J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のラーメン(海老玉ラーメン@揚州商人 町田店)

2024年06月22日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れのち曇り。昨日梅雨入りした関東は、早くも梅雨の晴れ間を迎えた。
今朝は8時に起床した。昨夜の職場の懇親会ではあまり酒は飲んだつもりはなかったのだが、それでも久しぶりの酒席で、二日酔いになったらしい。目が覚めてもしばらくはぼうっとしていて、目が覚めた気がしない。

カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には薄い雲が青空とマーブル状に広がっていて、日射しが降り注いでいる。ベランダに出ると、心地よい風が吹いていて、木々の枝が微かに揺れているのが見えた。遠くから鳥のさえずりが聞こえている。しばらくして、太陽に雲がかかってきて、日が陰ってきた。
昨夜は家に帰ってそのまま寝てしまったこともあり、朝風呂に入って汗を流した。目が覚めたところで、コーヒーを淹れて、アイスコーヒーにして飲む。ようやく頭も体もスッキリした。

日中は薄い雲が所々に広がっているものの、青空が広がって初夏の強い日射しが照りつけている。昼間の最高気温は31℃で、真夏日となった。やや湿度が高めで、温風のような南風が吹いている。日射しが熱いくらいに感じられた。
昼過ぎに親の入院している病院に向かうため、外出する。外に出ると、強い陽光を受けた景色が眩しく見えた。

日野駅から中央線と横浜線を乗り継いで町田駅に到着した。既に時計の針は午後2時を指そうとしている。考えてみれば、朝、アイスコーヒーを飲んだだけで、何も食べていない。そこで遅いお昼を食べてから病院に行くことにした。
小田急線町田駅東口のカリヨン広場に出た。正面にドラッグストアと銀行があり、その間を東に延びる市道を50mほど進むと、右手にラーメン屋「揚州商人 町田店」がある。


今日はこの店でランチを食べることにした。店内に入ると、正面奥に厨房があり、向かって左手に2人掛けのテーブル席が8卓配されている他、右手には3人~4人くらい座れる円卓が4卓配されている。出てきた店員に2人掛けのテーブル席に座るように案内された。このテーブルは隣のテーブル席と調味料置き場を共有する形で接している。
席に座るとコップに入った冷たいジャスミン茶が運ばれてきた。隣のテーブル席との間の調味料置き場には醤油と酢、具入りラー油、ブラックペッパー(パウダー)、鎮江香醋(穀物酢)といった調味料の他、箸と楊枝、紙ナプキン、メニュー、冷ジャスミン茶のポット、コールボタンが置かれている。テーブルの上にはメニューが並べられていた。

メニューの冊子の上にはラミネートされた期間限定メニューと店の会員の案内が記載された紙が置かれている。


期間限定メニューを店の会員の紙の上に重ねて、メニューを開く。


最初の見開きには麺の種類が4種類記載されている。


次の見開きには「春のお勧め麺」が記載されていた。今日はこの中から「海老玉ラーメン」を注文することにした。更に「餃子ご飯セット」を注文する。このセットは「お好きな麺」に「餃子(6個)」と「ご飯」が付く。麺はこれまでに食べたことのない柳麺(細麺)にすることにした。


冷ジャスミン茶を飲んでいると、料理が運ばれてきた。「餃子(6個)」にはタレ用の小皿が添えられた。


紙ナプキンを1枚取り、更に箸を取ると、さっそく食べることにする。


最初に餃子のタレを作ることにした。小皿に醤油を垂らし、その上から具入りラー油を適量垂らして作る。ラー油の具は唐辛子とニンニクである。


それから「海老玉ラーメン」を食べることにした。


「海老玉ラーメン」の麺に選んだ柳麺(細麺)は中国伝統の柔らかい低加水麺に手を加えているとのこと。ちなみに中国では細麺が主流とのことである。麺は塩スープに浸かっていて、麺の上に大きな海老玉が載せられている。この海老玉はサクラエビと小エビ、青ネギを玉子でとじたものである。仕上油には海老油を使用しており、スープには青ネギが散らされている。


