「つつへ」の部屋

JA0PPE アマチュア無線の戯言

大感謝 T88JA

2021年08月29日 | アマチュア無線






キャプチャー画面のQSLカードですが、つい先日郵便で到着したものです。
DXCCのエンティティでいうとPalau(パラオ)になります。

このカード、QSOの日付を見ると実は2000年11月26日です、したがって今から21年前ですね。
以前も書きましたが、FT8を運用するようになって、こりゃもしかするとDXCCへ手が届くかもという淡い淡い希望が見えました。
現在のところ、LoTWでのWorked数は70です、だから後30エンティティをWorkedすれば、夢にも思わなかったDXCCの仲間入りです。
もっとも、最近は全然ニューをゲットできなくて、超足踏み状態が続いています、ニューがデコードされますがQSOができなかったりします。
多分、ハイバンドのビームアンテナが何とかなれば、そこそこの数を上積みできそうなのですが、広い土地に別宅を構えれば別ですが、こればかりはどうにもなりません。

それで、過去のQSOデータ(1回めの再開局--20年前レベルです)を調べて、何とかエンティティを上積みできなか、調べました。
前にも記載しましたが、CLUBLOGのエンティティ数とLoTWの数に乖離があって、CLUBLOGの方が多かったのですが、これは過去QSO(主にコンテストのQSO)でQSLカードを申請していないやつが原因でした。
3エンティティほど取り敢えずカード申請ができそうなので、やってみました。
ロシアの局は、現在ロシアは外国からの郵便は取り扱っていないのでという理由で郵便局からSASEが送り返されてきました。
もう一つの局はSASEを送ったけど、全く音沙汰なしです、まあこちらは帰ってくれば儲けものレベルですので。

最後の一つが、今回QSLカードを発行してもらったT88JAです。
こちらOPがJAの局でしたので、一番何とかなりそうな感じでした。
ただ、20年前のQSOなのでどうなるか心配でしたが、Webで検索したらQRVした局のコールサイン(JA)は分かりました、だけど現在のQTHが全然分からなくてお手上げになりました。
ご迷惑がかかると申し訳ないので詳細は記載しませんが、Webで色々と検索をしたら何とか連絡が付きそうな住所を突き止めました。
大変失礼とは思ったのですが、強引にその住所へSASEを送付してみました。
そうしたら、その局長さんから折返しメールが届いて、発行はOKだけど少し時間が欲しいとのことでした。
で、キャプチャーしたQSLカードが先日届きまして、貴重な1エンティティを確保できました感謝多々です。

※発行元の局長さんにご迷惑がかかる恐れがあるため、QSLカードの一部をマスクしました。











東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会

2021年08月28日 | アマチュア無線





巷では、東京2020パラリンピック競技大会が始まりました、開催の是非はともかく日本選手の活躍を祈ります。

ご存知のとおり、アマチュア無線の世界でも、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に協賛した記念局がQRVを続けています。

JARLのWebによると、記念局は下記のとおり合計21局です。
余談ですが、8J*OLYMPICはサフィックスが長すぎて、運用する側が大変なように感じました。
たまたま、ある記念局をSSBで聞いていたのですが、コールサインを言う時に少し滑っていました。
CWは、手打ちだとこの長さは閉口したのではと感じました、聞く方も最初は凄く違和感を感じました。hi

東京都西東京市等に開設運用する記念局:JA1TOKYO
各地方本部ごとに開設運用する記念局
 8J1OLYMPIC・8J2OLYMPIC・8J3OLYMPIC・8J4OLYMPIC・8J5OLYMPIC
 8J6OLYMPIC・8J7OLYMPIC・8J8OLYMPIC・8J9OLYMPIC・8J0OLYMPIC
海外向け記念局として開設運用する記念局
 8N1OLP・8N2OLP・8N3OLP・8N4OLP・8N5OLP・8N6OLP・8N7OLP
 8N8OLP・8N9OLP・8N0OLP

