチンアナゴタカベ群れ・イサキ群れ・アカシマシラヒゲエビホシベニサンゴガニイソギンチャクモエビ・アカホシカクレエビ等など。

そしてこれは、↓・・・ ゲストの方が見付けてくださった カミソリウオペア~

ありがとうございましたぁ~!(^O^)

台風26号で無くなってしまった潜水旗を立てるポールも、リニューアルされていました。

モチーフは、可愛い白クマ君です。 ここで記念写真を撮る方が増えそうですね。

制作・設置を担当してくれた協議会の有志の方達に感謝です。m(_ _)m

 

さて、台風26号の災害から40日近くが経とうとしています。

直後は、一周道路もこんな感じでしたが・・・

徐々にガレキも片付けられキレイになってきました。

山の上から見た景色も大分変わりました。

倒壊した建物や折り重なるように散乱していた樹木や建材もキレイに片付けられ

下の方は平に整地されています。

しかし、黄色い重機が見える辺りは、まだ手付かずの場所も有ります。

先週末には、千人規模で捜索活動に当たっていた自衛隊の方達が全て撤退し、今では、応援に駆けつけてくれた各地の消防庁レスキュー隊員や警視庁の方達も殆ど見掛けなくなりました。

災害発生当初は、数百人規模で常駐していたマスコミ各社も11月に入り殆どが引き上げ、3~4人のチームで残っていたマスコミ関係者も目に付かなくなりました。

被災された家々からの要望で、大島社会福祉事業団が行っていた泥出しや家財道具の運び出し、清掃やゴミ処理等の活動も先が見えてきたようです。そんな訳で、来週初めには島外から来てくださっているボランティアの受け入れも一旦中止となるようです。これからは島の中でボランティアを募集し、被災者の細かいニーズに応えていく方向だそうです。

詳しくは、下記のページをご覧下さい。(伊豆大島社会福祉事業団ホームページ)

http://oshima.vc/archives/537

FBでも細かい活動の様子を知る事ができます。

https://www.facebook.com/oshima.saigaivc?ref=ts&fref=ts

 そんな中でこれからの大島の課題は

第一に、残された行方不明者(4名)の発見!

そして、被災した方達の生活立て直しへの援助や、仮設住宅の建設

一旦遠のいた客足を、いかにして呼び戻すか?(観光再生)

今後大雨が降る度に懸念される更なる災害に対する備えをどうするか?

 

さて、グローバルの西谷が中心となって、こんなセミナーも開催されています。

興味のある方はお時間のある時に、是非ご覧になってください。

http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/b30cecde2c8ab21b3488fe79509aad82

http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/61d295fa7a28777d5fa70851846e521c

海の事も陸の様子も気に掛けて下さっている方が大勢いらっしゃるにも関わらず、マメに更新できず申し訳ありません。

今現在のグローバルですが、10月末をもって石田が完全に退職し、海のメインは柳場、山は西谷が中心となって営業しております。手が足りなく皆様にはご迷惑をお掛けするかも知れませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。

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虹ならば・・・ by-GIBA

2013年11月12日 22時16分43秒 | 日記

11月に入り、夕日が海に沈む様になりました。

冬至の頃まで更に南下?します。

 

最終DIVEの前に見られた虹・・・。

虹の架け橋をくぐるかの様に、夢が駆け抜けて行きます。(白い点がJFです。)

打ちのめされる事も有れば、癒される事も・・・ 自然って凄い!

 

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少しずつ・・・。

2013年11月10日 20時43分28秒 | 日記

久々に潜ってきました。 ガイドゲストは3名、ポイントは秋の浜です。

3週間以上経ちますが、水中はかなり泥っぽいです。フィンキックに神経を使わないと、すぐ細かい粒子が舞い上がり視界を悪くしてしまいます。

モノ探しに余り集中できなかった事も有りますが、南方系の幼魚は殆ど目に入りませんでした。

26号前に比べ、かなり魚種が減っている様に感じます。

特に、ウミトサカイソギンチャク類がかなりダメージを負ったようです。

その原因は、きっとこれ ↓

午後に雨が降りだすと、瞬く間に茶色い雨水が海に流れ込んでいきました。

水中はこんな感じ・・・ (>_<)

茶色い水の中は視界ゼロ! 