まずはレンゲを取って、スープを飲んだ。澄んだ塩スープは優しい甘みと海老の旨みが感じられる。海老油の香ばしさがアクセントになっていて美味しい。
レンゲを置くと、箸をとって麺を食べる。細麺の手もみ麺はスープをたっぷりと絡ませて口の中に入ってきた。柔らかい食感の麺は、もちもちとした歯応えで美味しい。青ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。

海老玉は箸で崩しながら麺と一緒に食べることにした。大きな海老玉には小エビやサクラエビがごろごろと入っている。スープを吸ってふんわりとした食感の海老玉はジューシーで甘くて美味しい。海老の風味がふわりと香り、海老の旨味と甘みが玉子の甘さに絡まって口の中に広がる。小エビとサクラエビはプリプリとした食感で、海老玉に食感のアクセントを与えている。スープの旨味が海老と玉子の甘さを引き立てているように思えた。
麺を食べながら海老玉を食べる。ラーメンを食べていると、体が熱くなってきて、額に汗が浮かんだ。デイパックの中からタオルを取り出すと、汗を拭いながら麺を食べる。麺をあらかた食べ終えた頃には汗だくになってしまっていた。

ここで餃子を食べることにした。餃子は楕円形の皿に6個載せられている。


皿に載せられた餃子の表面にはキツネ色の焦げ目が付いていて、実に美味そうに見える。


餃子は「ご飯」で食べることにした。お碗に盛られた「ご飯」にはザーサイが添えられている。


餃子を1個、醤油とラー油で作ったタレにたっぷりと浸した。


これをライスの上に載せてかぶりつく。


ツルンとした食感の皮の中には豚挽肉に刻んだキャベツやニラ、ニンニクを合わせた餡が包まれている。香ばしい食感の皮はモチモチとした歯応えで、口の中で肉汁がほとばしるように美味しい。ニンニクと醤油の旨味に唐辛子の辛味が加わって、箸が止まらない。固めに炊かれたライスは口の中でバラバラにほどけ、米粒1粒1粒に肉汁とタレが絡まって喉の奥に消えていく。米粒の弾力のある歯ごたえに餃子の味わいがマッチして美味しい。しかも餃子は1個が大きくて、ボリュームもある。1個の餃子でご飯が進んだ。
餃子を食べながらザーサイを箸休めに食べる。ツルンとした食感のザーサイはしんなりとした食感で、ほどよくジューシーな味わいである。ザーサイと餃子、ご飯を交互に食べていると、餃子が無くなる頃にはライスも無くなってしまった。

最後にラーメン丼を傾けてスープを飲みほして完食。美味かった。満腹である。コップに残った冷ジャスミン茶も飲み干すと、テーブルの上に置かれた伝票を持って店の入り口脇のレジに進む。代金を清算すると店を出た。
外に出ると、太陽は雲に隠れて、日が陰っていた。小田急線町田駅の改札を抜けると、藤沢行の快速急行に乗って、実家に向かう。午後になって次第に雲が広がってきた。雲の厚みも増してきて、日射しも無くなった。

実家に寄った後に、今度は親の入院している病院に向かった。面会を済ませると、病院の外に出る。夕方になって、上空にはどんよりとした雲が広がってきた。湿度が高く、湿気を含んだ強い南よりの風が吹いている。日射しが無いものの、蒸し暑くて汗をたっぷりとかいてしまった。
辻堂駅から電車を乗り継いで帰宅の途につく。日野駅に着く頃には既に日は沈んでいて、上空には薄藍色の空が広がっていた。空の下を綿をちぎったような雲が浮かんでいる。南よりの風が吹いていて、昼間ほどではないが空気がムシッと感じられた。


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