当局は、結果として8月27日(金)を持って、21局全てとQSOができました。

記念局の運用が始まってから、FT8で記念局がレコードされると、とにかくコールをして、一つ一つ未QSO局を減らしてきました。

で、オリンピックが終わって、パラリンピックが始まろうとした時点で、次の2局が未QSO局として残りました、8J2OLYMPICと8N7OLPです。

8N7OLPですが、苦労しました。
28MHzでEスポが発生した時にレコードされて、コールしたけど駄目でした。
でも、QRVしているから何とかなるだろうと高をくくったら、とんでもないことになりました。
まず、7エリアですが、当局から見ると鬼門なんですよね、PSKRのデータを見ると当局の電波は何故か7エリアでデコードされる率が低く感じていました。
さらに、8N*OLPは海外向け記念局の位置づけでしたので、FT8でデコードされるのが7MHzの海外向け周波数、あるいは夕方の18MHzとかで、QSOができないか、難しい場面ばかりでした。
結局、距離から言って3.5MHzか7MHzのFT8局内向け周波数にQRVしてくれないとどうにもならない感じでした。
でも8月21日の午後、遂に7MHzのFT8国内周波数にQRVしているのを見つけました。
千載一遇のチャンスでしたが、近距離のコンデションは最悪で、相手のコールサインがレコードされたりされなかったりでした。
でも、ともかくコールを続けたら、たまたま近距離のコンデションが上がったようで、15:00にQSOができました。
余談ですが、夕方近くになったら、急激にSNR(dB)が上がって来て、バンバン入感していました、もう少し待ってコールすれば簡単にQSOできたかもです。
その後、同じ日に10MHzでもQSOができました、できてしまえばこんなものです。

一番苦労したのが8J2OLYMPICです。
こちら、同局のウェブサイトで情報をみると、どうやらFT8にQRVしていないようでした。
さらにDXクラスターで過去情報を検索したら、どうやら7MHzのCWでQRVした情報を得ました。
それで、折にふれて7MHzのCWをワッチしたのですが、どうしても引っかかりません。
余談ですが、当局の設備だとSSBのパイルアップは絶対に勝てませんので、こちらは最初から諦めました。(というか、リグのマイク端子へはカバーをしてあって、マイクすら接続していません)
ところが、8月27日の朝、リグの電源を入れて、7MHzのFT8の様子を見ていたら、何と8J2OLYMPICのコールサインがJTDXのWantedの画面に表示されたじゃありません。
あわててコールしたら、3回ほど待たされましたが、無事にQSOができました、08:44のことでした。
あとで、同局のウェブサイトを見たら、FT8の運用を開始したのでよろしくと掲載されていました。
多分、FT8で運用を開始しれくれなかったら、QSOは無理だっと思います、QRVに大感謝です。
まあ、苦労するのもアマチュア無線の面白みですから、QSOまでのプロセスが楽しめました。

記念局も運用終了が見えてきたので、各局は最後の追い込みで一所懸命にQRVをされているようです。
HFの各バンド(FT8)をワッチしていると、どこかの記念局がレコードされるシーンが多いですね。
FT8はPCまかせなので、まだよいのですが、CWは大変なようです。
7MHzで延々とCQを出しているけど、既にQSOされた局が多いようで、空振りが続いていました。
それだけアクティブにQRVを続けてきたわけですから、各局へ感謝多々です。























アフリカ

2021年08月21日 | アマチュア無線




「やったー!!!」

FT8の交信で、相手からRR73が帰ってくる15秒間って、凄くドキドキすることがあります。
8月18日、そんなドキドキする交信をしまして、相手からRR73が帰ってきた瞬間、思わずバンザイをしちゃいました。

QSOした局は3B8CW、エンティティはモーリシャスです。
実は、これが当局にとって唯一無二のアフリカとのQSOでした、8月18日、13:04U、10MHzでのことでした。
これで、長年夢の世界だったWAC(Worked All Continents)が完成した一瞬でした。
WACと言えば世界の6大陸(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア)のアマチュア局と交信しQSLカードを得る、DXの入門アワードみたいなものですよね。
ビッグガンだったらもしかすると1日で楽々とでできるだろうし、まともな設備(特にアンテナ)を持っている局だったらそんなに時間がかからずに達成できるはずです。
でも、当局のように貧弱なアンテナでは至難の業なんです、1972年にJA0PPEを開局してから初めてのアフリカとの交信ですから。

過去にかすったことはあります、1回めの再開局の際に、確かCQ WW Cntest でアフリカが聞こえたので、必死にパドルをたたいたのですが駄目でした。
次は昨年のことです、2回めの再開局でFT8をやり始めたときに、10MHzでカナリア諸島がレコードされてコール、コールバックは帰ってきたのですが、結局RR73が帰ってこなくて、幻のQSOで終わりました。
あと、先日南アフリカがレコードされたのですが、いくらコールしてもかすりもしませんでした。