きっとこの中に入ってしまったら、私でも方向感覚を失ってしまいます。

この状態は、水深12m、沖合50m程まで広がっていました。

しばらくは、雨が降る度にこの様な事が起こると思います。気を付けないといけませんね。

さて、余り嬉しくない話題から入ってしまいましたが、やはり海の中は楽しいです。

ざっと、見られたものはクビアカハゼ・カスザメ・大きなヒラメ・ニシキフウライウオ♂♀(IDC情報)・ベニカエルアンコウ・ニラミギンポ・ウメイロモドキ・カンパチにワラサ・イサキ、タカベ・・・

しばらく安定したお天気が続けば、海も徐々に浄化されていくでしょう。

陸も海も早く、以前の状態に戻ると良いですね。

腹ビレにタップリ卵を抱えたニシキフウライウオ・・・ 少し元気をもらえた様な気がしました。

最後に、今週末もボランティアに参加する為来て下さったセルフの皆様・・・

慣れない作業お疲れ様でした。 そして、心からありがとうございました。

 

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色々ご心配お掛けしました。<(_ _)> by-GIBA

2013年10月30日 20時49分23秒 | 日記

大きな災害をもたらした台風26号の通過から、2週間が経ちました。

そして今日・・・、ようやく社内の片付けに着手。

2回の台風で剥がれた屋根材や枯葉に小枝、ゴミの収集もままならず溜りに溜まった廃棄物。

焼却場に3往復し、やっとスッキリ!しました。

 

しかし元町地区では、自衛隊員の方達が中心となった行方不明者の捜索が今日も続き

あちらこちらから聞こえる重機の音と共に、倒木や土砂を山積みにしたトラックが

土埃を上げひっきりなしに通り過ぎて行きます。

台風通過直後に見た赤い車は、うず高く積み上げられた土砂の下に・・・。

大量のガレキは島内だけでは処理しきれず、島外への搬出も検討されているそうです。

 

さてグローバルでは、本日営業再開の日取りを決定致しました。

11月10日(日曜)より ファン及びセルフDIVEのご予約をお受け致します。

来週末は離島の予定が有り、それまではボランティア活動のかたわら

各ポイントの情報収集、トレッキングコースの安全確認等を行っていきたいと思っております。

本来ならば、一年のうちで最も魚が多く楽しい季節ですが

この様な状況の中、皆様のご理解とご協力をどうぞ宜しくお願い致します。

 

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皆様、ありがとうございます。

2013年10月18日 22時53分39秒 | 日記

この度の災害では、沢山のお見舞いのメール・お電話・そしてフェースブックへのコメント等々

本当にありがとうございます。

元町地区では沢山の犠牲者が発生し、今だ消息不明の方達の捜索が懸命に続いております。

また、直接の被害は受けなかった地区に於いても、ご家族やご親戚の中に犠牲者が出て

悲しみに暮れている方達も大勢いらっしゃいます。

そんな中ですが、幸いな事にグローバルでは全員無事に過ごしております。

ただ現在は、他のサービスの方にもお願いして、某テレビ局のお手伝いをしており

その為、殆どグローバルには居りません。そして、睡眠も最低限しか取れていない状況です。

色々と気に掛けて下さる皆様に、ご連絡を戴いても満足にお応えできず、又、今までの経過等について状況の説明もできず、大変申し訳ございません。 

まだまだ時間は掛かると思いますが、一段落したところで少しずつブログ上で今回の災害について

ご報告をしていきたいと思っております。

上の画像は、災害当日の夕方写したものです。 山肌が真っ赤な夕陽に照らされていました。 

一段と赤い部分は、今回の台風で斜面が剥がれ地面の露出した部分です。

何時もは夕陽に照らされる山を見て、ただ「綺麗だな~」と感動するだけですが

この時ばかりは、少し複雑な心境で眺めました。 

週明けには台風27号が接近しそうです。 

その前に、元町地区を中心に大規模な避難勧告が出る可能性もあります。

まだまだ落ち着かない日々が続きそうです。

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え~?10年に一度! by-GIBA

2013年10月15日 19時51分26秒 | 日記

午後8:00、すでに外は横殴りの雨が降っています。 今回の台風、明朝6:00勢力を保ったまま上陸するそうです。大きな被害が出ない事を祈りたいですね。

さて今日は、高速船が繰り上げ出帆になった事もあり、午前1DIVEガイドで終了です。午後は、早目に外周りを片付けました。

午前中の秋の浜、すでに雨がポツリポツリ!。

波立ってはいますが、充分入れる海でした。 

しかし、中は暗いですね。 透視度がいいので救われましたが・・・・・。

 

この季節、海が荒れると何故か?キビナゴイワシ類の子供達が岸近くに沢山集まります。

今日もついカメラを向けてしまいました。

本日、ゲスト様リクエストのヤシャハゼ

少し緊張はしていますが、20センチ近くまで寄っても凹まない実にいい子でした。

写ってはいませんが、勿論、コトブキテッポウエビと共生しています。

ゲスト様に、こんな感じで撮って頂きました。(^_^)v

ヤシャの近くにはこんなのも出現しました。

チンアナゴ・・・可愛いですね。   これも引っ込まないい~~~~ぃヤツです。

数日前、島のガイド仲間Hさんに教えて頂きました。ありがとうございました。

正面際は、相変わらずハナダイの子供各種が沢山居ます。

これは、スミレナガハナダイ。 体色は、ライトイエローとでも言うのでしょうか?それに、淡いピンクのグラデーションが何とも云えない可愛さを演出しています。

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