J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のスイーツ(キャラメルりんごと苺のスフレパンケーキ(ダブル)@星乃珈琲店 グランデュオ立川店)

2025年01月08日 | スイーツ


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、煌めく星が散りばめられたように空に輝いていた。今朝の気温は5℃で湿度が低く、西よりの風が吹いている。この時期らしい冷え込みとなった。出勤のために家を出ると、外はしんと静まりかえっていて、冷たい空気が肌を刺すように冷たく感じられる。乾いた風が凍えるように寒かった。
日野駅から電車に乗って新宿駅に向かう。新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出ると、地下道を歩いて職場に向かう。地上に出ると、外はまだ真夜中のように暗いものの、東の空が少し白々と明るくなっていた。

職場に着いて西側の窓から外を見渡す。暗い市街地の先には関東山地のシルエットが黒々と横たわっていて、正面にはほんのり朱色に染まった冠雪した富士山が鎮座しているのが見える。日の出の時刻を迎えると、東側の窓に降りているブラインドが朝日でオレンジ色に染まってきた。
日中は晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は12℃で湿度が低く、西よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、上空には雲が広がっているものの、眩しいばかりに降り注ぐ日射しの温もりを感じることができた。雲はゆっくりと北から南に流れているように見える。風が凍えるように冷たく感じられた。

今日は疲れた。年始ということに加えて、9連休の後だからか、精神的にかなり疲れた気がする。月曜日と火曜日は仕事の関係で帰宅するのが遅くなってしまったが、今日は比較的順調に進んだこともあり、いつもより少し早めに帰宅することにした。
職場を出ると、新宿駅に向かう。新宿駅から乗った電車は通勤快速電車である。12両編成になり、3月15日のダイヤ改正までの期間とはいえ、グリーン車が普通車扱いと同様に別料金無しで乗ることが出来るからか、これまでこの時間帯の中央線快速電車はかなり混んでいたのに、今は何とか吊革に掴まれる程度にまで混雑が緩和されている。通勤快速電車に乗ると立川駅で下車した。

ちょっと今日は気分転換と糖分補給を兼ねて、少し寄り道をしていくことにした。立川駅構内に直結しているグランデュオ口改札を抜けて、グランデュオ立川に入った。エレベーターで7階に上がり、レストランフロア「ごちそうダイニング」に到着すると、カフェ「星乃珈琲店 グランデュオ立川店」に入店する。


この店は以前、「タンタン麺セット」を食べた北京風中華料理店「随園別館 立川店」があった場所である。この店の跡地に一昨年の9月26日開店した。


店内は入口から見て左手手前に厨房があり、その周囲を囲むようにして4人掛けのテーブル席が3卓と2人掛けのテーブル席が20卓、1人掛けのカウンター席が3卓設けられている他、外の窓に面した2人掛けのカウンター席が3卓と1人掛けのカウンター席が1卓設けられている。出てきた店員に案内されて、奥の2人掛けのテーブル席に腰を下ろした。
席に座るとお冷やとカトラリー類が入った籠、紙おしぼり、伝票札が運ばれてきた。籠の中には、ナイフとスプーン+、フォークが入っている。

卓上にはメニューとシュガー、コールボタンが置かれていた。
メニューを見る。年が明けてまだ間もないこともあり、「御年賀珈琲」と記載されたコーヒーのメニューが卓上に置かれている。


裏面は「あこがれのブルーマウンテンブレンド」と記載されたコーヒーのメニューとなっていた。


それとは別に1枚のラミネートされたメニューには「冬のおすすめ」と書かれたメニューが記載されている。ちなみに裏面は白紙になっている。


グランドメニューも見る。いつも星乃珈琲店でお茶をするときはスフレパンケーキを注文するので、こうしてグランドメニューをじっくりと見る機会はこれまで無かった。


メニューを開くと、左面に各種コーヒーのメニューが記載されている。右側には紅茶、ソフトドリンク、スイーツメニューが記載されていた。


ページをめくると、食事メニューが記載されていた。


裏表紙には星乃珈琲のこだわりが記載されている。


卓上に置かれたメニュースタンドには珈琲のおかわりについて、一部の品物が半額になることが記載されていた。


裏面は「おすすめのケーキ」が記載されている。


コールボタンを押して店員を呼ぶと、メニューを注文する。注文したのは「冬のおすすめ」の中の「キャラメルりんごと苺のスフレパンケーキ(ダブル)」のドリンクセットである。ドリンクは「彦星ブレンド」とした。店員に「スフレパンケーキは焼きあがるのに20分かかる」と聞かれて了承した。ドリンクはパンケーキと一緒に持ってきてもらうことにした。ドリンクにはミルクを付けてもらうことにする。
パンケーキが出来るまでの間は本を読んで過ごすことにした。ビジネスリュックサックの中から文庫本を取り出すと、お冷やを飲みながら、本を読む。