余談ですが、最初モーリシャスがアフリカとは知りませんでした。
レコードされた時に、どこの国かなとCQ誌の付録(HamNoteBook2021)見てビックリでした、アフリカじゃん。
にわかDXerは駄目です、プリフィックスとエンティティの関係が、全く頭に入っていません。
さらに余談ですが、モーリシャスってマダガスカルの東側洋上に位置するんですね。
ちょっとみ、これがアフリカの範疇だとは不思議です、まあ区切りの問題なのでしょうが。

今日、LoTWへQSOデータをアップしたら、即時にWorkedを確認できました。
考えてみると、相手の方が先にLoTWへQSOデータをアップしていたんですね、ありがたいことです。
できれば、次はアフリカ大陸内に存在するエンティティと交信したいです、これまた大変そうですが。

ということで、いささかはしゃぎすぎですが、ご容赦を。
これで、WACの申請ができます、相手局に感謝!

※DXハンドブックによると、モーリシャスはアフリカではQSOしやすい国のようです。
なにせ、伝搬路は海が多いので、当局のような弱小局には条件が良さそうです。
あと、安定した国なので、普通にQSL発行(今回はLoTW)を処理してくれましたし。
3B3CWは、アメリカにQSLマネージャーがいるようなので、記念としてリアルQSLカードも申請してみようかなと考えています。












75枚/85枚

2021年08月01日 | アマチュア無線





何の数字かといいますと、一つは7月30日に到着しビューロー経由のQSLカードの枚数、もう一つは到着した数に対して送り返すQSLカードの数です。

私は、FT8でQSOした場合、JTAlertにLoTWまたはeQSLのフラグが立っていればビューローへQSLカードを送りません。
DXの場合はこれで問題ないようですが、国内QSOの場合はほぼビューロー経由でQSLカードを送っていただけます。

30日と31日で、QSLカードの到着チェックと返送するQSLカードの記入を行いました。
75枚送り返しますが、全てがビューロー経由で到着したカードへの返送ではありません。
QSLカードのチェックをしていて、他のバンドでQSOしているデータでビューローへカードを送付していない分も追加で記載しているからです。
こうなると、国内QSOについては全てビューロー経由で発行してしまったほうが、面倒がなさそうに感じてしまいました。
この夏は、28MHzを中心にEスポでかなりの数のQSOをこなしているから後が怖いです。
余談ですが、この2ヶ月でJARLが販売しているログブックを1冊使い切りました。
日が変わると1行開けたり、尻切れQSOやその他のメモも記載しているので、1,000局QSOしたわけではありませんが、今までにないハイペースでした。

あと、QSOが尻切れになったQSO(私の判断として)に対して何枚かQSLカードをいただきました。
尻切れQSOのデータは、紙のログブックへ残しているので、基本的にはカードの発行はできます。
ただ、FT8を始めた頃はコールサイン、日時、周波数だけを記録していたので、SNR(dB)のデータが分からないQSOがありました。
今は、SNR(dB)の含めてデータを残しているので、問題はないようにしています。
1局だけ、返送できないQSOが発生しましたが、本当に申し訳ないです。

FT8では、QSOが完了するとJTAlertで自動的にeQSLとCLUB LOGへデータをアップロードしていました。
それを、31日から止めました、理由は30日にeQSL経由で届いたメールのためです。
7エリアの局からでしたが、QSOした憶えのないデータが登録されているので確認しろという内容でした。
確認したら、ハムログの紙のログブックにも、確かのそのQSOデータはなかったので、とりあえずeQSLのデータを削除しました。
なぜこんなことになったか、衰えた記憶を思い出すと、原因がわかりました。
30日に、苦情をいただいた局がJTDXへデコードされました、その周波数ではQSO済みでした。
そうしたら、JTDXはB4だけど、JTAlertはB4表示になっていませんでした。
それで、JTDXのログに記録を押してQSOデータをJTAlertへ送ってB4状態にしました。
良く考えたら、これでeQSLとCLUB LOGへQSOデータが登録されてしまったという、お粗末な話でした。
本来、QSOの電子データはソフト間で共有してくれるとありがたいのですが、文句を言ってもどうにもなりません。
それで、QSOデータの自動アップロードを止めて、後でまとめてアップロードに切り替えたわけです。
まあ、LoTWは後でデータをまとめてアップロードしているので問題はないですが。

暑い日が続いています。
自宅や会社はエアコンがあるのでOKですが、通勤時や買い物の途中は暑さがこたえます。