昨日は大西風、そして今日は北風。 ”左のハシゴ下”はこんな感じでした。
水深4mの海底間際まで、波によって作られた気泡が舞い降りてきます。
しかし、そんなコンディションでも潜れてしまう”秋の浜” 偉大ですね~。
とは言っても、それなりの技術と慎重さは必要ですが・・・。
さて1本目は”アサヒの根”へ行ってきました。
根のトップには大きなイズカサゴ
5~60センチになるカサゴで、とても美味らしく高級料亭で出される魚との事・・・
大島では、冬場を代表する魚でもあります。
根の中にはクジャクベラ幼魚やベニハナダイ
”正面際”にはニシキフウライウオも健在でした。
細身だったので一見♂かと思いましたが、どうやら♀の様ですね。 うっすら透けた腹鰭に卵が見えています。
”左の砂地”へ出て行くと何かが沈んでいます。 近づくと20センチ程のイシガキダイ若魚。
死後硬直は始まっていましたが、ほとんど傷は無く目もまだ透き通っていました。
一体どうしたのでしょう?
以前、こんなシーンに出会った事があります。
口の中でキタマクラがパンパンに膨らみ相打ちとなってしまったアカエソ。(窒息死)
おそらく皮膚毒を持った魚を丸呑みしてしまったと思われるカエルアンコウ・・・ 。
(この時、カエルアンコウは悶絶していましたが、飲み込まれた魚はまだ腹の中で動いていました。)
台風26号の後、めっきり数が減ってしまったアブラヤッコ
”右駆け下り”で、ようやく1個体確認しました。
”正面のガレ場”で、ジッ!とアカホシカクレエビを見詰めるウイゴンベ。
決して食べたい訳ではありません。でも、半開きの口元・・・ チョット怪しいですね。(笑)
浅場で何時も立ち寄るイソギンチャク、このプックリ感大好きです。
日増しにミツボシの姿が減ってくる様に感じるのですが、南方系の魚には厳しい水温ですね。
”段落ちの壁”で、ちょっと珍しいシーンに出会いました。
立派なサザエが、海底から1m程上にある岩壁の隙間に居たのです。 しかも2個体。
普通は海底のゴロタの下側に張り付いているのですが、海底が泥っぽいので上に避難しているのかも知れません。しかし、餌となりそうな海藻は近くに見当たりません。
この冬どの程度海の中が回復し、生物達を育む海藻が生えるか気に掛かるところです。
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