しばらくして、パンケーキとコーヒーが運ばれてきた。パンケーキにはメープルシロップが添えられた。


さっそく籠の中からナイフとフォーク、スプーンを取り出す。
紙おしぼりで手を拭くと、最初に「彦星ブレンド」を少し飲むことにした。まずはブラックでコーヒーを楽しむことにする。


「彦星ブレンド」はメニューによると「程よい苦みを味わいたい方への重厚なブレンド」とある。焙煎されたコーヒー豆で淹れたコーヒーは苦みが強く、コクがあって美味しい。酸味はほとんど無くてほどよい甘みが感じられる。飲みやすいながらも、飲み応えがあって美味しい。
「彦星ブレンド」を半分くらいまで飲んでしまったところで、「キャラメルりんごと苺のスフレパンケーキ(ダブル)」を食べることにした。

二段に重ねられたスフレパンケーキの上面にはパウダーシュガーが振りかけられていて、シナモン風味の煮リンゴが2カットと苺のカットが3切れ、バニラアイスが載せられている。皿にはストロベリーソースがあしらわれている。


バニラアイスにはストロベリーソースがかけられてミントの葉が添えられ、苺のカットにはマカダミアナッツが散らされていた。


ほんのりと温かいスフレパンケーキからは湯気が立っているが、バニラアイスがそれほど溶けていないのは意外だ。試しにパンケーキをカットしてみた。


するとアイスが溶けて皿の上に落ちる。スプーンでアイスを掬って口に運ぶと、濃厚なバニラの味わいにストロベリーソースの甘酸っぱさがアクセントになっている。ミントの葉の香りが爽やかさを感じさせてくれた。
ナイフとフォークを手に取ってパンケーキを食べる。1枚のパンケーキの大きさは直径10センチ厚さ3センチほどある。パンケーキの表面は香ばしく、ふわりとした生地は優しい甘さが美味しい。パンケーキに載せられた煮リンゴのカットはシナモンの風味にリンゴのフルーティーな甘みが加わって、ジューシーな味わいである。苺はパンケーキに彩りと甘酸っぱさを添えていて、パンケーキの生地と一緒に食べると、粒々とした食感が美味しかった。

パンケーキの上段を食べてしまうと、下段はメープルシロップをかけて食べることにする。


メープルシロップをかけたパンケーキの生地に皿の上のストロベリーソースを含ませて口に運ぶ。メープルシロップのコクのある甘さにストロベリーソースの甘酸っぱさがアクセントになっている。生地のパンケーキの生地の中心部の生地はとろけるような舌触りが楽しめた。
パンケーキを食べ終えると再びコーヒーを飲む。コーヒーは味変をすることにして、ミルクを注いだ。ミルキーな味わいとコーヒーのコクが合わさって飲み応えのある味わいが美味しい。コーヒーを飲み干してしまったところで、コーヒーをお替りするかどうか迷ったのだが、あまり遅く帰るのも本意ではないので、お冷を飲みながら少し本の続きを読むことにした。

コップに残ったお冷やを飲み干してしまうと、身支度をして席を立つ。伝票札を持って店の入口わきのレジに進むと、代金を精算して店を出た。
グランデュオ口から再び立川駅構内に入ると、中央線下りホームに降りる。ホームに滑り込んできた電車に乗って日野駅で下車すると、改札を抜けて駅の外に出た。

上空には昨夜と同じ暗く澄んだ空が広がっていて、南の方角に月が浮かんでいる。昨日の月よりも少し膨らんだような半月は煌々と光を放っていた。信号を待っていると、塵ひとつ無い風がスースーと通り抜けていく。透き通った冷たい空気が冴え渡るように感じられた。

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