今日は、久々に柳場がブログを担当しています。これから少しずつ出番が増えてくると思いますので、どうぞお付合いの程、宜しくお願い致します。
さて、午前中は小雨のぱらつく8月らしからぬお天気、朝、家のドアを開けた途端 「涼しい~ぃ!」と思わず叫んでしまいました。予報では、弱いながらも北東の風・・・蒸し暑い日が続いていたのでチョット一息と言った感じです。
今日はナイトを含め3DIVE、1本目はゆっくり”正面際”を攻めてきました。まず沖へ出ていくと、定位置にニセボロカサゴが見えました。目に付けば寄らない訳にはいきません。
という訳で早速皆で囲んで撮影大会。
ライトでオレンジに照らされているのが、人気者のニセボロ君です。
私が近付くと・・・・・
魚って、よくアクビをします。特に余り動かないカサゴ類やカエルアンコウ等が、そんなシャッターチャンスに出会う機会が多い様に思われます。
彼らは、退屈なのでしょうか?それとも餌を呑み込む練習???皆さんはどちらだと思いますか?
そして、何故か1回では終わらずほぼ3回、なので写真を撮りたい時は1回目シャッターが切れなくても諦めずにカメラは構えて待つ事が大事です。
そうすれば・・・
こんな”大あくび”がゲット!できますよ。
(実は、もっと伸びをして大口を開けたのですが一寸遅れました。)
際の30メートルラインは、相変わらずハナダイ幼魚が沢山居ます。
種類だけでなく個体数も多いので嬉しいですね。
ウミトサカには、スケロクウミタケハゼが増えてきました。
全体的に霞んでいるのは、ソフトフォーカスで撮ったから・・・と言うのはウソで結露です。まぁ、これはこれで良いかなと自分で納得させました。
この時期、様々な生物が繁殖や子育てに勤しんでいます。
お腹の大きなアカハタ
そして、お腹に卵を抱えたアカホシカクレエビ
浅場には、傷付きながらも一生懸命巣を守るソラスズメダイも居ました。
梯子の傍にはイナセギンポ、口先が寸詰まりで面白いですね~。
さて、3本目は久々のナイトダイビング、ゲストの方にお願いして夜光虫撮影に挑んで頂きました。
その訳は、この時期、陸ナイトツアーで「夜光虫を見たい!」とのリクエストがとても多いからです。一般の方は、何だか得体の知れない、でも何か幻想的なイメージがする夜光虫に興味を惹かれる様です。そこで、画像でも紹介できないかと思った次第です。今の時期は一年のうちで一番夜光虫の数が多いと思われます。水中ライトを消すと辺り一面キラキラと輝いています。私達の吐き出す泡がキラキラ輝きながら水面に上がっていくのも、幻想的で、私自身いつも見とれてしまいます。
陸ナイトツアーでは、バケツに海水を汲んで掻き混ぜたり、水面を道具でなぞってみたりと、色々試行錯誤しています。しかし、水中で見るあの輝きと感動は到底お伝えできません。
それを何とかノンダイバーにもお見せしたい!
しかし、とても明るく見える輝きですが、画像には記録できませんでした。高感度カメラを持ち込まないとダメですね。ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。でも、綺麗でしたね~。(^_-)-☆
さて、私にとって、今シーズン初見のツノダシです。
明るいライトを当てられ、あっちこっちの岩にぶつかっていました。いや~申し訳ない。
久々のナイト、ネコザメの登場やイシモチ類の夜の輝き。砂地で眠るマダイやコロダイ、沢山のイセエビ、そして何と言ってもこの時間に潜ると夜が寝苦しくない。これ最高ですね。という訳で皆さん、突然ですがお休みなさ~~~い。
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