
今日は晴れ。今週はクタクタに疲れてしまったこともあって、枕元の目覚まし時計のアラームが鳴っても、布団から出ることが出来なかった。カーテンから漏れる陽光の煌めきに耐えかねて、起床したのは10時半過ぎである。
カーテンを開けて空を見上げると、上空には青空が広がっていて、所々に大小の雲が浮かんでいる。昨日降った雨で濡れた路面は既におおかた乾いていたが、所々に黒いシミのように濡れた跡が残っていた。外は北よりの乾いた風が吹いていて、団地の前庭の木々の枝を大きく揺らしている。窓を開けると爽やかな風が室内に流れ込んできた。
日中は晴れているものの、雲が多くて日が陰る時間が増えてきた。昼間の最高気温は26℃で、4日連続の夏日となった。湿度が低く、午後から吹いてきた風が心地よい。団地の前庭のタンポポの黄色い花が風に吹かれて揺れている。木々の茂みの中からは鳥のさえずりが聞こえていた。
午後になって買い物のために外出する。上空の雲は西から東に流れていて、日が傾いてくるにしたがって、再び強い日射しが照りつけてきた。風は涼しいものの、湿度が増してきて、少し蒸すような陽気である。駅に着く頃には、汗だくになってしまっていた。
日野駅から豊田駅に移動する。電車は吉祥寺駅での人身事故の影響を受けて、ダイヤが乱れていた。豊田駅に到着すると、改札を抜けて駅北口にあるイオンモール多摩平の森に向かった。
イオンスタイルで買い物をすると、ちょっと休憩と水分補給を兼ねてお茶をすることにした。イオンモールの入口近くにあるカフェ「スターバックスコーヒー イオンモール多摩平の森店」に入店する。
店内のテーブル席を確保すると、ショーケースの前に向かった。ケースの中にはいくつかのケーキが並んでいる。ケーキを品定めするとレジに進んだ。
注文したのは今日1日に発売になった「キウイフルーツのレアチーズケーキ」である。ドリンクは同じく「The メロン of メロン フラペチーノ」を注文することにした。
スマホのスタバアプリにはReward eTicket1枚分のStarが集まっていたので、これをReward eTicketに交換してビバレッジを注文する。ケーキの代金はスタバカードで会計を済ませた。
レジでケーキの載ったトレーを受け取り、奥のカウンターに進んで、フラペチーノを受け取った。更に柄の長いスプーンとお冷やをもらうと、トレーにドリンクとお冷やを載せて確保したカウンター席に運んだ。
席に着くと、さっそく紙おしぼりで手を拭き、「The メロン of メロン フラペチーノ」を飲むことにした。
「The メロン of メロン フラペチーノ」はメロン果汁を使ったベースとミルクをブレンドし、角切りにした果肉感たっぷりのメロン果肉ソースを合わせ、メロンソースとメロンホイップクリームをトッピングしたフラペチーノである。
ストローを挿してフラペチーノを飲む。ストローを吸い込むと、まるでメロンを頬張ったような果肉感と芳醇な香りが口いっぱいに広がった。まるでメロンを食べているようなフラペチーノである。カップの底には赤肉メロンの果肉ソースが入っていて、濃厚でコクのある赤肉メロン果肉が味わえる。
その後からジューシーで爽やかな香りの青肉メロンの果汁を使用したベースとミルクが合わさった氷の粒が口の中に飛び込んできた。見た目に鮮やかなグリーンとオレンジ2つのメロンの美味しさを楽しめるフラペチーノはメロンらしい華やかで豊かな風味が美味しい。
ストローから口を離し、スプーンで表面のホイップクリームを口に運ぶ。メロン風味のホイップクリームとメロン風味のソースの組み合わせは、また異なった味わいのメロンが楽しめる。メロンのフルーティーな甘さにミルキーなクリームは舌触り滑らかで美味しい。初夏の訪れと涼やかさを感じさせてくれる。
「The メロン of メロン フラペチーノ」を半分くらいまで飲んでしまったところで、少し汗もひいた。ちょっと落ち着いたので、ケーキを食べることにする。
「キウイフルーツのレアチーズケーキ」は砕いた大麦ビスケットにレアチーズケーキを載せ、ホイップクリーム層を重ねてキウイフルーツのフィリングと大麦ビスケットをトッピングしたケーキである。
ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。レアチーズケーキはきめの細かい滑らかな舌触りで、濃厚な味わいで美味しい。レアチーズケーキの下に敷いた大麦ビスケットは、レアチーズの水分を吸ってしっとりとした食感である。
まろやかなホイップクリームの表面にトッピングされたキウイフルーツのフィリングは爽やかで、甘酸っぱくて美味しい。大麦ビスケットの香ばしい風味がアクセントになっていて、食べ応えのある味わいである。
ケーキを食べてしまうと、再び「The メロン of メロン フラペチーノ」を少し飲んだ。ちょっと落ち着いたところで、デイパックの中から読み物を取り出して、「The メロン of メロン フラペチーノ」を楽しみながら記事を読むことにした。
しばらく活字に目を走らせていると、フラペチーノの入ったプラスチックカップが空になった。プラスチックカップに紙コップに入った冷水を注ぎ、カップの中のクリームを綺麗に洗うようにして、冷水に溶かして口に運んだ。冷たいお冷やは微かにメロンのフルーティーな甘さにミルキーな甘さが感じられる。
再び活字に目を通していると、再びプラスチックカップは空になった。腕時計の針を見て、入店してから小一時間ほどが過ぎたことを知る。日もだいぶ傾いてきたので、食器を返却すると帰り支度をして店を出た。
豊田駅から電車に乗って日野駅に移動すると、改札を出て家路につく。上空にたなびく綿雲が夕日を浴びてオレンジ色に染まっている。強い南よりの風が吹いていて、湿度も高く、ムシムシとした陽気である。
家に着くと、風呂に入って汗を流した。ようやくスッキリした気分である。